お盆の13日。暑い日が続いています。田んぼの稲の色もだいぶ黄色になってきました。私の好きな稲の匂いが漂い始めるのもまもなくです。
きょうは、朝からお昼まで「しんぶん赤旗」の配達・集金をし、昼食後はわが家と妻の実家の墓参りをしました。昼食は金沢から戻ってきた次男夫婦と一緒です。87歳の母が若夫婦のために赤飯を炊き、手づくりの漬物をご馳走しました。
母はときたま、昔のことを思い出して私たちに話してくれます。きょうは次男の連れ合いがどこの病院で生まれたかという話から私を出産したときのことを話してくれました。私をとりあげてくれたのは大島区竹平のお医者さんのところで働いていた女性で、現在は柏崎市で住んでおられるそうです。その人にとって私は産婆として赤ちゃんをとり上げた第1号だったのです。何となくうれしくなりました。
柏崎での墓参りは、義父が死んでから初めてのお盆の墓参りです。夕方の5時頃の時間帯、風がピタリと止み、ロウソクも長い時間灯り続けました。妻の実家の墓のそばにある百日紅が美しく咲いていました。親族間の語らいがあり、きょうしか見られない場面も。墓参りをめぐって何か書きたくなりました。