先日から9月議会報告会を開催しています。一般質問でとりあげた災害対策を中心に報告しているのですが、今晩の会場では、今議会で注目されたほとんどの問題について私の見解を求められました。「地域事業費制度の見直しはほんとうに決まったのか。合併の約束事をこんなに簡単に破っていいのか」「一部で専門職を集めて基幹的な総合事務所とする動きがあるようだが、総合事務所の統廃合につながらないか」などです。真剣な議論が続き、とてもいい会になりました。
原発問題では福島県に子どもさん夫婦とお孫さんのいる方が、そこでの暮らしぶりを私や参加者に訴えられました。「行ってみると、一番かわいそうなのは子どもたちだ。運動会に行ったが、グランドにホコリが舞っていて心配した。洗面器でも靴でも外には置けない。新潟に戻ってきた時には、ここは別世界だと言って喜んでいた。何も考えないで生活できることはどれだけすばらしいことか」と。この方はまた、「柏崎・刈羽原発はどれくらいの規模かみんな知らないでいる。福島よりもはるかに大きい。事故が起きた時にどういうことになるかなどすべてのことが目に見えていない。もっと身近に感じて、考えないといけない」とも言われました。
きょうの日中は市役所で原稿書きをした後、柿崎区や吉川区で亡くなられた方のご遺族のところへお悔やみの挨拶に行ってきました。いずれの人も父や私がお世話になった人です。季節の変わり目なのか、先週から今週にかけて亡くなる人が多くなっています。