「平等橋」は「ヘイトウバシ」だった
市議会厚生常任委員会が終わってから牧区へ車を走らせました。午後4時少し前です。目的は牧区の山中にある平等橋。ところが、事前調査が十分でなかったために道に迷ってしまいました。インターネットで調べた時の、鷹羽鉱泉の近くという印象が強く残っていて、仲入橋を過ぎ、山をどんどん登って行ったら、鉱泉に着いてしまいました。鉱泉の管理人さんに、「ビョウドウバシって近くにありますか」と尋ねたところ、「聞いたこともない」という返事でした。
深山荘近くの宇津俣橋まで戻り、畑で仕事をしていた女性に、「ビョウドウバシってご存知ですか」と尋ねると、この人も首をかしげます。「平(たいら)」に「等(ひとしい)」と書くんですけど、ときくと、「あ、それはヘイトウです。だいぶ奥に入りますよ」。その場所は、宇津俣橋から南東方向に1.5キロメートルくらい行ったところにありました。「平等橋(ヘイトウバシ)」(画像)。1級県道柳島信濃坂線にある昭和61年12月竣工の橋でした。橋長、約27メートル。これで市内にある「平和」と「平等」と名のつく二つの橋を渡ったことになります。
きょうの牧区入りで印象に残った橋は、「島之橋」、「藤見橋」、「平等橋」。このうち、「島之橋」は旧上越市と牧区の境にあります。合併前は、橋を渡ると違う行政区になる場所でした。「藤見橋」(画像)は新しくて、とてもきれいな橋なので、車をとめて初めて渡りました。竣工は昨年の10月です。おそらく、市道にある橋としては一番新しい橋でしょう。
ところで、きょうの最大の収穫は、「平等橋」をさがしている時に出合ったメタカラコウ(画像)です。蕗のような大きな葉を持ち、房状の黄色い花を道端で咲かせていました。感動でした。もちろん、初めて出合った花です。写真は全体を撮ったものがぴんぼけでしたが、接写したものはまずまず。道に迷ったおかげで素敵な出合いとなりました。