「限界集落」の春
6日前にテレビ局からいわゆる「限界集落」についてインタビューされたことはお知らせしたとおりです。2時間ほど記者の取材につきあいましたが、その時のことが3分ほどの映像にまとめられました(画像)。夕方のUX新潟テレビ21の「スーパーJチャンネルにいがた」です。いろいろ話をした中で何をピックアップしてくれるのか楽しみにして待ちました。
「限界集落の春…夢を抱いて暮らしている」というタイトルで放映することをテレビの番組表で確認し、正直言ってホッとしました。農地の荒廃の状況、崩壊した家屋などが前面に出て暗いイメージを拡大することにならなければいいがと思っていたからです。山間地の住民の暮らしの中には人間として生きていく本当の暮らしが残っている。食べ物も美味しい。人と人の付き合いもいい関係になっている。私が「限界集落問題」を議会で取り上げたのは、その点をふまえながら集落の維持・再生に向けて対策を講じてほしいと願ってのことでした。きょうの番組は柿崎区の水野集落にスポットを当て、私の思いと共通の構成になっていました。春祭りを準備する人たちの表情、じつに生き生きとしていて良かったですね。
アナウンサーが最後に言いました。今後も「限界集落」を取り上げていきたいと。今回は「限界集落の春」でしたから夏、秋、冬と続くのかも知れません。今後は、こうした集落が消滅の危機を乗り越え、再生させる道は何なのかについてもふれる内容に発展させていってほしいと思います。こちらも、市議会中山間地対策特別委員会で頑張っていかなければ……。