きょうの本会議では、既報の防災ラジオ取得の議案も可決されました。今回の議案は総務常任委員会で賑やかな議論が行われましたが、その後、私たち議員団のところにある人から情報が寄せられ、それをもとに入札が公正に行われてきたかどうかを独自に調査してきました。しかし、現段階では判断できず、採決にあたっては退場しました。
寄せられた情報は、防災ラジオを導入した平成21年度からの関係業界の動きをまとめたもので、A4の用紙で14ページにも及ぶものでした。そこには「5月20日午後1時30分に●●において●×と面談し、23年度入札に関して協議を行いました」などと書かれ、協議についても「過去の全国の入札の経緯から、4400円で勝てる。保険をかけるなら、4350円で入札願いたい。▲△へのコミッションは1台200で願いたい」とじつにリアルに書かれていました。
私たち議員団は昨日、この人と会い、事の経過などを詳しくお聞きしました。しかし、今回の入札が公正でなかったとする決定的な証拠を得るには至りませんでした。ただ、防災ラジオの契約をめぐる動きについては信ぴょう性が高いと判断。それで今後、どういう展開になるかわからないので、現段階では棄権した次第です。今後の展開次第では、確実な調査ができる方法も考えなければならないかも知れません。