今年度の上越市政のなかで一番大きな問題となりそうなのが地域事業費制度の見直し問題です。合併前上越市における地域事業が、14市町村の合併時に約束した事業費配分額を超過しそうになってきたことなどから村山市長は同制度を見直したいとして各区地域協議会などに説明してきました。きょうはこの見直し案が総務常任委員会に示され、質疑が行われました。
私は、「昨年の9月議会の一般質問や市民とのキャッチボールトークで、村山市長が見直し理由の第一に挙げてきたのが合併前上越市における配分額超過問題だ。どうしてこうなったかを点検するために、合併前上越市の地域事業の一つひとつがどうなっているか、金額の変遷を含め包み隠さず明らかにすべきだ。そこから議論は前に出る」と訴えました。遅くとも3月議会の総務常任委員会開催までに提出するよう求めましたので、どう対応してくるか注目したいと思います。また、地域協議会などに配布された資料には、土地開発公社問題の記述など誤解を招くものがあるとして修正を求めました。
きょうの委員会では残念ながら13区選出の4人の議員しか発言しませんでした。合併前上越市選出の議員からも積極的な発言をしてほしいものです。
きょうは雨が降って、霧と呼んだらいいのか、多く発生し、車を運転していてもライトをつけないと走ることが出来ませんでした。写真は大島区板山です。まだ、2メートルを超える雪が残っていて、ひんやりしました。
最後にひとつうれしいことがありました。先日、「春よ来い」に書いた「動物たちの足跡」を子どもたちに朗読してあげようと思うがいいかとの問い合わせをいただきました。もちろん、ご自由にどうぞと答えましたが、ありがたいですね。