きょうから3月議会がはじまりました。午前は市長の提案理由の説明がありました。前段は所信表明です。市長が考える目指すまちの姿は「すこやかなまち」。そして、「すこやかな暮らしの基本は、すべての市民がまちの中に心地良い居場所を持ち、自らの存在意義やライフワークを見いだし、生きがいと尊厳、地域への愛着や誇りを持ちながら、いきいきした生活を営むこと」だと言います。「市民一人一人が、地域づくりのプレーヤー、主人公」など所信表明では抽象的ながら、「その通り」と言いたくなることがいくつも語られました。問題は、個別の課題、取り組みでそうなっているかどうかです。これらは、これからの本会議や委員会審議で大いに活用させてもらおうと思います。
午後からは総括質疑です。杉田議員、柳沢議員等4人が登壇しました。行政組織の改編、地域活動支援事業などは私の質疑項目とだぶります。メモを取りながらやりとりを聞きました。2億円の地域活動資金については、先日も地域協議会会長を集めて説明会をやり、その後、各地の地域協議会で議論が始まっています。そのなかで、資金の活用の仕組みをめぐって期待とともに戸惑いも起きています。その点は、市長のところにも届いているのでしょう。きょうの答弁では、「いま多くの意見が出てきている。このことを一回謙虚に受け止めて、新年度早々に地域協議会で議論してもらう」という発言がありました。良い新規事業なので評価はしますが、ぜひ、市民をど真ん中にした議論をしてほしいものです。
明日も総括質疑が続きます。明日登壇するのは5人、私は明日の4番手です。おそらく午後1時から3時までの間に登壇することになるものと思います。インターネット中継もあります。ぜひご覧ください。