吉川区敬老会でした。本年度の対象者は1010人、そのうち330人の人たちが参加しました。昨年の対象者数はわかりませんが、昨年度よりも45人ほど参加者が増えたといいます。きょうの参加者の中で最高齢の人は塚田キヨさん、94歳です。私の従妹の嫁ぎ先のおばあちゃんなので、よく知っています。「ばあちゃん、きょうの参加者の中でトップに載っていたよ」と言うとニコニコ顔でした。
式典では主催者を代表して稲荷副市長が登壇、参加されたみなさんの戦前からの働きとご苦労に感謝するとともに、長寿を祝い、激励しました。稲荷副市長が吉川区のこうした行事で挨拶されたのは初めてです。まだ50歳前とは思えない貫禄を感じさせる挨拶でした。
来賓祝辞では岩崎副議長が挨拶、昨年亡くなられたお母さんのことにふれながら、健康を大切にしてくださいと訴えていました。私の出番は万歳三唱です。
いつも万歳の前に一言添えさせていただいていますが、きょうは、小さな子どもがまともに育つ上でじいちゃん、ばあちゃんとのつながりが大切だと訴えました。「ある発達相談員の方から聞いた話だが、子どもの言葉の発達がおかしくなっている。1歳半になっても2歳になっても口から出てくる言葉がとても少ない。また、感情のコントロールができない子どもが増えている。その背景には、子どもとお父さん、お母さんとのつながりが弱い。お父さん、お母さんがいなければ、昔だったら、じいちゃんやばあちゃんがいた。いまはバラバラになっている家庭が多い。じいちゃん、ばあちゃんがいないと子どもはまともに育たない、人間として成長しない。ぜひ健康に留意して力を貸してほしい」と訴えました。
式典後のアトラクション。ゆったりの郷従業員のみなさんによる「ゆったりの郷歓迎太鼓」で開幕しました。初登場の太鼓でしたが結構力強く、まずまずの滑り出しでした。その後は踊りと演歌です。吉川区内の踊りの会のみなさんの踊りの中からひとつだけ写真で紹介します。
次は演歌歌手、華かおりさんのショーです。「孫」からはじまってオリジナルソングまで心に響く演歌を聴かせてもらいました。
最後は湯ったりの郷従業員のみなさんによるオリジナル舞踊。恒例となった「麦畑」に加え、今年は新たな曲と踊りを披露しました。踊りそのものは炭坑節の踊りだと思いますが、ま、とにかく、仮装が面白かったです。スケベ代表もいれば、オバマ大統領もいました。それと、中村支配人の歌いっぷりも見事でした。これは動画でごらんください。
アトラクションが終わったのは午後1時過ぎでした。参加者のみなさん方が会場から出られる時、たくさんの人から声をかけていただきました。「おもしかったでね。ありがとね」「おまんの話は若いもんにも聞かせたい」「市政レポート、毎週楽しみにしているよ。がんばってね」「おらったりに来て、話してくんない」「ばちゃ、元気かね」。ずいぶん励ましていただきました。