昨日は「吉川高校百年記念卒業生の集い」に招かれ、東京まで出かけてきました。終わってから私用で残り、最終電車で帰ってきました。東京へ行けば必ず寄る、八重洲のブックセンターにも行ってきました。
「吉川高校百年記念卒業生の集い」は吉川高校同窓会東京支部の主催です。この集いには東京支部の人たちだけでなく、地元から大型バスを仕立てて38人が上京したほか、同窓会東海支部の幹事さんたち、吉川高校最後の校長、教頭なども参加し、130人を超える盛大な会となりました。
集いでは、吉川高校同窓会東京支部長の竹内昌昭さんが挨拶、母校を思う1200名からの人たちに案内状を出し、その際、「今後も案内をしてほしいか」と尋ねたところほとんどの人たちが「案内をほしい」と回答してきたことなどを披露しました。竹内さんは写真撮影などでも精力的に動き、大活躍でした。同窓会長の小林昭三さんは、この日のために大正4年にまとめられた「御大典記念号 甲篇 学校要覧」を小冊子にまとめ印刷製本したものを記念品として用意した経過などを語りました。この冊子は、中頸城郡立吉川農業学校の貴重な資料であると同時に、当時の郡内の農業などの状況を知るうえでも役立つものです。また、吉川区総合事務所長の八木辰正さんは来年開校する吉川高等特別支援学校(仮称)の準備状況や今年の豪雪などについて近況報告をしました。
今回の集いでうれしかったのは東京吉川会などですっかり顔なじみとなった人たちや時々励ましの手紙をくださる元醸造科の卒業生の人たちと会えたことです。いま、私が住んでいる吉川区代石出身の人たちとは記念写真を撮りました。みなさん、代石在住の兄弟、親とよく似ておられますね。
また、「ホームページを毎日のように見ていますよ。尾神岳の写真がいいね」「あなたの書いた本はみんな読んでいます」などと声をかけてきてくださった方が何人もおられ、感激しました。そうそう、上野の動物園で働いておられた尾神出身のSさんにも初めてお会いしました。「ホーセです。照義の長男です」というと手を握って喜んでくださいました。
集いの最後は「北国の春」の大合唱でした。壇上で、歌わせていただきましたが、最後までいい雰囲気でした。母校が同じであることで絆を強め、励まし合って生きていくっていいものですね。