きょうは新潟県党会議でした。朝早く「しんぶん赤旗」日刊紙を配達し、その後、大潟支部の後藤紀一さんの車に乗せてもらい出かけてきました。きょうの会議は先日行われた第25回党大会の決定を具体化する「県総合計画」を決定するとともに、半年後に迫った参議院選挙での勝利をめざす総決起の場となりました。
県委員長などの報告の後、12人の代議員が発言しました。
このなかで上越市の杉本敏宏前市議が並行在来線をめぐる情勢の変化をつくりだした住民運動の経験について発言、運動の盛り上がりが(新幹線開通後は並行在来線はJRの経営から切り離すなどの)旧政府与党合意見直しにつながったとのべました。泉田知事の「地元の動きが見えない」発言に地元住民組織が反発し、信越線の北から、南から沿線沿いに行進したことなどをあげての話は、要求に基づいて現実に政治を動かす姿がいきいきと語られていて、とても良かったです。
党市議団の上野公悦議員は、5年前の合併に伴う市議増員選で惜敗して以来、短期間に党勢を拡大し、後援会員とともに楽しく活動し、定例市議選(頸城選挙区)でトップ当選を果たした経験を党大会で発言し、全国の党員、党組織を励ましました。同議員はきょうの会議でも大会後、22日付赤旗「読者の広場」欄で大学時代の先輩が「こっぺ頑張れ、おれも頑張る」という投稿をしてくれたこと、豪雪の中で現地調査を行い、宣伝カーを出して「困ったことがあったら連絡を」と呼びかけたことなどを報告しました。この発言も党会議参加者に感動を与えました。発言原稿は上野議員のきょう付のブログに掲載されていますので、お読みください。
きょうの発言でもうひとつ紹介しておきたいと思います。新潟市の代議員、丸山久明さんの発言です。「自公政権退場の歴史的な闘いに参加できて感無量だった。日本の多数者革命を夢見て50年になるが、固辞したにもかかわらずまた自治会長に推された(これで13年目)。反共の壁はくずれている」などと語りました。丸山さんは30数年前、国政選挙に出たことのある活動家で、私が初めて町議選に出た時も応援に来てくださいました。「私、橋爪法一は第一に何々に取り組みます。私、橋爪法一は第二に……」選挙演説でのこういった言い回しは丸山さんから教えてもらったものです。医者から認知症だと診断され悩んでいると告白した丸山さんですが、党一筋に頑張ってきた丸山さんの話を久々に聞いて元気が出ました。