きょうも青空が広がっています。上越市ではきょう、明日と小中学校の入学式です。午前は吉川小学校の入学式に参加してきました。今年度の新入生は54人。1年生のクラスが2クラスなのは今の4年生が入学した時以来です。
今春から吉川小学校の校長は八島幹雄先生になりました。中嶋前校長と同じく地元吉川区出身です。式前に来賓控室で、八島校長は、「きょうはすばらしい晴れになりました。児童もハイテンションです。担任の先生の名前を告げられただけでも拍手が起きました。卒業式と違って、入学式はまったく練習なしですので、どんなハプニングがあるかわかりませんが、その時はお許し願います」と挨拶されました。行き届いた気配りをされるものだと感心してしまいました。
さて、入学式本番。担任の先生が先導して新入生が体育館に入ってきました。新一年生がうれしいのはわかりますが、担任の先生も笑顔になって、うれしそうでしたね。
お祝いの挨拶にたった八島校長は、新入生に向かって、「おめでとうございます」と声をかけたあと、新1年生にたいして「2つのお願い」をしました。
ひとつ目は、元気な挨拶をしてほしいということ。「朝起きた時、昼間人に会った時、家に帰った時などちゃんと挨拶をしてほしい。挨拶は人の心と心をつなぐ魔法の言葉です。挨拶で周りの人に元気を分けてあげてください」とのべました。
二つ目は、学校でやったこと、あったこと、見たこと、家の人に話してほしいということです。「お家の人はみなさんが学校で何をしてきたか楽しみにしています。学校では、自分の気持ちを相手に伝えることがとても大事です。みなさんはもう一年生ですから、自分の口で言ってください」と呼びかけました。
児童を代表して歓迎の言葉をのべたのは吉藤琴音さんです。昨年の駅伝などで、私は彼女の頑張っている姿を見てきました。きょうもいい挨拶をしていましたね。
吉藤さんは、「私たちはみなさんが入学するのを楽しみに待っていました。小学校は冒険の森やわんぱく広場などがあります。そこでは、楽しく遊べるし、みんなと仲良くなれます。また、小学校には、運動会・文化祭など楽しいことがたくさんあります。2年生から6年生までやさしいお姉さん、お兄さんがたくさんいます。わからないことがあれば何でもきいてください。明日から楽しみに登校してください」と新1年生に声をかけていました。