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くちなはに 命吹き込む 悲鳴かな

 今朝の新潟日報を見たら、日報俳壇賞に妻の句が佳作として選ばれていました。俳壇賞の佳作に入ったのはこれで4度目です。
 くちなはに 命吹き込む 悲鳴かな 
 ヘビを見つけた人が悲鳴をあげたら、かえってヘビの方がびっくりしてスピードをあげて逃げていく、そんな光景が目に浮かびます。旅行に行っていた妻に携帯メールで「俳壇賞佳作おめでとう」と送信したのですが、返信なし。おかしいなと思っていたら、「電池がなくなっちゃった」とのことでした。おっちょこちょいぶりは私と同じ。どうして夫婦はこんなにもダメなところが似るのでしょうか。

 きょうも午前中は葬儀でした。葬儀場となったKさんの家は地元集落の人や親せきの人たち、友人、それに同級生などでいっぱいになりました。心配したKさんのお母さんですが、車椅子に乗ったまま、盛んに口を動かしていました。式が始まる前に、「おっかちゃ、びっくりしたろうね。大丈夫かね」と声をかけたら、「世話になったね、おら、びっくりして涙も出ね」。そういえば、私の弟が突然死んだ時も母は涙を流しませんでした。若い人が亡くなるというのは涙を奪うほど悲しい。

 午後からはデスクワークでした。ただお腹の調子が悪く、思うように仕事が進みませんでした。今週は議員団ニュースの担当です。原稿書きの方が一応終わったのは夕方でした。明日は新潟県庁です。腹の調子が戻ってくれればいいのですが。

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2010年10月11日 23:41に投稿されたエントリーのページです。

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