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「市民がど真ん中」が泣いている

 きょうから私の所属する総務常任委員会です。このブログを読んでいてくださる人が答弁席に何人もいて、「大丈夫ですか」と声をかけてもらいました。顎を動かすと痛むので、どうしても発言しておきたいことを決めておき、手をあげたいことがあってもできるだけがまんするようにしました。こんなことは32年の議員生活でも初めてのことです。

 財務部の審査では、昨年の3月議会で大もめした西城スポーツ広場の売却問題にしぼって質問しました。昨年の議会では、この広場については高田のシンボル的な空間であり、売却するにしても上越教育大学に限定するという付帯決議をつけたという経緯があります。野口財務部長から、「数回にわたり協議したが、今年1月に大学側から購入しないという回答があった」と説明がありました。私は、「議会も市民も関心を寄せていた案件だったが、購入せずとの回答があった段階で議長に報告したか。大学側との協議が数回にわたったということは、条件によっては購入してもいいよ、ということだったのか。もう少し詳しい経過報告をしてほしい」と質問しました。答弁は、「議長には報告していない」「大学には活用していない財産があり、それを先に処理すべきとの指導があった」ということでした。どういう結果であろうと、もっと早めに議会に知らせてほしかったですね。

 総務部の審査では、行政組織条例の全部「改正」について発言しました。今回の改正の大きな柱は何か、どういうやり方で今回の改編を検討したか、男女共同参画推進課を共生まちづくり課のなかの一部署とするなら、これまでの仕事を維持するだけでなく、さらに良くなるということを示せと追及しました。市村総務部長は、組織機構の簡素化と政策調整機能の強化が大きな柱だと答弁しました。全部「改正」なので、全庁の英知を結集する検討組織をつくって検討したのかと思ったら、そういう組織はつくらずに人事課と行革推進課が中心になって検討してきたことがわかりました。きょうの答弁で一番気になったのは、行政組織は市長の補助機関だから、市民の声をきかなくとも職員だけで検討していいことだとする見解です。市長が選挙時に使ったキャッチフレーズ、「市民がど真ん中」が泣いています。

 委員会で書いたメモを市役所に忘れてきてしまいました。残念ながら、委員会室でやりとりした生の言葉でお伝えできません。お許しください。きょうの委員会は午後6時頃まで行われました。不思議なことに、いっぱいしゃべらないようにしていたら、顎の痛みがほとんど消えていました。

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コメント (2)

中野さなえ:

よかったですねえ。ストレスでもなるって聞きました。話は議員の大切な道具ですものね。

ホーセ:

ありがとうございます。今回の痛みの直接的な原因は硬くなった「黄粉もち」を食べようとしたことによります。今後、気をつけます。

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2010年03月12日 23:35に投稿されたエントリーのページです。

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