ずっと気になっていた人がいます。十日町市松之山の高橋英一さんです。先月12日の未明、長野県北部地震で発生した地滑りで家ごと流され、救出された人です。高橋さんとは、旧吉川町時代、議員仲間として交流があり、ずいぶんお世話になりました。きょうの午前、見舞ってきました。
高橋さんは妹さんの嫁ぎ先に避難、その後は旧教員住宅に住んでいます。きょうは妹さんの家で久しぶりに再会しました。地震から1カ月と2日経ちましたが、とても元気で安心しました。家が流された時、軽トラックと除雪機の入った建物も流されたそうです。幸運にも、軽トラックと除雪機は全く無傷で、12日に1カ月ぶりに引き上げることができたといいます。引き上げにあたっては、村山邦一市議が行政側と交渉してくれ、助かったと話しておられました。写真は引き上げたトラックと高橋さん。
高橋さんが住んでいた中尾という集落にも出かけてきました。道路のあちこちに亀裂の痕があり、壁が崩れ落ちている家もありました。高橋さんによると、26軒のうち、7軒が危険で住めなくなっていて、旧教員住宅、親戚の家などに移り住んでいるとのことでした。下の写真の道路は中尾、雪原の亀裂は天水越で撮影したものです。