きょうは中山間地対策特別委員会の勉強会がありました。中山間地域対策、中山間地域振興条例(仮称)について同委員会で検討してきたことについて企画地域振興部長、自治・地域振興課長などとフランクに意見交換しました。このなかで市側は、新年度予算の中で中山間地域に住む人たちが安心して住めるような施策を盛り込む予定であることを明らかにしました。具体的な内容は22日に明らかにされるものと思います。市議会が市に求めていた中山間地域振興対策の総合窓口の設置についても新年度に何らかの動きが出そうです。
勉強会は午前で終了。午後からは、いったん家に戻り、にいがた自治体研究所に上越市内の地域協議会の最近の動きについて報告しました。昨日のにいがた自治体研究所の会議で、上越市の地域協議会の頑張りが大きな話題となったことから、一定の情報収集をして伝えたのです。ちょうどタイミング良く、杉本前市議から高田区地域協議会の最近の会議のもようがメールで届いていました。メールには新聞で報道された高田の三重櫓について、冬場の閉鎖に反対であるとした答申の全文と私が総務常任委員会でとりあげた旧西城スポーツ広場にあるヒマラヤスギ等伐採問題についての意見書が添付されていました。
このうち、ヒマラヤスギ等の伐採に関する意見書には、「上越市は『上越市景観条例』、『上越市民みどりの憲章』を定めており、これらを遵守する観点からも、景観やみどりを守るべき立場である市の所有地において安易に樹木が伐採されることは避けなければならないと考えます」「3月末のヒマラヤスギ等の伐採までの間に、新潟県等との協議、工事方法の再検討等を行い、旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等を残せるよう引き続き取り組むべき」と書かれていました。地元住民の声を代弁する公的な審議機関でこうした意見書が提出されたことは伐採問題に今後、大きな影響を与えるものと思います。
きょうは午後3時過ぎから、吉川区、浦川原区、牧区を車で走り、雪崩危険個所のチェックをしてきました。
今回は単独行動です。きょう、私が走った路線は、一昨日に議員団で視察した県道高田横畑線に比べれば危険度は低いところでした。雪崩防止柵がよく整備されていて、安心感がありましたね。途中、吉川区と牧区で総合事務所をたずねましたが、吉川区では9年前(2001年)に作成された「土砂災害危険区域図」を一部分けてもらいました。
これには土石流など土砂災害危険個所とその対策が中心に書かれていますが、雪崩危険個所についても記載されていて、じつによくできています。私が生まれ育った蛍場も雪崩危険個所に入っているのには驚きました。
この「土砂災害危険区域図」はどうも新潟県新井砂防事務所管内の市町村全域で作成されたらしいのです。上越市内のものは全部入手したい。