総務常任委員会視察の第3日目は三重県四日市市でした。3月11日以後、どこの地方自治体も防災対策の見直しを意識し、取組を開始しています。きょうの視察は、上越市以外の取組状況を初めて学ぶ機会となりました。
歓迎の挨拶をされた毛利議長は、「マグニチュード9.0を想定防災計画の見直しを考えている」とのべていましたが、危機管理室の説明によると、現在は見直しを図る前段階だということでした。具体的には、次の基本方針をどうするかについて、名古屋大学の川崎先生や三重大学の川口先生などからアドバイスをもらいながら検討をすすめているといいます。津波の新たな想定をどうするか、備蓄品の種類と数をどうするかなど課題はいくつもあると受けとめました。
四日市市は太平洋岸にある人口31万人の都市。大工業地帯をかかえ、面積も少ない等上越市とは条件の違いもありますが、注目したことがいくつかありました。そのひとつは、耐震型貯水槽の整備です。市内に224か所も設置されていました。また、拠点防災倉庫の設置も注目しました。地震が発生した時に5000人ほどの帰宅困難者が出るという想定のもとに設置しているとのことでした。
ところで、愛用のデジカメが急にトラブルを起こしました。昨年購入したばかりなのですが、スイッチを入れ、撮影モードにすると、常時ブルブル震えていてまともに撮影出来ないのです。明日には修理に出そうと思います。