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吉川区でも「市民の意見を聴く会」

 おはようございます。昨晩はパソコンに向かうことなく寝てしまいました。朝早くから市政レポートを作成し、印刷、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達、会議と続きました。人間の体は正直ですね。寝不足の時は信号を送ってくれるし、疲れればぐったりします。

 昨日の午後は上越地域消防事務組合の議会でした。2010年度の一般会計補正予算や新年度一般会計予算は第12次組合消防整備計画に基づいて編成され、関連議案とともに全会一致で承認されました。

 続いて行われた全員協議会では2010年の「火災・救急・救助の概況」が報告されました。火災発生件数は前年と同じで63件、2年連続で過去10年で最も少ない年となりました。救急出動、救急搬送は前年よりも増加し、「59分52秒に1回の割合で救急隊が出動」しています。救急出動の中で注目したのは労働災害による出動件数が前年の1.6倍(76件だったのが121件に)に急増したことです。この原因は「道路上での熱中症が多発したことのよる」ということでした。仕事で車を運転していたのでしょう。それにしても昨年の猛暑の影響はこんなところにも出るんですね。

 夜は吉川コミュニティプラザで、中山間地域振興基本条例素案について市民の意見を聴く会でした。参加者は吉川区、柿崎区が中心で、20人ほどでした。

 説明後、参加者からは、「条例を決めて提案するだけで、これを決めて、何々をするという段階ではないということか。県や国への働きかけの方向性はどうか。(困っている人たちに)救いの手を差し伸べるという将来的な手立てはないのか」「山間部で古い家屋を買い求めた地区外の方が大雪の対応ができずに潰れそうな感じの家があった。地区外から入ってこられる人たちには生活上のアドバイスが必要だ」「実態調査をこまめにやっていただく必要がある。議会でもやった方がいいのでは」「若い者が平場に下りて、年寄りだけが残るというのは姥捨てだ。このまま現在地に住み続けたいとする世帯が(前回調査よりも)増えていることは手放しで喜べる数字ではない」「コミュニテイが希薄化そのとおりだ。集落の高齢化にともない、市民が行きたいところに自由に行けることが第一歩だ。提案したい。安心安全、健やかなまちづくりにはまず人づくり、リーダー作りだ」などの質問、意見、提案が出ました。いずれも貴重な発言だったと思います。

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 市議会がこうした市民の意見を聴く会を吉川区で開催したのは今回が初めてでした。取材でカメラを回していた有線放送のSさんが、「いやー、新鮮でした。他区の議員さんの発言をこんなに聴けるなんて…」とのべていました。昨日の会の模様はケーブルテレビ2チャンネルで放映されますので、お楽しみに。

 昨日の新聞配達でわかったことですが、気温の上昇に伴い雪がくずれやすくなっています。雪崩発生危険個所を通られる方は特に注意してください。写真は大島区板山地内です。

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コメント (2)

所沢・おおぜき:

 所沢でも先日雪が降りましたが、アットいう間にとけました。上越ではまだまだ大変な積雪なのに驚いています。日曜版の記事も見ました。でも、雪の写真、法一さんのブログの写真の方が迫力があるような気がしました。
 春はもうすぐ、体に気をつけてご活躍を!

ホーセ:

 ありがとうございます。写真はプロには遠く及びませんが、たまに、自分でも「いいな」と思うものが撮れることがあります。

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2011年02月19日 04:39に投稿されたエントリーのページです。

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