日本共産党市議団は7月30日以来、今回の豪雨による被害状況の把握や市民の要望確認などで動いてきました。きょうは午前10時からこれまでの活動のまとめを行い、正午前に市長宛の緊急要望書を提出しました。
緊急要望書は馬場和明危機管理監に手渡し、私と上野幹事長が要望について説明しました。この要望書に基づいて、関係課や総合事務所などは直ちに避難勧告の実態などの調査活動などを始めました。動きは機敏です。要望書に盛り込んだ主な内容は以下の通り。
1.早急に激甚災害の指定がされるよう、国に強く働きかけていただきたい。
2.土石流や地滑りなどの危険地域での災害を未然に防ぐため、緊急対策を強めていただきたい。
3.吉川区川谷地区住民の生活維持のため、主要地方道上越安塚柏崎線、県道川谷十町歩線、県道大潟高柳線における道路の災害復旧が早期に行われるよう、県に強く働きかけていただきたい。
4.市内の被災地においては、避難場所の指示などが二転三転し市民に混乱を招いた地域がある。また、大出口川沿い、保倉川沿いの関係町内会で、隣接していながら避難勧告が出たところと出なかったところがある。今後このようなことのないように、市民への情報提供のあり方を即刻整備していただきたい。
5.防災無線が聞こえなかったなど、運用に支障があったところがある。早急に状況を調査し対策を講じていただきたい。
6.農道等の災害に伴い、秋の収穫作業ができないおそれのある地域がある。今後の稲作などに支障が出ないよう、早急に対策を講じていただきたい。
7.農地・農業用施設の災害復旧にあたっては、現地の状況について詳しい関係者の意見を反映させて対策を進めていただきたい。
以上