朝、新潟日報を読んで、思わず「ええっ」と声を出してしまいました。一面のトップに古町にある本屋さん、「北光社」が経営難から来年1月で閉じるという記事が掲載されていたからです。ショックでしたね。「北光社」は「第一書店」、「文信堂」と並んで私の学生時代の大切な本屋さんでした。毎日のように顔を出し、棚の本を端から端まで目で追ったものです。特に文庫本、新書はここでよく買いました。今回の閉鎖は、私にとって、営所通りにあった第一書店に続くもの、青春時代の思い出の空間がまたひとつ消えてしまいます。
今回の報道で思ったのは本屋さんとの付き合いです。現在は仕事場のひとつである市役所に近い本屋さんを一番使っていますが、自己形成に深くかかわってきた本屋さんはもっと大切にしなければいけないなと感じました。私が高校時代に通い続けた、高田の本町4丁目にある「春陽館」もそういう本屋さんのひとつです。岩波書店の本が充実しているので、いまも時々訪れてはいるのですが、市役所から遠いのでご無沙汰しがちです。でも、考えてみれば、ここは昔も今も高田本町街の文化の砦です。市役所には配達もしておられるようなのでもっと利用するように心がけたいと思います。
さて、雪の方ですが、予想通りたくさん降りました。積雪はわが家の牛舎周辺で55センチとなりました。今朝は6時過ぎに起床。明るくなるのを待って小型除雪機を動かし、除雪作業を1時間半以上やりました。55センチというのは、わが家の23馬力の除雪機で一度に飛ばすにはぎりぎりの積雪です。高速(除雪機の走行スピード)の1速か低速の3速で作業をしたのですが、昨日よりは雪は軽く、遠くに飛ばすことができました。朝食後、昨日行けなかった地域へ「しんぶん赤旗」日曜版を配達しました。雪が多く、道も狭いので、仲間から手伝ってもらいましたが、それでも約3時間かかりました。