きょうは、晴れたかと思うと雨風になる、雨風になったかと思うとカラッと晴れる、その繰り返しの天気でした。こういう天気を「きちがい天気」と言うのだそうです。
午前11時からは第22回成人式でした。開会前に上越教育大学のストリートダンス部のみなさんが踊りを披露してくれました。
体全体を使ってきびきびと踊る姿をステージ前で見て、うらやましく思いました。若いっていいですね。
主催者を代表して挨拶した村山市長は原稿なしで心をこめて新成人に語りかけました。最初に季節感あふれる上越市の自然の魅力にふれながら、「20年間がんばってきた時間と人生を誇りに思って下さい。これからも自信と勇気と頑張りを携えて前に向かって歩いてください」と訴えました。ここまでは誰でも話せる内容です。その後の話の内容と展開がじつに良かった。市役所に電車で通う中で一緒になる授産施設に通う人たちの会話やその人たちとのふれあいの話は感動的でした。最後に、「みなさんの若さにおめでとう。みなさんが培った爽やかさにおめでとう。そしてお父さん、お母さん、おめでとうございました」とのべて締めくくる。これもうまかった。ときたま言語不明瞭なところがあったり、話題が多すぎる感もありましたが、6分42秒にわたる話に聴き惚れました。
午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。夜7時までがんばりました。『「5センチ」になった母』(同時代社、1000円)は常時、車に載せていますが、何人もの人から「本がほしい」と声をかけていただき、20数冊売れました。なかには、親戚の人たちに配りたいと言って5冊も買ってくださる方がありました。感謝です。