市議会主催の「市議会と市民との意見交換会」が清里区で開催されました。参加された市民は12人、議員の参加者は傍聴者を含めて12人です。お盆前ということもあったのでしょうか、なかなか人は集まりませんでした。
意見交換で市民側から多くの意見がだされたのは地域事業費制度の見直し問題です。「13区は、みんな計画的に予算執行をしてきた。旧上越市はリストアップもしないできた。なぜそうなったかという原因を明らかにすべきだ。20%カットした時に議会は追及していくべきだった。そんなことも何もしないで、議会は何をしてきたか」「市議会として地域事業費制度の見直しについて県の見解を求めたことがあるか」などの声が寄せられました。地域事業費制度の見直し問題はまだ終わっていないと感じました。
行政に対する要望も出ました。「地滑りとかで田んぼや用水がぬけている。山地の用水路など実費で田んぼを直すわけにはいかない。山地にも目を向けていただきたい」「配布物をもっと少なくしてほしい」「行政側もこういう会を(細かく)開催していただきたい」などです。
市議会は今回、清里会場のほかにもこうした会を開催しています。寄せられた意見や提案などを整理し、積極的に対応すべき課題については、検討を重ねていくことにしています。