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2010年10月 アーカイブ

2010年10月01日

直江津学びの交流館の竣工式

 びっくりしましたねぇ。10月に入ったというのにミンミンゼミが鳴いていたのです。場所は上越市浦川原区桜島。窓を開けて車を走らせていたら聞こえてきました。きょうは気温が28度くらいまで上昇して、セミも活動しやすかったのでしょうか。大島区田麦でも何というセミかはわかりませんが、鳴いていました。

 きょうは直江津学びの交流館の竣工式でした。ホテルの一部を買い取り、図書館にするということもあって様々な議論が起きた建物です。村山市長は挨拶の中で、「いろいろありましたが、私たちの財産として育てていきたい。歩いて行ける図書館はいいね、あの場所で会おうね、こんな言葉が交わせたらいいと思います。市民のみなさんは自分の使い方を見出してほしい」とのべていました。写真はテープカットです。

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 直江津学びの交流館は約13億7500万円の事業費をかけて完成。図書館だけでなく、世代間交流コーナーや直江津コーナーもあります。CDは1200点、DVDは700点そろえてあります。でも、一番の魅力は図書コーナーです。明るくゆったりした空間がとてもいい。蔵書冊数は11万6000冊だそうです。

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 写真は3階の郷土資料コーナーでの記念撮影です。右から党議員団の平良木、橋爪、樋口議員、そしてその隣は議会でおそらく一番の読書家である小林議員です。小林議員が手にしている本は、私の最初のエッセイ集、『幸せめっけた』(恒文社)です。

 きょうは午前の竣工式でも、午後からの葬儀でも懐かしい人と再会しました。交流館では旧吉川町時代、社会教育で大活躍してくださった山下優子先生や私の市議会常任委員会で論戦の相手となった高橋邦夫先生と会いました。高橋先生とは上越市の就学援助制度のしくみなどについて話をしました。地元町内会のMさんの葬儀。息子さんが私立高校の先生をしておられ、校長先生も参列されました。お経が終わってから、校長先生が私のそばに来られ、声をかけてくださいました。顔を見て驚きましたね、元県教委の高等学校課長のNさんだったのです。Nさんは私の学生時代のクラスメートでした。世間は狭い。

 日中は暑い日でしたが、夜は冷えます。先ほど外に出てきたら、虫たちの鳴き声がとてもきれいでした。あのアオマツムシの大きな鳴き声は聞えなくなり、コオロギなどの鳴き声がよく聞こえます。

2010年10月03日

今年もシロバナサクラタデに出合うことができた

 朝は5時過ぎに起床。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのですが、配達前に商業紙折り込み用の市政レポートの印刷をしなければなりませんでした。ところが、印刷前に昨日書いた「春よ来い」を読んで直したくなり、なんだかんだで1時間以上もかかってしまいました。文章は一晩寝かせると、かまいたくなるところが必ず出てくるから不思議です。

 きょうも暑くなりましたね。おそらく26度くらいになったのではないでしょうか。また半袖をだして着ました。車は窓を開けて走りました。10月に汗が出るような暑さになると、農家はいろいろなものを乾燥させます。きょうはある家で、唐辛子を干しているところを目にしました。

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 「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をしていてうれしかったのはシロバナサクラタデの花に出合ったことです。先週の配達の時に、この花の咲いているところはありませんかと何軒かで尋ねたのですが、咲いている姿を今年見た人はひとりもいませんでした。もう何年もこの花の開花を楽しみにしていたので、とうとう今年はダメかとあきらめていたら、1人の読者の方から「咲いていますよ」。

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 きょうは日本共産党頸城支部の新入党者歓迎会があり参加してきました。恒例となった日本共産党入党物語、そして活動体験談の報告は元新潟市議の今井ヨシイさんです。「真面目な人が真面目に生きてむくわれる社会にしたい」と頑張ってきた今井さん、きょうは県立病院での看護師さんたちの夜勤闘争のことや市議引退後の「まちかど健康チェック」の活動などのことをわかりやすく語ってくださいました。今井さんの話を聴いてからは楽しい懇親会です。手づくりの美味しい料理を持ち寄っての懇親会はこの支部ならではのものです。

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 写真はちらし寿司、レンコン、エビ等が入ったこの寿司は男性党員がつくったもの。あまりにも美味しいので、家への土産用に少しいただいてきました。

日本共産党長野県議団の議会報告会に学ぶ(3日その1)

 信州しらかば法律事務所から「しらかば」119号が送られてきました。学生時代からの友人である毛利正道弁護士が勤めている事務所のニュースです。

 このニュースには数年前から岡谷市出身の長野県議、毛利栄子さんの「県政さわやか報告」が載っていることもあって、毎回、楽しみにしています。

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 今回の報告には下諏訪で行われた党県議団の議会報告会のことが書かれています。現在、長野県議会にいる日本共産党議員は7人ですが、県内7会場で議員団全員出席して議会報告会をやっているといいます。これはぜひ全国に広めたい活動です。

 日本共産党議員が複数いる自治体では、たいがい、選挙時の地盤割に基づいた議会報告会の開催、それもそこにかかわりのある党議員だけが参加する形になっているのではないでしょうか。しかし、実際の議会の活動では、質問を分担し、常任委員会の所属も違うことが多い。それだけに、日本共産党議員団の活動を報告するには、メイン報告を地元出身議員が務めながらも全員で報告するのが一番いいと思うのです。どこの党議員団も各議員はそれぞれ個性があり、持ち味を生かした活動をやっています。それを有権者のみなさんからしっかりみてもらい、同時に様々な要望を議員団に寄せていただく。毛利栄子さんの報告を読みながら、そう思いました。

 下諏訪での報告会では、「7人が壇上に並ぶと壮観だ」「みんなで協力しながら県政改革を行ってきたことがよくわかった」などという感想が寄せられているといいます。上越市議団でも2回ほどやってみましたが、好評です。どんどん広げていきたいと思います。

連続して地震発生(3日その2)

 朝から大きな揺れが何回も起きています。先ほどの9時半過ぎの地震では震度5弱を記録したそうです。吉川区総合事務所の地震計では震度3段階です。きょうは越後よしかわ酒祭りですが、これから総合事務所に向かいます。

地震続報(3日その3)

 激しい揺れだと思ったのですが、総合事務所に行って確認したところ、吉川区総合事務所にある地震計の数値はそう高くはありませんでした。中越大震災、中越沖地震で体が敏感に反応するようになっているみたいです。

 6時37分の揺れ…震度3.1
 6時39分の揺れ…震度2.3
 6時52分の揺れ…震度3.0
 6時57分の揺れ…震度1.1
 9時26分の揺れ…震度3.2

 上越市は本日午前9時26分に災害警戒対策本部(本部長:稲荷副市長)を設置しました。同時刻に13区でも現地災害警戒対策本部を設置しました。なお、午後3時をもって警戒待機体制に移行しています。

 写真は吉川区総合事務所の警戒対策本部の様子です。
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 災害警戒対策本部へは平良木議員から出かけてもらいました。同本部のある木田庁舎からも遂次、市全体の様子が伝えられてきました。平良木議員からは、本部のある庁舎の正面玄関が開いていないことが報告されましたので、すぐに馬場危機管理監に開けるよう電話で求めました。

 上越市全体の災害発生状況は市のホームページに掲載されていますのでごらんください。

 午後2時過ぎ、吉川区現地災害警戒対策本部から区内の道之下地内で上水道の漏水が発生しているとの情報が入り、現地に向かいました。

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 夕方現在、今回の地震との関連はまだ確認されていませんが、復旧工事は続いています。
 

第13回越後よしかわ酒祭り(3日その4)

 きょうは酒祭りの日でした。ところが地震のため、こちらの予定はくるいました。会場へは防災服を着たまま出かけました。会場についたのは午前11時半過ぎです。よさこいなど当初予定していた写真は撮れませんでした。残念。会場に着いた時、吉川中学校吹奏楽部のみなさんの演奏が始まるところでした。同吹奏学部は3年生が抜けて1、2年生だけになって、きょうが初めての演奏だったようです。順調な滑り出しでしたね。


 酒祭りの会場には今回もたくさんのテントが並びました。

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 テント内で新たに販売活動を行ったのは区内では品和亭さん、区外からは東京吉川会のメンバーの皆さんです。東京吉川会はお菓子や東京スカイツリーのタオルなどの販売を行いました。また泉谷地域づくりのテント内では、竹を使った作品作りで話題になっている天林寺の橋爪宏さんや下小沢の「わんこ亭」も加わって一段と賑やかになりました。

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 地元出身の三島みどりさんも祭りを盛り上げてくれました。歌もしゃべりもとてもよかった。今回は休憩用テントの面積が広がりました。子ども席も大人席も満杯、三島さんに拍手をおくっていました。

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 祭りの会場では、大潟区在住で中学校時代の同級生のTさんをはじめ何人もの懐かしい人たちと再会しました。

 市政レポートNO1469号、「春よ来い」の第122回「コインランドリーにて」をアップしました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックしてごらんください。

 


2010年10月04日

サイ・イエンガンさんの歌にうっとり

 地震の方は、きょうは何もなくホッとしています。ただ、ちょっとでも揺れを意識するとぐらぐらする感じになってしまいます。ま、もう1週間は要警戒でがんばります。

 きょうは議員団会議で団ニュースの編集作業をやったあと、市民アンケートをどうするかなど話し合いました。9月議会の総括もしなければなりません。4人の議員団のなかで3人がブログを書いていますが、党議員団としての統一見解が必要なものをどう書いていくかなどについても話しました。

 午後からは誘われてサイ・イエンガン(崔岩光)さんの歌を聴きに行ってきました。場所は大島区の大山温泉あさひ荘。畳敷きの大広間での音楽会は初めてでした。サイ・イエンガンの歌を聴くのは吉川小学校での公演以来で、今回が2度目です。「宵待草」、「人形の家」、「愛する小鳥よ」など10曲ほど聴きました。声量が豊かなで、小鳥のさえずりのような見事な歌にうっとりでした。

 夜、地団研の先生に会う機会がありました。数日中に、今回の地震について研究会の人たちで意見交換されるとのことでした。今回の断層の動きや特徴についてどんな分析をされるのか聞いてみたいものです。

 

2010年10月05日

父の「計算」

 わが家の庭はいま、金木犀が満開です。車を止めて降りた瞬間、とてもいい匂いがしたのは数日前でした。きょうは一番いい色になったのではないかな。

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 どうです、素敵でしょう。わが家の庭には、春は桜、梅、ベニコブシが咲き、夏から秋にかけてには百日紅、ムクゲ、金木犀、山茶花と続きます。これらはすべて父が植えたもの。一つひとつの花が咲くたびに、「これはじいちゃんが植えた木だ」と思いだすことになります。父が一生懸命育てていたのは、生きている時に自分自身が楽しむためだと思っていました。でもそれだけではなかった。父のことだから、多分、死後も「みんなから思いだしてもらう」ことを計算していたのではないか、最近、そう思い始めています。

 きょうは午前中が牛飼いの仲間だったHさんの葬儀でした。夏の猛暑の影響がここにきて出て、高齢の人、病弱の人が次々と亡くなっているような気がしてなりません。Hさんは夏場は米を作り、冬になる前に出稼ぎに出ました。そして牛を飼うようになった。こうした点は父と同じです。学校は違いますが、確か、Hさんは父と同い年だったかと思います。Hさんのお連れ合いはわが家の隣の生まれ。ずっと親しく付き合いをさせてもらっています。母親似で小さい体をされていますが、きょうは、さらに小さくなったように見えました。

 お昼時間に母が最近見つけたという写真を見せてくれました。

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 写真はわが家が尾神岳の近くにあった時のもの。写真の裏には「昭和31年4月13日午後5時30分。曇。ネオパンSS」などと鉛筆で書かれています。撮影時間などの記録です。これらから判断すると、写真の家はわが家が新築された翌年の春の写真のようです。白い点々は雪ではなく、写真の傷みです。私の記憶の中にあった「芋どこ」「鶏小屋」「柿の木」を写真の中に見つけました。どなたが撮影してくださったのか、感謝です。

 午後はずっとデスクワークでした。途中で気分転換のため、柿崎区の下中山、小萱方面へ出かけてきました。目的はシラネセンキュウの花の撮影です。運良く、ちょうど咲いたばかりの花と出合うことができました。

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2010年10月06日

県職労中頸支部の総会に参加

 きょうは朝から夕方まで市役所で原稿書きでした。市政レポートの10日号はいつもよりも一日早く出来上がらせたいと思い、パソコンに向かいましたが、なかなか進んでいません。明日の午前までかかりそうです。

 夕方からは県職労中頸城郡支部の総会に参加しました。同支部の集まりに参加するのは今年の旗開きに続いて2度目です。上越市の学校給食調理部門の民営化が進むなかで、同支部幹部とは一緒にたたかってきた経過があります。牧田委員長などと懇談することができました。

 総会の会場は高田の高陽荘でした。懇親会が終わって、外に出ようとした時、玄関ドアーのそばにある芸術作品が目にとまりました。ひとつは横尾元則さんの「迷夢」。

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 黒い像からは眠りについている女性の美しさを感じます。もうひとつは村山陽さんの絵画です。長野県側から見た妙高山を描いた村山さんの作品は初めて見ました。高陽荘にはこの他、岡田清和さんのはり絵も展示されていました。こういう施設に芸術作品があるっていいですね。

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2010年10月07日

雁行確認

 今朝、吉川区と大潟区の境付近で雁行を確認しました。時間は5時51分です。

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 雁行を見たのは、ちょうど「しんぶん赤旗」日刊紙を配達中でした。毎年、この時期になると、車を走らせながら空を見てしまいます。雁を確認してから車をとめ、デジカメを取り出し撮影する。これを数秒の内にやらなければなりません。

 きょうは米山をバックに撮ることができました。幸運でした。雁はその後、大きく旋回して妙高山など頸城三山方向に向かいましたので、追いかけました。今度は妙高山をバックに撮ろうと10分ほど待ちましたが、残念ながら姿を見せてくれませんでした。

2010年10月08日

ツクバネの花との出合い、そして長野市へ

 おはようございます。朝の発信となりました。昨晩は午後11時過ぎに長野から帰り、疲れて眠ってしまいました。

 昨日は天気がよかったですね。週末は100キロマラソンなどで大忙しのため、午前10時頃までに市政レポートを作成し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をはじめました。秋晴れの下でコスモスの花がきれいに咲いていました。

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 途中で原之町の小山正昭町内会長さんからうれしいニュースが飛び込んできました。「六角山へ登ったらツクバネが花を咲かせている、感動した」というのです。私は図鑑でしか見たことがないので見たくてたまりません。咲いている場所をお聞きし、すぐに出かけてきました。

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 久しぶりに「野の花」に追加ができそうです。さて、昨日は楽しみにしていた長野行きでした。ブログの書き込みが縁で、参院選長野選挙区から出馬した中野さなえさんなどとだいぶ前に交流会をする約束をしていたのですが、とうとう実現したのです。

 中野さんとゆっくり話をしたのはもちろん今回が初めてでした。精力的にブログを書き、演説も情熱的な訴えをされる、それに何よりも花の絵が上手。私よりも年上ですが、会ってみたら、童話に出てくる少女のような雰囲気を持った素敵な女性でした。

 昨晩は中野さんだけでなく、衆院選北陸信越ブロックの比例候補だった山口典久さんや私のブログや本を読んでいてくださる妙高高原出身のHさんとも一緒でした。山口さんは一時体調を崩されたとお聞きしていたので、とてもお元気な様子を見て安心しました。3人で話したのは、中国や韓国への旅、日本共産党の後援会活動、「集い」の取り組み、仲間とのつながりを大切にした支部活動などです。たくさんのいい話が出たので、今度、長野市と上越市との交流会をやりたいねという話になりました。

 中野さんは、絵だけでなく料理もお上手であることを知りました。写真は中野さんが用意してくださった料理のひとつ、漬物です。魚料理など美味しい料理をいくつも用意してくださったのですが、写真を撮ることを忘れていました。申し訳ない。

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 上にぱらぱらと撒かれた青ジソの実が美味しくて、なんともいえませんでした。そうそう、中野さんにお会いしたら、ぜひ見せていただきたいというものがありました。野の花を描いた実物の絵です。中野さんの絵は選挙戦になると、リーフレットやビラのカットにもなるし、演説会場に展示もされるとのこと、すごいですね。昨日は話が弾み、見せていただくことをすっかり忘れてしまいました。次の機会の楽しみにしておきます。

懐かしい稲入れ風景

 昨日に続いて秋晴れ。きょうは朝から午後2時過ぎまで「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。途中で野の花やいろんなものが目に入ります。大島区の大山温泉近くを走行していた時、左側に稲がかかったハサが見えました。あれー、こんなところにもあるなと思って、さらに近づくと、何とハサから乾いた稲を下ろす作業をしているじゃありませんか。もう10年以上も見ていません、この光景は。懐かしくなりました。

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 きょうは熟れたアケビも見つけることができました。道路沿いで1個だけ見つけたので、車を降りて、写真を撮ろうとしたら、あるわ、あるわ……。収穫したアケビは、さあ、ごらんください。

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 一番楽しみにしていたのは、野の花です。大島区板山と吉川区上川谷の間は「野の花ロード」です。ノギク、ツリフネソウ、キツリフネ、シラネセンキュウ、ヤマトリカブト、サラシマショウマなどがあちこちに咲いていましたね。きょう、うれしかったのは数年ぶりにタイリンヤマハッカの群落に出合えたことです。エンゴサクのような花をつけ、すぐそばにはノギクもシラネセンキュウも咲いている。こんな場所はそうあるものではありません。

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 午後3時からは市役所で議員団会議でした。議会基本条例の検討、9月議会報告とアンケートなどについて話し合いました。

2010年10月09日

小雨降る中、えちごくびき野100キロマラソン

 えちごくびき野100キロマラソンの日。小雨がぱらついてちょっと寒い日となりました。でもランナーにとってはちょうどよかったのかも。午後1時半過ぎから3時半頃まで吉川コミュニティプラザ前広場で応援してきました。

 「ようこそ風の里 吉川区へ」というゲートをくぐって次々と走ってくる選手たちに拍手を送りつづけました。選手のゼッケン番号と名前が放送されると、ボランティアの中学生たちが声をそろえて応援していました。

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 顔を知っている選手が入ってくると応援にも力が入ります。「橋爪さん」と声をかけてきてくれたのは市役所職員の山岸さん(大島区出身)です。吉川区までの70数キロを走りました。よくがんばった。

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 今回のマラソン大会には吉川区から小池修さん、市村真理子さんなど6人の人たちが選手として参加しました。玄関前のテントのそばにいたら、ひとりの女性ランナーがほほ笑みながら軽く手をあげて走り抜けました。「感じのいい女性だな。誰だろう」そう思っていたら、なんと真理子さんでした。お連れ合いが迎える中、休憩所へ。

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 選手の中には上越市議会の近藤彰治議員もいます。私と同い年で、スポーツ分野を中心に頑張っている議員です。走る姿を見たらうれしくなって、20メートルほど一緒に走りました。

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 きょうは調子がいまひとつだったようで、「休ませてくれ」と言ってイスに座り、目をつむっていました。そのうち、「寒くなってきた。毛布頼むわ」と言います。保健センターまで行って保健師さんから毛布を借りてきて、彼の体を包み、抱きしめました。上野議員からの連絡によると、近藤議員は無事完走したそうです。よかった、よかった。

 私がいる間にもうひとり吉川区出身の選手が入ってきました。市村雅幸さんです。上越タイムスの記者をやっていることもあって、多くの人たちに知られています。テント前では、地元の原之町の人たちや吉川中学校の生徒のみなさんから激励を受けていました。

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 悲しいニュースです。市政レポートを商業紙に折り込んでもらうため、大潟区の新聞店へ行った時の帰り道、党支部の仲間から、「町田のKさんが亡くなっているのを父が発見した」との電話が入りました。大急ぎでKさん宅へ行きました。

 Kさんは独り暮らしでまだ48歳、糖尿病と闘っていました。彼のお母さんがわが家の隣の出身ということもあって、Kさんとは親しく付き合いをさせてもらっていました。お母さんは現在、特養ホームに入所しています。Kさんの早すぎる死を知ったらどんなに切ながることか。あまりにもかわいそうです。

2010年10月10日

梅原司平コンサートin上越

 梅原司平コンサートへ行ってきました。会場である頸城区の希望館大ホールは満席でしたね。梅原司平さんに関しては数年前に『愛は元気ですか』(たかの書房)とCDを買い、CDは車の中で毎日のように聴いてきました。でも、生で聴いたのは今回が初めて。伸びのある声と語りが素晴らしかった。いつも片想いばかりの青春時代、母親の死に目にあえず、あんちゃんから「やっぱり間に合わなかったか」と言われた話など、どの話にも心に響くものがありました。もちろん歌も。だから、テレビやラジオには出ない歌手であっても、コンサート会場にたくさんの人が駆けつけるのだと思いました。歌って、しゃべって2時間、久しぶりに味わった感動のコンサートでした。

 きょうのコンサートには先日、長野で交流したHさんの姿もありました。長野からはワゴン車に乗って7人もの人たちが頸城区までおいで下さいました。コンサートが終わって、Hさんから一人の男性を紹介してもらいました。長野県栄村の元村議、広瀬さんです。私が旧吉川町議時代に2度ほどお邪魔し、栄村の地域づくり運動について勉強させてもらったことがあります。その時の案内役を務めてくださったのが広瀬さんでした。「憶えていらっしゃいますか」とお聞きしたら、「もちろん、憶えています。貫禄がついたね」。うれしい再会でした。

 きょうは午前に地元集落のSさんの葬儀があり、いったん家に戻ってから、高田の花ロードを見に出かけてきました。何よりも見たかったのは、雑木を使った巨大な作品、「生命の樹」です。この作品は、メイン会場である雁木通りプラザ脇広場にあります。

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 数百、いや数千本の木を束ね、いのちの根が張り、樹となって上にも横にも伸びていく、その力強さが気に入りました。制作者の玉井隆さんとも再会しました。私の子どもと同世代の人で、きょうは着ているものもばっちり決まっていましたね。

 雁木通りプラザ脇広場に着いた時には吹奏楽の演奏が行われていました。

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 次に行ったところは第四銀行旧高田支店の建物です。内部が公開されているというのでのぞいてきました。銀行業務が行われていた時と違い、建物の柱、壁などがよくわかりました。金庫室や会議室なども素敵な空間でした。壁に展示されていた「郷土を築いた人々」の中に新潟県内で初の政治結社、明十社をつくった自由民権運動家の鈴木昌司のパネルがありました。鈴木昌司の住んでいた屋敷は現在のわが家のすぐ隣です。このパネルは全部読みました。

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 花ロードのかざりのなかには気に入ったものがいくつもありました。そのひとつを紹介しましょう。牧区の特養ホーム「沖見の里」のみなさんが作られたものなのでしょうか、「大月の棚田」というタイトルの作品です。棚田をよく表現できていると思いました。高田の街なかのイベントにこういう作品を出すこと自体がいい。

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 市政レポート1470号、「春よ来い」第123回「父の『計算』」をアップしました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックしてごらんください。

2010年10月11日

くちなはに 命吹き込む 悲鳴かな

 今朝の新潟日報を見たら、日報俳壇賞に妻の句が佳作として選ばれていました。俳壇賞の佳作に入ったのはこれで4度目です。
 くちなはに 命吹き込む 悲鳴かな 
 ヘビを見つけた人が悲鳴をあげたら、かえってヘビの方がびっくりしてスピードをあげて逃げていく、そんな光景が目に浮かびます。旅行に行っていた妻に携帯メールで「俳壇賞佳作おめでとう」と送信したのですが、返信なし。おかしいなと思っていたら、「電池がなくなっちゃった」とのことでした。おっちょこちょいぶりは私と同じ。どうして夫婦はこんなにもダメなところが似るのでしょうか。

 きょうも午前中は葬儀でした。葬儀場となったKさんの家は地元集落の人や親せきの人たち、友人、それに同級生などでいっぱいになりました。心配したKさんのお母さんですが、車椅子に乗ったまま、盛んに口を動かしていました。式が始まる前に、「おっかちゃ、びっくりしたろうね。大丈夫かね」と声をかけたら、「世話になったね、おら、びっくりして涙も出ね」。そういえば、私の弟が突然死んだ時も母は涙を流しませんでした。若い人が亡くなるというのは涙を奪うほど悲しい。

 午後からはデスクワークでした。ただお腹の調子が悪く、思うように仕事が進みませんでした。今週は議員団ニュースの担当です。原稿書きの方が一応終わったのは夕方でした。明日は新潟県庁です。腹の調子が戻ってくれればいいのですが。

2010年10月12日

新潟県庁で土木部長に陳情

 この間から食べたいと思っていたムカゴ入りご飯をようやく食べました。

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 うーん、いい香りだ。食べ過ぎないように、食べ過ぎないように……。ムカゴを採ってきたのは私、ご飯を炊いたのも私です。

 きょうは新潟県庁で新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)の土木部長陳情でした。議員連盟からは14人が出席し、歩道整備、交差点改良、防雪柵設置など20数項目について早期に実現してほしいとお願いしてきました。

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 野澤英之助土木部長は、「県の土木予算のピークは平成8年度で富士山と同じ3776億円だった。その後、財政状況が厳しくなって、いまは粟ヶ岳(1292㍍)ぐらいの高さ(平成8年度の約3分の1)になってしまっている。様々な工夫をしながら前に進めたい」と挨拶。その後、折笠道路管理課長が要望に対する説明を行いました。

 折笠道路管理課長によると、最も要望の多い歩道整備については、「県内全域から毎年300か所ほど要望が出てくる。そのうち、1年間に30か所ほどしか対応できていない。地域振興局から優先順位をつけて上げてもらっている」とのことでした。防雪柵に関しては、「新井柿崎線の総延長9.6㌔のうち、2.2㌔~2.3㌔に仮設も含めて設置している。常設のものは建設予算で、仮設については除雪の経費で対応している。実情を踏まえてやっていきたい」とのべていました。

 きょうの陳情では梶十文字付近の防雪柵設置の必要性について、宮崎会長、小山県議などが訴えてくれました。総合事務所で用意してくれた写真には地吹雪の中を走行する大型車などが写っていて、説得力がありました。

 市役所に戻ったのは2時前でした。少し休んでから、市政レポートに掲載する橋の取材で一級河川、櫛池川下流域にかかっている橋の写真を撮ってきました。新町橋、新橋、新大町橋を中心に撮影しました。流れは穏やかで、のんびりした雰囲気がありましたね。新町橋の欄干から川をのぞいたら、大きな魚が数匹、バチャバチャと動いていました。サケかも知れません。また、新橋の上流ではカモが群れとなって泳いでいました。写真は新橋です。

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2010年10月14日

矢野市議が県議選出馬へ

 朝の発信です。昨日は、午前に中山間地対策特別委員会作業部会で中山間地域振興基本条例(仮称)の検討が行われました。市民の定義の中に「上越市を訪れる市外在住の人」を含めるべきかどうか、条例の本文を「です、ます」調にするか「である」調にするかなどで活発な議論となりました。市民の定義については、上越市の自治基本条例で定めているものと合わせることで合意しましたが、文体をどうするかは委員会全体でもう一度議論することになりました。

 午後からは生活相談で動いた後、長野市議会との交流会に参加しました。直江津港振興専門員の井出高吉さんの講演を聴いた後、意見交換を行いましたが、大勢の参加者のなかでみんなが意見を出し合うには時間が足りませんでした。それと、講演を聴いた後でしたので、それにかかわる話題以外は出しにくい雰囲気がありました。ふたつの議会が交流するのですから、事前にテーマを決めておく等の工夫が必要だと思います。例えば、議会基本条例、長野市はすでに制定済みであり、上越市は制定前です。この問題で意見交換するだけでも有意義な時間となったはずです。次回までには交流会のあり方について提案したいと思います。

 昨日の交流会で初めて知りましたが、安塚区選出の矢野議員が来春の県議選に出馬する意思を固めたという情報が入りました。最初、本人がいなかったので本当かなと思ったのですが、遅れてきた同議員は、「明日の日報に載るけど、よろしく」と挨拶して回っていました。上越市議のなかから少なくても3人は出馬することになりそうな気配となってきました。日本共産党も早く候補者を決めなければいけません。

住宅リフォーム助成制度への期待高まる

 9月議会における上野公悦議員の一般質問に答え、村山市長が住宅リフォーム助成制度創設の検討を約束したことは前にお知らせしたとおりです。その後、建築関連業者などから市長に同制度の創設と制度設計についての働きかけが相次いでいます。

 10月8日には、上越建築組合連合会(加藤真一会長)など18団体が、「(住宅リフォーム制度を創設した自治体では)住宅工事の需要を喚起し、地元建築関連業者の仕事確保に大きな役割を果たし、経済波及効果を上げている」として、同制度を早急に導入するよう求めました。

 きょうは、上越民主商工会(宮崎陽会長)が同制度の創設と制度内容についての要望書を提出しました。これには日本共産党議員団から、党務のため都合のつかなかった樋口議員を除く橋爪、上野、平良木の3議員が同席しました。

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 同会は、住宅リフォーム助成制度の創設についての市長発言は、「市内建設業者だけでなく、建設業者以外の方々をも大いに励ましている」と評価。そのうえで、制度の創設にあたっては、地域経済の振興、地域経済循環型経済の観点を重視してほしいとして、①補助限度額を10万円程度とし、多くの市民が使えるようにしてほしい、②補助率は利用意欲がわくようにすること、また、市内中小建設業者に仕事が回るようにしてほしい、③他の制度の補助金と重なる場合であっても、対象としてもらいたい、④施工業者は市内に本店を有する法人又は住所を有する個人事業主とすること、⑤申請手続きはできるだけ簡素にしてほしい、の5点を申し入れました。

 きょうの陳情では業者のみなさんが生の訴えを行いました。「仕事がないのは初めてだ。いままでお客さんの方から声をかけられるのを待っていたが、現在は、細かくてもいいから何かないかと、こちらから声をかけている」(大工さん)「この制度があると、『こういう制度を使ってやらないかね』と訴えることができ、営業がしやすい。地域の活性化にも役立つのでぜひ実現してほしい」(左官屋さん)などの訴えに、応対した稲荷副市長は、「現在、制度設計に取り組んでいるが(すでに実施済みのところでは)考え方も様々だ。事例などを研究して取り組んでいきたい」ととても前向きでした。上野議員が入手した情報では、早ければ11月の臨時議会で、遅くても12月議会に同制度の実施予算が提案される見込みです。 

2010年10月15日

2010年度吉川区敬老会

 吉川区敬老会でした。本年度の対象者は1010人、そのうち330人の人たちが参加しました。昨年の対象者数はわかりませんが、昨年度よりも45人ほど参加者が増えたといいます。きょうの参加者の中で最高齢の人は塚田キヨさん、94歳です。私の従妹の嫁ぎ先のおばあちゃんなので、よく知っています。「ばあちゃん、きょうの参加者の中でトップに載っていたよ」と言うとニコニコ顔でした。

 式典では主催者を代表して稲荷副市長が登壇、参加されたみなさんの戦前からの働きとご苦労に感謝するとともに、長寿を祝い、激励しました。稲荷副市長が吉川区のこうした行事で挨拶されたのは初めてです。まだ50歳前とは思えない貫禄を感じさせる挨拶でした。

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 来賓祝辞では岩崎副議長が挨拶、昨年亡くなられたお母さんのことにふれながら、健康を大切にしてくださいと訴えていました。私の出番は万歳三唱です。

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 いつも万歳の前に一言添えさせていただいていますが、きょうは、小さな子どもがまともに育つ上でじいちゃん、ばあちゃんとのつながりが大切だと訴えました。「ある発達相談員の方から聞いた話だが、子どもの言葉の発達がおかしくなっている。1歳半になっても2歳になっても口から出てくる言葉がとても少ない。また、感情のコントロールができない子どもが増えている。その背景には、子どもとお父さん、お母さんとのつながりが弱い。お父さん、お母さんがいなければ、昔だったら、じいちゃんやばあちゃんがいた。いまはバラバラになっている家庭が多い。じいちゃん、ばあちゃんがいないと子どもはまともに育たない、人間として成長しない。ぜひ健康に留意して力を貸してほしい」と訴えました。

 式典後のアトラクション。ゆったりの郷従業員のみなさんによる「ゆったりの郷歓迎太鼓」で開幕しました。初登場の太鼓でしたが結構力強く、まずまずの滑り出しでした。その後は踊りと演歌です。吉川区内の踊りの会のみなさんの踊りの中からひとつだけ写真で紹介します。

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 次は演歌歌手、華かおりさんのショーです。「孫」からはじまってオリジナルソングまで心に響く演歌を聴かせてもらいました。

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 最後は湯ったりの郷従業員のみなさんによるオリジナル舞踊。恒例となった「麦畑」に加え、今年は新たな曲と踊りを披露しました。踊りそのものは炭坑節の踊りだと思いますが、ま、とにかく、仮装が面白かったです。スケベ代表もいれば、オバマ大統領もいました。それと、中村支配人の歌いっぷりも見事でした。これは動画でごらんください。

 アトラクションが終わったのは午後1時過ぎでした。参加者のみなさん方が会場から出られる時、たくさんの人から声をかけていただきました。「おもしかったでね。ありがとね」「おまんの話は若いもんにも聞かせたい」「市政レポート、毎週楽しみにしているよ。がんばってね」「おらったりに来て、話してくんない」「ばちゃ、元気かね」。ずいぶん励ましていただきました。

2010年10月16日

「しんぶん赤旗」日曜版に上越の記事掲載

 きょうは「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達と生活相談で一日中、吉川区にいました。今回配達した日曜版には上越も取材対象となった「並行在来線」の記事が掲載されています。

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 住民の足である並行在来線を維持していくためにはJRが経営分離せずにやっていってくれるのが一番です。国の支援も重要です。今回の記事は地域住民の足を守るためにはどうすべきかをコンパクトにまとめ、とても見やすいレイアウトで編集されています。ぜひお読みください。

 「しんぶん赤旗」日曜版は昨日から配達していますが、昨日は敬老会でアルコール飲料をいただいたので、歩いて配達しました。そのおかげで、野の花をじっくりと味わうことができました。まず、アキノキリンソウ、花盛りを迎えています。

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 びっくりしたのはホタルブクロです。8月半ばに見たのが最後だと思っていたのですが、10月の半ばだというのにまだ咲いているのがあったのです。わずか1つの花で、形はちょっと変わっていたものの、まちがいなくホタルブクロの花でした。よく今頃咲いたもんです。

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 きょうの配達はいつものように自動車に乗っての配達です。昨日の敬老会に参加した読者のみなさんからは、「お世話になりました」という声を寄せていただきました。とても楽しかったという感想も聞くことができ、喜んでいます。

 私の地元集落にあるお寺の庭には大きな銀杏の木があります。そこへ寄ったところ、銀杏がたくさん落ちていました。

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 秋は確実に深まりつつありますね。さて、生活相談が1件寄せられました。朝、吉川区伯母ヶ沢地内の県道で道路の亀裂が大きくなりつつあるので、すぐ手をうってほしいとの訴えがあったのです。お昼前に現場へ行ってきました。

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 亀裂の幅は約2センチ、長さは20メートルほどになっていました。すぐ崩れることはないとは思いますが、このままにしていくのは危険です。地元の人の話によると、路盤が弱い場所だということでした。月曜日の朝のうちに役所に連絡をとり、対応したいと思います。

2010年10月17日

大会新記録で旭ランナーズ連勝

 秋晴れ。暑くも寒くもなし、風もない。最高の駅伝日和でした。第6回吉川区駅伝大会(吉川町時代からの通算では第46回目)は11チームが参加しました。旧源農協前から旭生涯学習センターグランドまでの19.2㌔(9区間)のコース。序盤から早いペースでレースをひっぱった旭ランナーズが1時間5分55秒の大会新記録で優勝しました。

 今回の大会での最大の話題はリトルチャレンジャーズの参加です。吉川小学校5年生がチームをつくってがんばりました。また、親子や兄弟で走った人もいます。びっくりしたのは、竹内友幸さんや渡辺孝さんなどが選手として走り、その後、交通整理員の仕事もしていたことです。では、写真をご覧いただきましょう。旧源農協前でのスタートです。毎回、スタート写真はうまく撮れなかったので、今回初めて連写機能を使って撮ってみました。

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 中央保育所前の中継所でのタスキをつなぐ場面です。タスキをつなぐ写真も結構面倒です。この写真はうまくいった数少ない写真です。

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 今大会参加者のうち最高齢は原之町の木村富士男さんでした。大乗寺の山岸トマト前から竹直のライスセンター前中継所間を走りました。2㌔という短い区間ですが、7分53秒のタイムで区間新記録を達成しました。60歳を超えても若い人たちに負けない。相変わらずすごい選手です。

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 次の写真は優勝した旭ランナーズのアンカー、田中時弘さんのゴールです。2位の骨太チームに1分21秒差をつけました。ぶっちぎりの優勝と言っても良いでしょう。もっとも2位だった骨太チームのタイムも1時間7分16秒の大会新記録でした。大健闘です。

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 注目されたリトルチャレンジャー、アンカーを務めたのは吉藤琴音さんです。赤とんぼが舞い、大勢の選手や役員が見守る中、ゴールしました。記録は1時間27分15秒でした。

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 きょうは午後から2会場で「橋爪法一を囲む会」に取り組みました。除雪対策、米価などで質問、要望が相次ぎました。これらは、近いうちに整理して行政当局につなぎたいと思います。朝から声を出していたため、2会場目になったら声がかすれてしまいました。

 市政レポート1471号、「春よ来い」124回「焼いたカレイ」をアップしました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックしてご覧ください。

 

2010年10月18日

上越市も稲作農家に対する緊急金融支援実施

 午前中、直江津で議員団会議を行い、午後から地元の吉川区へ戻りました。市政レポートの号外配布のためです。

 私の牛舎と管理棟の広場の近くに柿の木があります。そろりともがなければならないなと思い、向かったら、たくさんの足跡があるのでびっくりしました。おそらく昨晩歩いたのでしょう。草の下にある砂利まで持ち上がっているところをみると、かなり体重のある動物です。イノシシである可能性が大きいと思いました。

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 きょう配布した号外の枚数は約50枚です。たまには1軒1軒手渡ししたいと意気込んで出かけたものの、老人会の旅行や大豆の収穫作業などで留守の家が多く、話ができたのは10軒ほどでした。「本人が配っていなるのかね」と言われた方が何人かおられましたが、時間があるならできるだけ自分で配布したいと思っています。ある専業農家の人から、「今年の稲作はたいへんだ。子どもに仕事がなければ、家で農業やってもらいたいと思っていたけど、これじゃ、田んぼやれとはいえない」と訴えられました。「春よ来い」を毎回楽しみにしているので、ぜひ続けてほしいと言ってくださる方もありました。次の写真は大豆の収穫作業です。

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 家に戻ったら、市役所からファックスが入っていました。干ばつや異常高温などにより苦境に立たされている稲作農家救済のために、市独自の利子補給などをこの20日から行うというお知らせです。

 具体的には新潟県農林水産振興資金への上乗せ利子補給と金融機関による緊急融資などの1年間無利子化です。申込期間は10月20日から来年3月いっぱいまで。これによって、稲作農家の人たちに来年の収穫期まで頑張ってもらおうというのです。関係農家のみなさんからは歓迎されることと思います。

2010年10月19日

新潟県立吉川高等特別支援学校、11月1日設置へ

 県立吉川高等特別支援学校の開校支援準備会(小山正昭会長)が夕方、吉川コミュニティプラザでありました。県教育庁義務教育課の特別支援教育推進室の赤松さんが報告しました。

 まず、学校の設置が10月15日の県議会で正式に決まりました。名称は新潟県立吉川高等特別支援学校です。地元からの提案を参考に決めたといいます。「吉川」という地名も入って呼びやすいとの説明でした。学校の設置は11月1日。この時点で学校長、事務長が決まります。ホームページも開設されるとのことです。

 来年度の募集は普通学級1学級、職業学級1学級、それぞれ10人程度を予定しているそうです。学級数については特別な支援が必要な生徒がどれくらいになっていくのかによって変わっていきます。学校の施設としては最大で12学級(3学年全体で)受け入れ可能とのことでした。職業学級は一般の会社に就職できることをめざす学級です。県では来年度、上中下越にそれぞれ1学級ずつモデル的に設置するとのことでした。入試は2月10日。今回は職員体制の問題もあり、県立高田養護学校で実施する予定です。

 生徒の制服も地元業者などの声も聞き、ほぼ決まりました。ご覧ください。

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 どうです、なかなかいいでしょう。赤松さんによると、近隣の久比岐高校などとの違いを意識して、紺系のブレザータイプにしたといいます。写真ではよく見えませんが、ズボン、スカートにはいろんな色が入っていて、チェックになっています。体操着、作業着などもほぼ決まったと報告がありました。

 学校は現在、耐震化等の工事が進められています。請負業者は管理棟がサトウ産業、教室棟が三牧建設工業、体育館が大島組、設備が山田商会、電気は信愛産業です。工事は1月14日に完了の予定。生まれ変わった学校の姿を早く見たいものです。写真は工事中の教室棟です。

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 市内でイノシシ出没のニュースが相次いでいますが、昨日もわが家の牛舎周辺で動き回っていたようです。新たな足跡で大きさを確認できるものを写真に撮りました。大きなものと小さなものがあるので、たぶん親子連れでしょう。写真は大きい足跡の方です。

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 きょうも午後から市政レポートの配布活動でした。約50軒を訪問、10数人の方と対話ができました。途中、オヤマボクチ(ヤマゴボウ)の花と出合いました。いつも感心するのは、この花の形です。正面から見ると見事な左右対称です。

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2010年10月20日

新潟市で党会議

 午前10時前に家を出て、信越線の快速くびき野号に乗って新潟へ。きょうは新潟市で党会議だったのです。乗った電車は特急よりも15分ほど余計に時間がかかりますが、快適さは特急と同じ。とても便利です。何よりも本を読めるのがいい。きょうは『最期のメッセージ』(阿刀田高、講談社文庫)を半分くらい読みました。短編集なので、短い文章を書く上で学ぶことがあればと思って、持参しました。阿刀田高の短編は最後にサプライズがあって読み物としては面白い。でも、どういうんでしょう、読み終わったときの余韻があまり残らないのです。

 新潟では、市委員会など補助指導機関のあり方についての学習交流会が中心です。県内で先進的に取り組んでいる阿賀野市など3つの補助指導機関の事例報告と党中央組織局の吉村さんの講演を聞いて勉強してきました。上越市はまだ確立してないので、一生懸命メモをとりながら聴いてきました。会議の会場には、いつも書籍販売コーナーがあります。先日、浦川原区の杉田元村議と会った時に、「おれ、これ読んだらすっきりした」という言葉が耳に残っていて、その時、彼が持っていた『九条おじさんがゆく』(蓑輪喜作、新日本出版社)を買い求めてきました。著者の蓑輪さんは旧松代町出身、どんな本か楽しみです。

 下の写真はどんぐり。わが家の牛舎周辺で集めてみました。いろんな形、色のどんぐりがあります。

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2010年10月21日

上越市のICT教育

 きょうは、市議会議員全員が集まっての勉強会がありました。「国内最先端にある上越市のICT教育について」というテーマで上越教育大学教授の石野正彦さんから講演していただき、その後、上越教育大学准教授の二人の先生から電子情報ボード(電子黒板)を使った授業がどう行われているかを見せてもらいました。とても参考になりました。

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 上越市のICT教育については教育雑誌などで進んでいるという評価を受けています。しかし、実際の取り組みについては、見たことも聞いたこともありませんでした。それだけに、授業改善のための情報化だけでなく、校務の情報化や社会教育の分野でも進んでいること知り、驚きました。

 特に、ふたりの准教授が見せてくださった電子情報ボードの活用の実際については驚きの連続でした。国語の教科書がそのままボードに映し出され、文字やカットの大きさを自由に変えることができる。漢字の筆順もボード上で色が変わって、みんなで学ぶことができます。会場となった第2委員会室では議員の目が輝いていましたね。手を上げ、ボードに集中し、すっかり「児童」になりきった議員を相手に楽しい「授業」となりました。電子黒板は良いが、どこかに冷たさが残っているのではないかとの心配も吹き飛びました。「橋爪法一を囲む会」でも電子情報ボードのような感じでスライドを活用できれば、より面白く、楽しいものになるだろうなとも思いました。

 石野さんの話の中には議員として黙過できない報告もありました。ひとつは、ICT教育の推進によって学校現場での先生方の事務量は減ったが、教育委員会職員の負担が重くなっている。職員数が少なすぎて、教育委員会に長く勤めていると寿命を縮めるという発言です。これは早急に実態を調べて改善しなければなりません。いまひとつ、電子情報ボードに使うソフトは教科書の改訂で買い替えなければならないので、予算措置を確実にやってほしいとの注文もありました。これも重要です。

 

2010年10月22日

「解放の碑」墓前祭

 岩波書店取締役販売部長の井上一夫さんが新潟日報の文化欄に「語縁あって…ぼくの出版現場リポート」という記事を書いておられます。きょうは第4回目でした。文化欄のある10面を開いた時、私たち夫婦の仲人をしてくださった古厩忠夫先生(故人)の笑顔が目に入り、うれしくなりました。写真は井上さんが書かれた「古厩忠夫先生の思い出」という囲み記事のなかにあったのです。

 「思い出」には『裏日本』(古厩忠夫著。岩波新書)が出来上がるまでのエピソードが綴られていました。発行の直接的なきっかけとなったのは岩波講座、『日本通史』にあった古厩先生の論文「<裏日本>の成立と展開」を井上さんが読んだことでした。井上さんは、「まぶたからウロコが落ちる思いだった」といいます。『裏日本』は新書ですからせいぜい300枚程度の原稿ですが、古厩先生が準備された資料は膨大で、「いったい何巻の本になるのか、と心配するほどのものであった」とも書かれていました。「思い出」は来週も続きます。次回はどんなエピソードがでてくるのか楽しみです。

 きょうは午前が「解放の碑」墓前祭でした。党吉川支部の仲間がこの4年間の間に4人も亡くなっていることもあって、参加してきました。

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 「解放の碑」は党創立50周年の時につくられ、230人ほどの仲間が眠っています。きょうの墓前祭は4年ぶり、4年間の間に亡くなった35人の党員の遺族や友人などがつどいました。10数年前まで日本共産党新潟県委員会の委員長だった小林与蔵さんと久しぶりに再会しました。おそらく10年は会っていないと思います。小林さんから「あなたにずいぶん励まされている」と言われ、こちらこそ励まされました。墓前祭が終わってからの懇親会では、須藤友三郎さんや平塚長吉さんなど亡くなった人たちと交友のあった人が次々と思い出話を語りました。

 午後2時から消防事務組合議会の定例会でした。昨年度の決算、今年度の補正予算などの審議を行い、いずれの議案も可決しました。組合議会では、来月15日、管内の消防施設などの視察を行うことが決まりました。消防事務組合議員になってから初めてです。

2010年10月23日

快晴のなか「しんぶん赤旗」配達

 朝から「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達、市政レポートの印刷、「橋爪法一を囲む会」と大忙しでした。

 きょうは快晴。どこへ行っても気持ち良い空があり、最高の風景がありました。まず、尾神岳をごらんください。紅葉が本格化するのはこれからです。

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 続いて川袋です。ここは前にホームページのトップの写真を撮っていたところです。

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 最後は私が少年時代に過ごした蛍場です。花ロードはまだカンナやヤナギバヒマワリなどが咲いていました。

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 「囲む会」は昨晩に続いて夜の開催でした。スライドは夜に見てもらった方がきれいです。きょうの会では尖閣諸島問題、上越市の地域事業見直し問題、道路の安全確保などについてたくさんご意見、ご要望を寄せていただきました。

 このうち、尖閣諸島については、「日本の領土かね?」と訊かれたので、「そうです。以前は中国が作成した地図にも日本の領土としてあつかわれていたんですよ」と答えると、「日本の領土だって、よかったね」と他の参加者に声をかける人もいました。日本共産党の見解を知りたがっている人が多いなと感じました。「市道の白線、ストップ表示などが消えていて安全上問題だ」という声は初めて聞きました。帰り道、確認したところ、間違いない事実でした。

2010年10月25日

吉川小学校文化祭へ

 朝の発信となりました。おはようございます。昨日は吉川小学校文化祭に招かれ、音楽発表会が終わるまで同校にいました。その後、急いで家に帰って昼食をとり、午後からは2会場で「橋爪法一を囲む会」に参加しました。

 吉川小学校へは音楽発表会が始まる時間よりも40分ほど早く行きました。児童の絵画展を見るためです。3,4年生の作品があるところでゆっくりと鑑賞させてもらいました。どの作品も遊びや探検などで感じたことを楽しく描いていましたね。例えば次の作品をご覧ください。

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 川谷の川での探検の模様を描いています。真ん中の子ども、川の中で逆さに描いてあります。川の両岸には木が生い茂っているので、川から木や空を見ているのでしょうか。それとも川の中でひっくりかえって見ているのかな。いずれにしてもとても楽しそう。みんなの目は、「楽しくてたまらない」ことを表しています。もうひとつ、ご覧いただきます。弟が生まれた時の模様を描いた作品です。

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 病院のベッドの上でのパジャマ姿はお母さん。赤ちゃんを抱いてうれしそうです。「ほら、この子があなたの弟よ。かわいいでしょう」そう言っているいるのかな。描いた本人は赤ちゃんの小さな手にさわってこれまたうれしさいっぱい。お母さんのとなりにいるのはお兄ちゃんかな。手にしているのはカメラでしょうか。とてもいい絵です。

 音楽発表会。昨年は新型インフルエンザの発生で校内だけの取り組みでした。大勢の保護者、児童の家族が参加しての音楽祭は2年ぶりです。大きな体育館はいっぱいになりました。

 発表は各学年ごと。「リズムに乗って元気よく」とか「言葉一つひとつを大切に」などテーマを決めて歌ったり、合奏をしたりしました。それも、踊りをつける、プラカードを掲げるなどの工夫がしてありました。3年生のテーマは「探検の楽しさ」です。気合を入れ、歌を歌いながら舞台に上がりました。最初の曲は「バードウォッチング」でした。「あっ、タヌキがいた」「こっちにはリスがいる」という言葉も聞こえてきました。2曲目は「山の音楽祭」、「パチンコや弓矢もできるよ」「楽しいことを見つけてこれからも探検を続けよう!」「オーッ」。川谷の川などでの探検の様子がそのまま歌や演奏に出ていましたね。

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 音楽発表会は児童だけでなく、先生も保護者も一体となって取り組んでいます。招待された年は必ず参加するようにしていますが、今回もとてもすばらしかったです。
 

農業政策に対する注文多数

 先週の金曜日から連続して「橋爪法一を囲む会」を開催しています。昨日開催した2会場では、どちらも市議選時を上回る参加者がありました。市政や国政に対する関心の高まりを感じます。

 私がスライドを使って報告をした後、懇談会をやっていますが、特徴的なことのひとつは農業政策に対する不満や注文が多いことです。今年、新潟県の稲作農民は米価の下落とともに猛暑による減収と品質低下のトリプルパンチに見舞われ、頭をかかえています。スライドで国の農業政策の展開の中で米価が下げられてきた歴史や水よりも安い米価の実態を知らせたこともあって、参加者からは「今の農業政策ではだめだ。だれも農業しなくなってしまう」「平場でも担い手がいなくなる」などと言う声が相次ぎました。私からは、価格保障と所得補償を組み合わせていくなど食糧自給率を抜本的に高める農業政策への転換が必要だと答えています。

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 市の農業施策のなかで質問が多いのは鳥獣被害対策です。これまで「囲む会」などで寄せていただいた情報では、イノシシの被害は平場まで広がってきています。市の農業振興課が来年度にむけて電気柵の設置希望をとりまとめていることから、「設置をすることよりもイノシシそのものを減らす対策が大事なのではないか」「電気柵を設置する場合、どういう範囲でやればいいのか」など次々と質問が出ました。一層の対策強化が求められています。

「住宅リフォーム促進事業」新設へ

 きょう午前に開かれた議会運営委員会で11月1日に開催される臨時会提出の案件が示されました。提案されるのは2件です。いずれも今年度一般会計補正予算で、1件は議案、もう1件は報告です。

 そのうちの1件(報告)は先日、専決処分した今年度一般会計補正予算で、猛暑によるコメの減収等に伴って、稲作農家への金融支援。もう1件(議案)には、①国の追加経済対策に呼応して学校、橋梁の耐震補強などを行う防災対策事業、②市独自の経済対策として実施する住宅リフォーム補助制度の新設、プレミアム付き商品券の発行支援などの経費が計上されています。

 注目の住宅リフォーム促進事業は、建築需要の低迷に苦しむ市内住宅関係事業者の救済と住宅環境の向上促進を目的に新設されます。委員会資料に記載された住宅リフォーム事業の概要は以下の通りです。

 事業期間: 受付開始:平成22年11月15日  
               受付終了:平成23年3月15日
     ※平成23年3月31日までに工事が完了すること
     ※補助予定額に達し次第、受付を終了する

 事業費:5000万円
 予定件数:530件
 補助率:対象工事費の20%
            (20万円以上(消費税込み)の工事が対象)
 補助額:10万円程度
 対象者
     ・上越市内に居住している人
     ・定住を目的として空き家住宅をリフォームする場合は、
      市外に居住している人も対象
     ・市税の滞納がないこと
     ・リフォームする住宅に住宅用火災警報器を既に設置済み、
      又は本制度で設置すること
 対象住宅
     ・個人所有の住宅で、本人又は家族が現に居住している
      市内に存する住宅
      (併用住宅は住居部分のみ対象)
     ・個人が定住を目的として再生する空き家住宅
 対象工事
     ・住宅の増築・一部改築・模様替えなどの住宅リフォーム
      関連工事
     ・主な対象工事は、一覧(例)のとおり
     ・工事の着手は、補助金交付決定通知後とし、
      事前着工は補助の対象外とする
     ・本制度の補助金交付は、同一住宅について1回限りとする
 施工業者
     ・施工業者は、上越市内に本社を有する法人又は住所を有する
      個人事業者とする。ただし、市外に本社を有する法人又は
      個人事業者により建築された住宅をリフォームする場合は、
      当該事業者も可能とする
 受付場所:建築住宅課及び各総合事務所

 住宅リフォーム工事補助対象一覧(例)
     ・土台・基礎の工事
     ・屋根の葺替、塗装、外壁の補修
     ・ベランダ、風除室等の工事
     ・窓・ガラス等の取付、交換
     ・雪止め金物の設置
     ・内装工事(壁新設、床・壁・天井張替等)
     ・建具の改修、設置
     ・襖の張替、畳の取換・表替
     ・台所、風呂、トイレの改修工事
     ・給水・排水・ガス等の配管の設置、交換
     ・給湯器の設置・改修工事
     ・防犯システム等の設置・改修
     ・アスベスト除去工事
     ・防水・防音工事

 以上ですが、この事業に関してご意見をお寄せ下さい。

2010年10月26日

冷え込む

 午前の早い段階で市政レポート号外を作成し、10時過ぎから配布しました。ずっと雨が降っていて、しかも寒かったですね。最初は長袖シャツだけで動いていたのですが、途中で寒くてがまんできなくなり、いったん家に戻ってブレザーを着ました。午後2時過ぎまでに60軒ほどまわることができました。

 配布に時間がかかったのは、それだけ対話ができたということです。きょうは、介護のために実家に通っている人と会いました。その人はたぶん実家のお父さんのお世話をされているのでしょうか、「いつも読ませてもらっています。私のところもお宅と同じです」という言葉が返ってきました。他の家では、今年の稲作、住宅リフォーム助成などが話題になりました。

 夜はくびき野地域研究会の財政問題学習会でした。伝統的な予算システムの諸問題、民主党政権が示した予算編成などのあり方の改革、民間企業による予算編成、決算を翌年度の事業遂行に生かすには取りまとめが遅いことなどを話し合いました。家に戻ったのは午後10時をまわっていました。妻と一緒に戻ってきたのですが、家に着くちょっと前になって、きょうが二人の結婚記念日であることを思い出しました。しかも35周年という区切りの記念日でした。二人ともすっかり忘れていました。

2010年10月27日

久々に大島区地域協議会傍聴

 大島区地域協議会を傍聴してきました。わずか30分ほどの傍聴でしたが、吉川区以外の地域協議会を傍聴するのも大事なことだと感じてきました。大島区地域協議会は要援護世帯除雪援助制度について独自の調査をしながら意見書をまとめてきたように、いろんな個別課題で積極的に自主審議し、意見書にまとめています。

 今回は今年の2月定例会で提出を決めた「市道の安全施設を含む適正な維持管理」に関する意見書についての補足回答を市道路課の佐藤副課長が説明し、意見交換していました。今回の補足回答では、「市道を適正に維持管理していくことは、事故防止にもつながるため、全市統一した基準に基づき対応する必要がある」「同じような道路事情にある道路においては、同じ対応をとる必要があることから、維持管理の考え方をマニュアル化して道路管理にあたるとともに、職員による認識の違いが発生しないよう随時研修等を通じて統一を図る」としています。

 佐藤副課長の説明によると、このマニュアルは今年度中に作成し、来年4月から運用していきたいとのべていました。また、「マニュアルは公表されるのか」との質問に「公表されていいものと考えている」と前向きな答弁をしていました。どんな内容が盛り込まれたマニュアルとなるのかわかりませんが、わかりやすさと柔軟性のあるものにしてほしいものだと思います。写真は説明する佐藤副課長です。

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 「大島やまざくら」の移動販売が苦戦している実態も明らかにされました。売上げのほとんどは大島区で、9月の販売実績は87万5000円でした。10月も10日までの実績で31万円。1日当たり8万から9万円の売上げがないと経営としては成り立たないと言われていますが、今の実績は3万円ほどです。総合事務所の片桐グループ長は、「浦川原、安塚など隣接区の商工会の理解を得ながら販売を拡大していきたい」とのべていました。むずかしい課題です。

 地域協議会の最後に委員から、「大島小学校校舎は(耐震補強)工事をしてもらい、きれいになったが、(学校に入る道路から見て)正面のところの(塗装)壁がはげている。なんとかならないか」との声が出ていました。

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 地域協議会が終了してから、現地に行き、めがねをかけた女性の先生(たぶん校長先生かと思います)から説明していただきました。写真はいまいちですが、委員の訴えがよくわかりました。午後、市教委教育総務課に地域協議会で要望が出されたことを伝えました。早急に手を打ってほしいものです。

 きょうも一日中、寒い日となりました。大島区地域協議会の石塚会長が挨拶で、「(大島区)菖蒲に雪が降りました」と言うと、「えーっ、本当?」という声が出ていました。このブログはストーブにあたりながら書いています。

2010年10月28日

「いのちの山河」再び観る

 朝の新聞配達の時にまた雁行を見ることができました。すぐに車を止めて、デジカメをとりだして撮った写真はこれです。6時25分撮影。

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 写真は頸城三山をバックにしたものも撮りましたが、撮る位置が悪く、お見せできるようなものにはなりませんでした。また、挑戦します。

 きょうの午前は中山間地対策特別委員会でした。作業部会で検討してきた内容を宮崎委員長が説明し、審議するという形ですすめられました。委員会で確認したことは、①前文、本文ともに「です、ます体」で書くこと、②基本条例制定を先行させ、対象地域の具体的な支援を盛り込む個別条例はその後、作業を進めていくこと、③基本条例の制定は来年の6月議会をめざすことなどです。

 午後2時からはリージョンプラザで「いのちの山河」を観ました。試写会に続いて2度目です。「人間を尊重するということは、人間の生命と健康を尊重することにはじまる」という信念をもって、生存権を規定した憲法第25条の精神にもとづいて村づくりをすすめた深沢村長には学ぶことが多いと思いました。乳幼児死亡率ゼロを達成した瞬間の喜び、感動でした。私も負けずに“行脚と対話”で頑張ろうと思います。

 きょうは心に残る言葉をメモしようと愛用している小さなノートを持ち込みました。暗いなかでメモをとるのはむずかしかったですね。大きな字で書いたのですが、自分でも読めないところがありました。でも、「広報活動は民主主義のビタミン剤だ」「何よりの魅力は現金副収入」「私たちはクマではありません。冬の山伏峠、バスを通します」「まずは村民との対話から。村民の声を聴いてまわって豪雪、病気、貧困に立ち向かう心を一つに」「いのちと健康だけは格差がないようにしたい」などキラキラした言葉をいくつもメモることができました。

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2010年10月29日

小さな脱穀機

 朝早く起きて市政レポートを作成しました。あれを書こう、これもと書きたいことがいくつもあって、なかなか頭の中を整理できなかったのに、タイムリミットが目前に迫ると書ける、書ける。わずか2時間ほどの間に一気に書き上げました。ただ、「春よ来い」第126回については昨日のうちに書いておきました。これは一晩寝かせたので、手直しするだけでした。

 午前中は市役所でした。県社会保障推進協議会の自治体訪問隊が上越市に来るというので同席しました。国保、介護保険、子ども医療などについて事前にアンケートをお願いしてあって、その回答を聴いて議論するというもの。野澤健康福祉部長が市の取り組みについて約10分間説明しました。40歳から60歳の人たちの倒れる率が異常に高いことから、国保のレセプトなどを分析。主要な原因である糖尿病と高血圧を抑え込むことを重視し、健康診断のイメージを変えていくことの必要性を語りました。子ども医療費などでの県に対する要望では、遠慮なくズバズバ言う姿勢に好感が持てました。とてもいい勉強になりました。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、「橋爪法一を囲む会」でした。途中、大島区板山の伯母の家に立ち寄り、お茶をご馳走になってきました。今年の2月で93歳になった伯母ですが、顔色も良く、元気そうなので安心しました。

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 吉川区の山間部ではソバを干している家がありました。そこの家で、めずらしいものを見せてもらいました。小さな脱穀機です。もともとはコメの作況調査の時に使ったものだそうです。カバー部分がないものの、足で板を踏むとくるくると回って脱穀していく。仕事をしていたSさんは、「仕事がはかどって助かる」と話しておられました。

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2010年10月30日

早朝からフル回転

 大忙しの一日でした。早朝にビラ5500枚裏表を印刷、その後、「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達、集金をしました。さらに夕方からは2会場で「橋爪法一を囲む会」です。正直言って、疲れましたね。

 「囲む会」へは明日付けで発行する市政レポートを持って行きました。市が取り組もうとしている住宅リフォーム助成制度の概要が書いてあることもあって、これについての質問が多く出ました。また、1日に正式に設置される県立吉川高等特別支援学校についても、「生徒が泊る場所はどこか」「生徒はどこから集まるのか」などたくさんの質問が出て、この問題についての関心の高さをうかがい知ることができました。

 市政レポート1473号、「春よ来い」の第126回「結婚記念日」をアップしました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックしてご覧ください。また、昨日紹介した、「小さな脱穀機」の動画を掲載しましたので、これもぜひご覧いただけたらうれしいです。

2010年10月31日

芸能発表会、囲む会などで大忙し

 きょうは楽しみにしていた吉川区生涯学習フェスティバルでした。まず吉川区体育館へ行き、絵や写真、工芸作品などを観賞しました。手づくりのすばらしい作品がたくさん展示してありました。全部紹介しきれませんので、今回、「これはいい」と思って写真を撮らせていただいたもののなかから2つだけ紹介します。ひとつは稲作農家の武田香さんの樹脂粘土を使った作品です。忙しい人なのにどこで制作の時間をつくったのかと思いました。

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 もうひとつは工藤貞夫さんの「輪廻」という作品。この作品は制作過程を見させていただいたこともあって、どんな作品に仕上がるのか楽しみにしてきました。予想以上に独創性のある作品になりましたね。

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 午前10時からは芸能発表会です。舞踊あり、コーラスあり、ダンスあり、オカリナや大正琴などの演奏がありました。いつもこの会では来賓として挨拶をしてきました。毎年のことなので、何を話そうかと迷います。今回は、家の周りに咲いた野の花を持ち込んで話をさせてもらいました。アキノキリンソウ、オヤマボクチ、リンドウの3つです。野の花も踊りなどの発表も観る場所や時間によって違ってきます。同じようでもひとつひとつにドラマがある。きょうはどんなことになるのか楽しみです、そんなことを話させてもらいました。

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 今年から会場は多目的集会場の大会議室になりました。まずはオープニング。百華踊乱よしかわの子どもメンバーが、「See the Rainbow」を踊ってくれました。このよさこいグループの子どもたちはあちこちのイベントで大活躍です。

 芸能発表会の会場はこれまでの体育館よりも狭いのですが、それがかえって良かったですね。踊っている人や演奏している人などの顔がよく見えます。歌声もよく聞こえます。狭い空間なので音がよく響きました。

 例えば竹直アカデミィー会の山岸登美子さんの踊り、「佐渡なさけ」をごらんください。

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 顔の表情がなんといったらいいのでしょうか、恋のひとつの表情、とてもいいですね。吉川琴永会の大正琴の演奏、「高原列車は行く」「恋のバカンス」「恋のフーガ」の3曲を久木崎和美先生のリードで12人が演奏しました。

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 Kさんは肩を左右にゆすりながら楽しく演奏していました。また、顔を動かしてリズムをとる人もいました。この人は「恋のバカンス」になったら顔の動きが大きくなりました。この曲が好きなんでしょうね。久木崎先生の表情も素敵でした。白いシューズを履き、白いズボンに紺のブレザー姿の先生は演奏が終わった瞬間、笑顔でした。

 午後0時半過ぎ、私は会場を離れました。1時過ぎから「橋爪法一を囲む会」があったからです。きょうの懇談会ででた話は、除雪の話、市道の草刈りの話が中心でした。市道の草刈りについては怒られるのかと思ったら、「2度刈ってもらって助かった、来年以降も続けてほしい」という要望でした。私の方からは、市道の管理基準をめぐって新たな動きが出ている話をしました。除雪計画の一部を見直してほしいという要望は明日の市議会に示される除雪計画案を見たうえで関係機関に要請する予定です。うれしかったのは80代のおばあちゃんの発言。私の報告で国の政治の異常ぶりを説明していたこともあったでしょうが、「今の政治はおかしいわね。もっと福祉など生活のもとになることに力を入れる政治に変えていかなくちゃ」。きょうは昼間に開催したことによって、高齢者の方が二人も参加してくれました。

 午後3時半からは地元町内会の収穫感謝祭。久々に地元の人たちとビールや酒を飲み、懇談することができました。県議選のことや河川改修などについて賑やかでしたね。こちらは飲み過ぎて、家に戻ったらすぐに横になってしまいました。


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