旧吉川町時代に誕生したコーラスグループ、「ゆりかご」が結成20周年を迎え、きょう、記念コンサートがありました。会場となった吉川コミュニティプラザ多目的ホールには区内外から大勢の人たちが集まりました。
歌を歌ってみたいという人たちが週に1回集まり、2時間ほど練習する。それを20年も積み重ねてきました。ゆりかごを代表して挨拶した常山ミサ子さんは、「練習に参加する時は、(心が冷静な日ばかりではなく)面白くないことがあったり、ストレスがたまっていることがあったりした日もあった。でも、みんなで歌うと心が晴れた」といいます。言われてみれば、歌を歌っている時のメンバーの顔は明るいし、目も輝いていましたね。
コンサートの第1部は沖縄の唄。「島人ぬ宝」「芭蕉布」など4曲を歌いました。第1部でメンバーが身につけていたドレスは沖縄の海をイメージして作ったといいます。みんなが明るく、一段と若々しく見えました。
第2部は会場の人たちと一緒に歌って体を動かす時間です。「おお シャンゼリゼ」に始まって、「いつでも夢を」「上越市民歌」などを歌いました。第2部の進行役は吉田薫さん、しゃべりもリードもよかったです。みんなで楽しんだのは、ドレミファ体操です。足を軽くたたく、ファイトのポーズをとるなどドレミファソラシドを体で表しながら歌を歌うのですが、スピードを速くすると間違えることもあって、笑いも。太っている私は、この体操をしただけで汗をかきました。写真は「ラ」です。
第3部は美しいハーモニーを聴かせてもらいました。詩人、国見修二さん作詞の「光」、金子みすず作詞の「草山」「私と小鳥と鈴と」など4曲を見事に歌い上げました。ゆりかごのみなさん、これからもずっとずっと歌い続けてくださいね。