ひょっとしたら梅雨が明けたのではないでしょうか。昨日までのじめじめしたところが薄らぎ、きょうはカラッとした真夏の暑さとなりました。尾神岳の上空に発生する雲の形もモリモリしたものが出てきました。ホームページのトップに掲げる写真を撮るためにいつもの地点へ行くと、田んぼの主の吉田茂さんが現れ、「なんだ、おらちの田んぼの写真を撮っているのかと思ったら、尾神かね?」と声をかけてきました。
午前中は上野英夫さんの葬儀でした。元町議で、農協の役員の現職とあって、大勢の人たちがセレモニーホールに駆けつけました。参列者が式場に入りきれず、通路までイスが並んだのは、私が参列した葬儀の中では2度目です。まだ62歳の若さ、喪主の挨拶にも悔しさがにじんでいました。「任期途中でこうしたことになり、大勢の皆さんにたいへんご迷惑をおかけしました」という言葉は亡くなった英夫さんが生前、息子さんに指示していたのではないかと思いました。それにしても亡くなった13日は英夫さんの誕生日だったとは。
きょうは3年前に中越沖地震が発生した日です。夕方、妻とともに柏崎の父を見舞いに出かけました。波は静かでした。海は地震のことをまったく感じさせない雰囲気がありました。柏崎へは本当に久しぶりでした。義母などが買い物に出かけていて、義父が一人で留守番をしていました。3日ほど前から耳がまったくといってよいほど聞こえなくなってしまい、かすかに聞こえる左耳のところへ行き、大声で話しかけないと会話はできませんでした。体調は悪く、参院選も棄権したといいます。「いつも他人に票を頼んでいるのに、自分が行けないなんていやなもんだな」と言っていました。早く、医者に診てもらい、いつもの元気を取り戻してほしいものです。