上越市議会は昨年11月に議会基本条例を制定し、そのなかで市民のみなさんとの意見交換会を開催して、そこでお聴きした意見や提案などを市政に反映させる仕組みをつくりました。その「市民との意見交換会」が昨日、きょうと市内の3会場で行われました。議会基本条例に基づく「市民との意見交換会」は今回が初めてです。
私は今晩、浦川原区のコミュニティプラザで開かれた「市民との意見交換会」に参加してきました。参加者は議員、市役所職員も入れて20数名。そのうち一般参加者は6人でした。今回の意見交換会でテーマとなった地域活動支援事業では、「たいへん多くの人たちが関心を持ち、よかった」「この事業でこれからの浦川原区の方向性が見えてきた」と評価の声が出ました。注目したのは、Fさんの「地域活動支援事業は単年度で切れることを想定してつくってある。ひとつの取り組みを始めたら、自立できるまで補助してもらいたい。継続して事業がやれるよう制度設計してほしい」という発言です。これは同区内で結成された「お達者クラブ」による医療機関への送迎活動を念頭に置いたものでした。今後、この発言が課題調整会議、政策形成会議でどんな形で議論され実って行くか、発言をした人はもちろんのこと、聴いていた人も見ていくことでしょう。実れば、市議会の評価は高まるはずです。
家に戻ったら「しんぶん赤旗」日曜版編集部からファックスが届いていました。先日、大島区と吉川区で取材してもらった豪雪地帯での暮らし、豪雪対策などの記事が20日付の日曜版に掲載されるといいます。文章も写真付きでコンパクトにまとめてあり、とてもいい記事になっていました。日曜版が到着する木曜日が楽しみです。宣伝紙をいっぱい取り寄せ、多くの人たちに読んでもらおうと思います。