雷が落ちたわけでもなし、どこかで電線を切断する事故でもあったのでしょうか。今朝の停電にはまいりました。朝型人間の私にとって、朝の2時間はたいへん貴重な時間です。今朝はビラ1枚を作成するつもりでしたが、真っ暗。何よりも暖房が利かないとあっては、布団の中でじっとしているだけ、何もできませんでした。
きょうの市議会は、昼にお知らせしたように、北朝鮮の韓国への砲撃に抗議する決議を行ってから一般質問に入りました。TPP問題で武藤正信議員が市長に反対を迫りましたが、市長はハッキリと反対を表明しませんでした。「国民的な議論をさらに深めなければならない。そのなかで結論が出てくると思う」という言葉を聴き、なんとなく傍観者的な感じがしたのは私だけではないようです。ある議員は、「農都市上越のトップとしての立ち位置が見えなかった」と感想をのべていました。
きょうの登壇者は近藤彰治議員、杉田勝典議員等6人。スポーツ、ものづくり、高齢化社会への対応、事務事業の総ざらいなどそれぞれ、議員の持ち味を生かした質問が続きました。質問時間は実質30分。上越市議会では1回目だけ登壇、ここで質問の全項目をのべ、その後、質問席で一問一答となります。きょうの質問は時間の使い方も様々でした。1回目の質問をわずか4分で切り上げたのは江口修一議員、23分使ったのは永島義雄議員です。どういう答弁を引き出すか、それを考えての時間配分なのだと思いますが、私の今回の質問では一問一答方式をフルに活用したいですね。
中川議員や永島議員の質問を聴きながら、人口減少社会に対応した行政展開の重要さについて改めて考えました。子どもが減って、人口が少なくなる。働き手も少なくなって活気がなくなる。税収も減ってくる。いままでのような規模では行政展開が難しくなる。そういうなかでいかに市民の暮らしを守っていくか。本当に真剣に考えていくべき時代に入っていると思います。中川議員の質問や杉田議員の事務事業の総ざらいについての質問に対する市長の答弁はそういう点を意識したものだったのでしょう、力が入っていました。
昨日の非公開決定通知(脇野田駅移設問題でJR東日本が6月21日、新潟県と上越市に対して回答を行った際の3者協議の会議録などの情報公開請求にたいするもの)に関して、きょう、マスコミなどから声をかけてもらいました。何でこんなことを隠さなければならないのかといったものがほとんどです。会議録を作成したのが県ならば、県に情報公開請求したらどうか。市の当事者はメモをとっていたはず、それを公開させられないのかなどといった声が寄せられました。また、杉本敏宏前市議がブログで面白い分析をしてくれています。このまま終わりにはできませんので、近日中に対応を決めます。