一般質問最終日でした。質問者は4人で、すべて日本共産党議員団のメンバーというめずらしい日になりました。一日全部の質問者が日本共産党議員というのは、おそらく、上越市議会の歴史の中でも初めてでしょう。打ち合わせでは、私が替わったばかりの市長の姿勢や選挙公約の基本的なことを問い、それを土台にして、他の3人が具体的な問題で質問を展開していくという連携プレーをしようということになっていました。
全体としては4人の持ち味が出すことができ、議場は終始緊張感に包まれました。連携プレーも全面展開とはいきませんでしたが、できました。私は、「十分な検討」「上位計画との整合性」などを理由に市長の所信表明が3月定例会まで先延ばしされたことをとりあげ、政策実行の優先順位などは市長の公約、「3つの約束と10の決意」を発表する段階で決まっていたはずだと追及しました(画像)。これにたいする市長答弁を質問に生かして、子ども医療費の無料化や75歳以上の高齢者の医療費負担の軽減問題で頑張ったのは樋口議員です。論戦もかみ合い、いい質問となりました。
きょうは私を知っている人が5人ほど傍聴にきてくれました。やはり、傍聴者がいると元気が出ますね。お昼休みに感想をきいてみたら、再質問に市長がメモも持たずに答弁している点を評価する声とともに、「答弁に味がない。もっと心を込めて語ってほしい」という声もありました。私の質問についての感想は、「わかりやすくてよかった。でも(行政は)なかなか動かないね」。いや、きびしい。行政をグイッーと動かすような質問か…。もっと勉強してがんばらないとね。
最後にひとつお知らせです。私が毎日訪問している参議院長野選挙区候補の中野さなえさんの、きょうのブログに私が描いたカットを掲載していただきました。さなえさん、ありがとうございます。なお、カットは10数年前に描いたものです。