きょうは午前が県立吉川高等特別支援学校の開校式でした。これについては、データの処理に時間がかかるので、夜に書きます。午後からは同校の学習発表会があり、原之町では「憩いの広場」(元吉川町役場所在地)で「いきいきふれあい市」、すぐそばの福正寺でコンサートがありました。午後からのこの3つのイベントは時間帯では重なるところもあって、たいへんだと思ったのですが、どうしてどうして、それぞれが響き合い、人の流れもできて盛り上がりました。
県立吉川高等特別支援学校の学習発表会は午後1時から。原之町のイベントと開始時間がまったく同じで参加も少ないと思ったら、保護者や地域の人たちが100人以上集まって賑やかになりました。学習発表会は「吉川ドリームフェスタ2011」という名前です。きょうの同校の取組は開校式も学習発表会もすべて、「夢を求めて」が共通テーマでした。15人の生徒と教職員の気持ちが一つになって、バンド演奏もダンスも迫力があるものになりました。すばらしかったです。
「ふれあい市」は地域活動支援事業を活用した取組です。小山原之町町内会長さんから「ぜひおいで下さい」と誘われ、出かけてきました。地元の農産物が売られ、餅つきがあり、トン汁のサービスもありました。私が注目したのは、小浜屋さんのちんころ作りの実演と指導です。大勢の子どもたちが関心を持ってちんころ作りに挑戦していました。子どもたちから、伝統的なものにこうしたイベントの中でふれてもらうのはとてもいいと思いました。
福正寺でのコンサートは「旅の音楽家丸山祐一郎とこやまはるこの世界」。音の出る様々なものを使って、聴衆にも参加してもらうなかで音楽を楽しむ。こういうコンサートは初めてでした。私もホースを振り回し、風の音を出して演奏に参加しました。紙飛行機を飛ばす中で「風」をテーマにした演奏を聴くというのも初めて、子どもたちはほんとうに楽しそうでした。写真は雷の音、雨の音、カエルの鳴き声を聴衆に受け持ってもらい、「カエルの歌」を演奏しているところです。
コンサートから離れて原之町商店街に出たら、高等特別支援学校の生徒のみなさんが原之町の「いきいきふれあい市」に合流しようとしているところでした。学校の行事と地域の行事がうまくつながったいい日でした。