大島区地域協議会を傍聴してきました。わずか30分ほどの傍聴でしたが、吉川区以外の地域協議会を傍聴するのも大事なことだと感じてきました。大島区地域協議会は要援護世帯除雪援助制度について独自の調査をしながら意見書をまとめてきたように、いろんな個別課題で積極的に自主審議し、意見書にまとめています。
今回は今年の2月定例会で提出を決めた「市道の安全施設を含む適正な維持管理」に関する意見書についての補足回答を市道路課の佐藤副課長が説明し、意見交換していました。今回の補足回答では、「市道を適正に維持管理していくことは、事故防止にもつながるため、全市統一した基準に基づき対応する必要がある」「同じような道路事情にある道路においては、同じ対応をとる必要があることから、維持管理の考え方をマニュアル化して道路管理にあたるとともに、職員による認識の違いが発生しないよう随時研修等を通じて統一を図る」としています。
佐藤副課長の説明によると、このマニュアルは今年度中に作成し、来年4月から運用していきたいとのべていました。また、「マニュアルは公表されるのか」との質問に「公表されていいものと考えている」と前向きな答弁をしていました。どんな内容が盛り込まれたマニュアルとなるのかわかりませんが、わかりやすさと柔軟性のあるものにしてほしいものだと思います。写真は説明する佐藤副課長です。
「大島やまざくら」の移動販売が苦戦している実態も明らかにされました。売上げのほとんどは大島区で、9月の販売実績は87万5000円でした。10月も10日までの実績で31万円。1日当たり8万から9万円の売上げがないと経営としては成り立たないと言われていますが、今の実績は3万円ほどです。総合事務所の片桐グループ長は、「浦川原、安塚など隣接区の商工会の理解を得ながら販売を拡大していきたい」とのべていました。むずかしい課題です。
地域協議会の最後に委員から、「大島小学校校舎は(耐震補強)工事をしてもらい、きれいになったが、(学校に入る道路から見て)正面のところの(塗装)壁がはげている。なんとかならないか」との声が出ていました。
地域協議会が終了してから、現地に行き、めがねをかけた女性の先生(たぶん校長先生かと思います)から説明していただきました。写真はいまいちですが、委員の訴えがよくわかりました。午後、市教委教育総務課に地域協議会で要望が出されたことを伝えました。早急に手を打ってほしいものです。
きょうも一日中、寒い日となりました。大島区地域協議会の石塚会長が挨拶で、「(大島区)菖蒲に雪が降りました」と言うと、「えーっ、本当?」という声が出ていました。このブログはストーブにあたりながら書いています。