義父の告別式の日でした。親戚や業者仲間の人たちなど大勢の人たちに見守られて義父は旅立って行きました。導師を務めたのは曹洞宗のお寺さんです。同じ曹洞宗でも米山峠を越えると葬儀のやり方がちがいますね。柏崎では、参列者の焼香は2回ありました。遺体を火葬している間にお斎をはじめます。骨拾いは全員でやるのではなく、義姉夫婦と妻の、3人だけでした。
お斎の場ではスクリーンやプロジェクターなどを持ち込み、義父のここ数年の姿、米寿の祝い、家の風景などを映しました。義兄がスライドの説明を行いました。私はパソコンの操作係です。孫たちに囲まれて笑顔でVサインをしているところとか、昨晩、お寺さんから褒めていただいた家の周りのモミジは印象に残ったようです。お骨拾いに行っていた3人と家の留守番役をしていた人たちから、「ぜひ見たい」と言われ、柏崎の家に戻ってからも上映しました。
妻の実家で親戚の人たちと今後のことを話し合っていた時、吉川区の山間部に住む人から電話がありました。雪がたくさん降ってたいへんだ。若い者が仕事を休むと言っている。山間部の積雪が多い時に、そこだけでも救助の対象とならないのかと訊かれました。午後10時頃、家に戻ってびっくりしました。朝から雪が30センチ近く降り、除雪しないと車を車庫にしまうことができない状態だったのです。明日は山間部の様子を視察してこようと思います。