昨日は第40回赤旗まつりに初めて参加してきました。40年近くも日本共産党の活動をしていながらまつりに参加できなかったのは牛を飼い、乳搾りをしていたからです。会場の夢の島公園はすごい人でした。こんなにも大勢の人が集うのを見ただけでも元気が出てきます。
会場ではまず新潟県のテントへ行き挨拶し、その後、書籍市へ行きました。一冊の本を買いかったからです。その本は参院選大阪選挙区で善戦した清水ただしさんの『いつもおおきに 清水ただしです』(日本機関紙出版センター)です。バナナのたたき売りをするなど、日本共産党候補のなかでも独自のキャラクターを生かして頑張っている実際の姿を知りたかったのです。書籍市のテントへ行ったら、なんと清水さん本人が売り子をやっていました。また、九条おじさんで有名になった旧東頸城郡松代町出身の蓑輪喜作さんとも会い、がっちり握手をしてきました。
続いて全国で約3000人の自治体議員の活躍ぶりを紹介したパネル、各種地方新聞、議会報告ニュース、後援会ニュースなどの展示コーナーを歩きました。びっくりしたことの1つは、上越市議団がくびき野森林組合と懇談している写真が貼ってあったことです。
そして、もうひとつ、私の市政レポートも展示してあったのです。事前に話がなかったので、見た時はうれしかったですね。たぶん、毎週発行の継続性を評価されたのかと思います。後援会事務局の田子さんとともに記念撮影をしました。
各種ニュースの展示コーナーは時間をかけて、歩きました。個性的なレイアウトなど、より多くの人たちに読んでもらうための工夫がいくつも見られ、とても勉強になりました。そのひとつ、新聞配達の時に帯封をつくり、それに新聞の読みどころを紹介したものです。手書きの文章と読者を大切にする姿勢が気に入りました。
中央の舞台では市田書記長と作家、あさのあつこさんのバッテリートークを楽しく聴きました。あさのさんが、「いまの社会では、たった一言で流される傾向があるが、根っこを持って自分の頭を使って考えることが大事」と言うと、市田さんは、「人間のあり方も政党のあり方も根っこが大事。良いことは良い、悪いことは悪いと言えるようでないとダメですね」と応じるなど、心に残る言葉がいくつもありました。
夕方まで会場内をたくさんを歩いたら、足が疲れましたね。第5福竜丸の船体をみた後は、歌声喫茶で「乾杯の歌」「街」などを一緒に歌い、猿回しを見物しました。夕陽の写真も撮りました。ここの夕陽は海に沈まないんですね。ビル街に沈んでいくのがなんとなく不思議でした。夕陽というのは海に沈まないと……、気分が出ません。