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過去最大規模の新年度予算発表

 きょうは朝9時から市長による新年度予算の説明会がありました。新年度予算を審議する3月議会は3月2日からですが、マスコミに予算の発表をする前に議会議員に説明するというのは恒例となっています。

 新年度の一般会計予算は前年当比4.9%(50億1025万円)増の1082億円1610万円、過去最大の当初予算となりました。昨年の市長選で公約した通学バスの無料化、子ども医療費助成の充実、総額2億円の地域自治区活動資金などが盛り込まれました。また、12月議会でほとんど語らなかった市政運営にあたっての基本方針も今回ようやく示しました。市長が“目指すまちの姿”は、「子育てしやすい、学びやすい、健康でいられる、老後を安心して豊かに過ごすことができる、そのような『すこやかなまち』」だと言います。さらに、「マニフェストはいつ実現するか明記すべき」との指摘をうけ、51項目の公約については、22年度予算で実現するもの、25年の任期までに実現するもの、検討するものの3つに分類して示しました。予算の中身などについては十分検討してから評価していきたいと思います。

 その後、議会運営委員会があり、3月議会の日程が決まりました。会期は3月2日から26日まで。2日、3日と総括質疑、4日からは委員会審査、17日から23日まで一般質問、そして最終日は26日です。

 議会運営委員会終了してから党議員団で新年度予算などについての勉強会をやりました。市政運営に対する市長の所信、新年度予算についての提案理由の説明に分け、読み合わせをやり、その後、感想を出し合い、意見交換をしました。「抽象的でよくわからないところがある。市民にもっとわかる言葉で語ってほしい」「全体として行政サービスから一歩踏み出して、市民に対して協力を求めている部分がある」「『事務事業の総ざらい』というのはあまり良い印象を与えない。総点検と言った方がいいのでは」などという声が出ました。意見交換でもっとも時間をかけたのは組織条例の「改正」です。スリムにしたい、機能性を高めたいという気持ちは理解できるものの、「企画と財政を一緒にするのはいかがなものか」「なんで財政担当政策監とせずに財政担当部長とするのか」「男女共同参画をどうするつもりか」など次々と出された声をめぐり、議員団としての整理を始めています。明日は委員会資料などにも踏み込んで意見交換を続け、その結果をもとに総括質疑の質問項目をまとめます。

 今朝の今朝の上越よみうりに『集落再生と日本の未来』(自治体研究社刊、税込1890円)を紹介してもらいました。これで3紙に書いてもらいました。お陰様で、電話による注文や問い合わせをいくつもいただきました。なかには、私の随想が書かれているかと勘違いした人もいて、びっくりしました。

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2010年02月22日 23:34に投稿されたエントリーのページです。

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