日本共産党の前県議、五十嵐完二さんの質問で県が約束していた『若者のための労働ハンドブック』(画像)(作成は新潟県産業労働観光部労政雇用課、025-280-5259)がこのほど出来上がり、ハローワークなどで配布されています。きょうは、朝一番に上越のハローワークに行き、この本をもらってきました。わが家の子どもたちにも読ませたいと思ったからです。
わずか60数ページの本ですが、中味は就職活動の話から始まって、ビジネスマナーの基本や仕事の進め方、働くルールなど最低限知っておきたいことが盛り込まれていて、たいへん分かりやすくまとめられています。労働関係の法律はある程度読んでいて、わかったつもりでいたのですが、賃金支払い5原則とか、黄犬契約、支配介入など不当労働行為の記述などは復習になりました。
参考になるのは法律問題だけではありません。私のような世間知らずの者には勉強になることばかりです。「応接室は長椅子が来客用、肘掛椅子が自社用の場合が一般的」「名刺交換は、文字や会社のロゴ等に指がかからないように」「いただいた名刺はすぐにしまわず、用件が済むまでは机に置く」「電話は、コールが鳴って3回以内に受話器を取り、明るく聞きやすい声で」。長年の経験でこれに近いことはやってきましたが、きちんと学んだのは初めてです。
コメント (1)
このブログを読み、参考にしたく、新潟県庁に電話しました。担当の方が親切に対応してくれ、他県にも関わらず、5冊も送ってくれました。無駄にしないよう、若者たちに配布したいと思います。
投稿者: 所沢・大関 | 2010年03月05日 08:41
日時: 2010年03月05日 08:41