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涙の討論

 3月定例議会が予定より3日早く終わりました。これは今回の大地震で一般質問を中止したことによります。きょう、参考資料として、「一般質問通告一覧表」が配布されましたが、このなかには「6月議会でもとり上げられることなく終わる質問」もあることでしょう。率直に言って、私の質問項目もそうです。「幻の質問」となるかも知れません。

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 きょうの本会議では、まず、東日本大震災で亡くなった人たちに1分間の黙祷を捧げました。その後、常任委員長報告、討論、採決と続きました。

 討論で、ジーンときたのは上野議員の討論でした。日本共産党議員団を代表して新年度一般会計予算に関する討論をしたのですが、前段で、「私の実家は岩手県釜石市にあります。また親戚や友人・知人が多数被災地に居住しています。そんなことからたくさんの市民の皆さん方からご心配や励ましをいただきました。17日早朝、実家家族の無事を確認しホッとしていますが、親戚の家屋は津波で流され……せめて無事を祈る毎日であります」とのべました。この時、急に感情が高ぶったのでしょう、上野議員の言葉は涙声になりました。後で本人に確認したら、「どういうわけか突然涙が流れ、原稿を読めなくなった」とのことでした。

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 震災対策は超党派ですすめていく必要があります。きょうの議会では、今回の東日本大震災、長野県北部地震にどう対応するかが話し合われました。各派代表者会議においては、滝澤議長が議会としてどう動いたらいいのか意見をきかせてほしいとのべました。当面、議会図書室に「地震対策室」を設け、情報を共有していくことを確認しました。来週には具体的な行動について議論されるものと思います。また、総務常任委員会では、早い時期に長野県北部地震で大きな被害が出た大島区や安塚区を視察することになりました。

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2011年03月22日 23:52に投稿されたエントリーのページです。

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