今晩8時過ぎに議会事務局からファックスが入りました。注目の副市長候補者は市役所の野口和弘農林水産部長だという緊急連絡です。副市長の人事案件については今定例会で追加提案したいとしていましたので、極めて異例の対応となりました。
「副市長の人事案件について」と題してファックスに書かれていた内容は、一部マスコミから理事者あてに「候補者氏名等について、明日の朝刊で報道する」との情報が寄せられた、市長から「新聞報道の前に議会にお知らせしたい」と本日の夜、急きょ議長に副市長候補者の経歴書が届けられた、議長の指示により取り急ぎお知らせするというものです。
副市長の選任について市長は、先月24日の定例記者会見で、「考えはありますが、発表までもう少し時間をいただきたい」「早晩、みなさんにお知らせしたい」とのべていました。それがどういう事情か、20日以上過ぎても明らかにされなかったので、一部報道機関がしびれを切らしたのだと思います。それにしても、こんな形で発表されるのは異常です。
副市長候補者として明らかにされた野口農林水産部長は現在59歳。専修大学美唄農工短期大学を卒業後、旧直江津市役所に入り、都市計画、土木、農林水産などの分野で働いてきたベテラン職員です。私は6年前からの付き合いですが、議会での答弁は誠実で性格も穏やか。特に、農業分野での質問には正確で筋だった答弁をされてきましたので、農業にくわしい人という印象を持っています。
※(追記)この件については、16日付け新潟日報で実名入りで報道されましたので、一部修正しました。16日午後4時25分。