朝になってしまいました。昨日は午前がビラ配布、午後からは街頭演説会、そして夜は吉川区地域協議会と続きました。くたびれて、ワールドカップの方もうとうとしながらのテレビ観戦となりました。ただ、最後のPK戦だけは緊張し目を開けていました。日本代表はよくがんばってくれたと思います。
吉川区地域協議会では、地域活動支援事業の申請(応募)についての審査が行われました。当初、17件の申請がありましたが、補助残が自己負担となることなどから3件の取り下げがあったということです。
審査会場は吉川コミュニティプラザの大会議室でした。大勢の傍聴者があるかも知れないとの判断だったのでしょう。しかし、傍聴者はマスコミ関係をのぞくと、私を入れて4人だけでした。マイクを使わないで会議は進められたこともあり、委員によっては発言内容がよく聞きとれませんでした。
昨日は申請された14件をすべて審査しました。14件の中には、文化財の保全と活用にかかわるものが2件、溜め池調査設計にかかわるもの3件、これまで地道に取り組まれてきた活動やイベントを発展させようというものなどが含まれています。審査は初めてにもかかわらず、各委員からは、「事業対象をもっと広げるべきではないか」「内容はすばらしいが、期間内にやるのは困難ではないか」「昨年の国体時に農地の荒廃が気になった。農地保全につなげてほしい」など活発な発言が相次ぎました。地域協議会委員が代表を務める団体からも申請が複数ありましたが、忌憚のない意見が出されていました。
審査の結果、14件すべてを採択とすべきということになりました。申請額の100%を認められたのは「えちご吉川少年剣道練成大会」です。県内外から剣道の強豪校を招待し、少年剣士の技術の向上と交流を深める企画は大きな評価が与えられました。補助額は69万円です。
この他、町田閻魔堂を活用したイベント事業、国田城跡整備事業など8件が90%補助、原之町町内会憩い施設整備事業と水源地域活性化計画作成事業の2件が80%補助となりました。また、3件出された溜め池調査設計事業については、「市の補助事業の補助率15/100を適用し、事業費の15/100とする」という条件が付きました。
採択すべしとの結果が出た申請事業の事業費合計は641万6000円。吉川区への配分額(650万円)に近い金額となりました。残った金額は追加募集ではなく、次年度に繰り越すことを確認しました。
昨日、審査された案件は総合事務所長の決済の後、補助金の交付申請・決定と続き、事業開始へと進みます。