夕方、上越地域消防事務組合本部を訪問しました。今回の大震災では、いろんな団体の人たちが被災地で活動していますが、上越地域消防事務組合から派遣された緊急消防援助隊員の皆さんも被災地で頑張っていることを知りました。
第1次派遣隊が出発したのは、11日の午後6時59分。消火部隊5名と救助部隊5名という構成でした。新潟県内からは30隊、141名が派遣されたといいます。活動地域は宮城県石巻市、女川町及び周辺地域です。12日から14日までの3日間の間に、火災出動、人命検索、救出、被害状況調査などの活動をしてきました。救出した住民数は新潟県隊全体で556人にのぼっています。
これまで上越地域消防事務組合から派遣された職員は第1次派遣隊から第6次派遣隊まで合わせて64名です。第2次派遣隊からは救出数がぐんと減り、救急、遺体搬送の仕事がほとんどですが、命を救うために懸命の活動をしているとのことでした。人命検索などの活動では、水に浸かることも度々とか。野営テントの中で濡れた衣類を乾かし頑張っています。
きょうは被災地の写真や隊員の活動状況を撮った写真を見せていただきました。県内から派遣された隊員の皆さんの活動についてはマスコミではほとんど報道されていませんので、若干紹介します。