昨年の1月27日の日記で紹介した池田功さんの連載『啄木日記を読む』がこのほど新日本出版社から出版されることを知りました。今月の15日には発売となります。価格は1995円。
昨日の日刊「しんぶん赤旗」の宣伝では、「赤裸々さと煩悶、心情の吐露から見える新たな啄木像」「啄木の日記には、自身の生き方、性をめぐるさまざまな煩悶や社会への憤り、大逆事件の衝撃、社会主義への目覚めなどが正直かつ克明に記録されている。韓国の大学での講義への反響も紹介しながら、時代や国境を超えて感動を与える啄木の新たな魅力を読み解く。多くの啄木研究所の中でも日記を中心に論じた初めての評論」と書いてありました。どんな本になっているのか早く手にしたいものです。
池田さんは1957年生まれで吉川区吉井出身。現在、明治大学政治経済学部教授。国際啄木学会副会長です。数年前に吉川区で講演していただいたことがありますが、今度の本の出版を契機にいま一度話を聴きたいですね。