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消防救助技術訓練

 消防救助技術訓練を初めて見せていただきました。一言でいえば、たいへん勉強になりました。日頃の訓練の積み重ねがとても大事で、それがあるから確かな救助ができるのだということがわかりました。

 今日の訓練は、「はしご登はん」、「ロープ応用登はん」、「ほふく救出」、「ロープブリッジ渡過」、「引揚救助」、「ロープブリッジ救出」、「障害突破」の7種目。24人の救助隊員が参加し、消防救助活動に必要な技術力を競いました。隊員のきびきびした動き、見事なロープさばきなどを見て、ここまで到達するにはちょっとやそっとの練習ではできないなと思いました。基礎的な体力、それに精神力もそなわっていないと届かないレベルでした。

 今日、実施された訓練のうち、いくつか動画で紹介します。まずは、引揚救助訓練です。地下やマンホール等での災害を想定した訓練で、5 人1組で、2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下し、探索後、要救助者を塔下へ搬送、塔上へ救出するものです。

 次は、ロープブリッジ救出訓練です。こちらは4人1組。20メートルの渡過ロープを使います。建物や河川の中州などに取り残された要救助者を隣の建物や対岸などから進入して救出することを想定しています。

 もうひとつ、障害突破訓練です。災害現場の様々な障害を想定し、「乗り越える」、「登る」、「渡る」、「降りる」、「濃煙を通過する」の基本動作により5つの障害を突破します。これも5人1組。チームワークがものをいいます。

 今日の訓練は上越地域消防事務組合の主催です。新潟市において行われる「第27回新潟県消防救助技術大会」(7日)を前にした消防長点検という形で行われ、組合議員7人が訓練に立ちあいました。県大会に参加する選手(隊員)が一人ひとり紹介されましたが、そのなかにTさんがいました。私の友人の息子さんです。中高校時代のことしか知らなかったので、りっぱに成長した姿を見てうれしくなりました。

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2010年07月05日 23:38に投稿されたエントリーのページです。

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