一般質問は3日目です。笹川議員の地域事業費制度見直し問題の質問に注目しました。同議員は上越市の地域事業費制度について、「合併時の約束事であり、拠り所だった。当時としては、考えられる最高の制度設計だった」と評価した上で、各地域協議会での説明、協議は「外堀から埋め立てるやり方でいかがなものか」と疑問を表明しました。そして、見直し問題の最終結論はどこで出すのかと質問しました。村山市長は、「設計した当時の考え方を大事にしながらも制度を見直さざるを得ない。これまで所管事務調査などで真摯に議論してきた。13区の地域協議会からは、全体としては一定の理解を得てきている。(最終結論は)7月上旬には私の責任において見直しを決定したい」と答弁しました。
さて、先日の総務常任委員会で質問が相次いだ防災ラジオの契約問題ですが、党議員団では過去3回の入札時の仕様書を入手し、予定価格の設定が妥当であったかどうかなどを分析してきました。しかし、入札そのものが公正なものであったかなど核心に触れる資料、情報は入手できず、これ以上の調査は無理と判断していました。ところが、本日の午後、ある人から、これまでの3回にわたる入札について実名入りで情報提供がありました。24日の本会議までにさらに調査を進めたいと思います。