午後1時半から豪雪対策強化について市当局に申し入れました。議員団からは私と樋口議員が参加、16日、18日と現地調査をしてきたことを踏まえ、①障がい者、高齢者など要援護世帯にたいする調査、声掛け、適切な対応を継続して行うこと、②ビニールハウスなど農業関連施設の被害状況を把握し、対策を講じること。また、農畜産物の生産、出荷が困難なときは応援できる体制をつくっておくことなど9項目の要請をしました。市側からは大雪災害警戒対策本部長の稲荷副市長、それに笠原都市整備部長、川上防災局長が応対し、懇談してきました(画像)。
私からは、「要援護世帯の方々が民生委員や市役所職員の訪問をとても喜んでいた。引き続き頑張って継続してほしい。冬場でも農業生産活動で頑張っている人たちがいる。和牛飼育農家、ハウスを使った野菜栽培をしている農家を励ましてもらいたい。市民はホームページを通じても道路など生活にかかわる情報を知りたがっている。速やかに情報を掲載してもらいたい」と訴えました。稲荷副市長は、「(農業生産の実態などの)調査をして対応していきたい。災害救助法の適用問題については私どもも申し入れの内容で働きかけていきたいと考えている。職員も頑張っているのでご協力をいただきたい」と答えました。
申し入れの直前、川上防災局長などから「ホームページ(で対策本部設置情報などを掲載しなかったこと)については申し訳なく思っている。頭を下げるしかない。いま掲載の作業をしているのでしばらくお待ちいただきたい」と話がありました。申し入れを終えて、早速、市のホームページを開いてみましたら、新着情報として対策本部設置のことが載っていました。早朝に掲載したこのブログが少しは役に立ったようです。よかった、よかった。
以下、申し入れの全文です。
上越市長 村山秀幸 様
豪雪対策強化に関する申し入れ
2010年1月19日
日本共産党上越市議会議員団
団長 橋爪法一
豪雪災害対策での連日のご奮闘に心から敬意を表します。
議員団では、1月16日、1月18日と市内における豪雪の実態調査をし、対策強化について検討してきました。また、この間、市民からもいくつかの要望が寄せられています。つきましては、以下の点につきましてご検討いただきたく、申し入れるものです。
-記-
1.障がい者、高齢者など要援護世帯にたいする調査、声掛け、適切な対応を継続して行うこと。特に除雪要員確保については十分な手立てを講じること。
2.市のホームページでの豪雪関連情報は速報性を高めるとともに充実を図ること。
3.ビニールハウスなど農業関連施設の被害状況を把握し、対策を講じること。また、農畜産物の生産、出荷が困難なときは応援できる体制をつくっておくこと。
4.現在ある雪害関連の各種支援制度を引き続き維持・充実し、市民への周知に努めること。
5.旧上越市域の市道除雪については、13区と同じように実態を具体的に把握し、速やかな対応ができるよう改善すること。
6.除雪機械オペレーターの技術伝承について配慮するよう関連業者に要請すること。
7.国に対しては除雪対策の特別交付税の増額を要請すること。
8.豪雪が予測される時点で、JRに対して、直江津駅に除雪機関車を待機するよう要請すること。
9.災害救助条例、災害救助法の適用については、2006年豪雪の時と同じく、合併前市町村の区域でひとつでも適用基準を超えた時は全市域に適用するよう関係機関に要請すること。
以上
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