日本共産党上越地区委員会では、22日(土)の午後7時から雁木通りプラザ(市内本町3)で日本共産党演説会を開きます。弁士は志位委員長とともにアメリカを訪問したばかりの井上さとし参院議員とたけだ勝利県政策委員長です。今回の演説会はアメリカ帰りの井上参院議員がどんな土産話をしてくれるか、とても楽しみです。また、最近、日本共産党は分野別政策を次々と打ち出していますが、これらについてもふれられるはずです。ぜひ、都合をつけてご参加くださいますようお願いします。
さて、きょうはこの演説会のご案内ということで、午前は樋口議員と、午後は平良木議員と団体回りをしました。このうち、関川水系土地改良区では、太田三男理事長、玉井英一事務局長と懇談をさせてもらいました。おふたりと懇談するのは長野県信濃町で計画されている民間の廃棄物処分場対策について大きく運動が盛り上がった時につづいて二度目です。
突然の訪問にもかかわらず、太田理事長からは、「また本をだされましたね」と声をかけていただき、懇談はまず、『「五センチ」になった母』などの私の本の話から始まりました。次に大きな話題となったのは民主党政権の下での農業政策についてです。土地改良に関する必要な予算を削って戸別所得補償の財源にあてたことなどについては厳しい批判をされていました。
長野県信濃町の赤川地区廃棄物最終処分場建設計画はいまのところ、まったく動きが止まっているように見えます。この点について太田理事長は、「動きがないからといって安心できる状況ではない」と発言。玉井事務局長も、「すでに用地は購入済みなので、引き続き警戒しなければならない」とのべておられました。うれしかったのは、内水面漁業組合が最終処分場の建設を計画している㈱高見沢から毎年50万円もらっていたのをやめたという情報です。これで、上越側の闘いの体制は一段と強固になりました。