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2009年03月投稿分

2009年03月31日

3月31日

 08年度は本日が最後。午前8時50分、市役所に入るといつもと違った雰囲気がありました。一階のエレベーター前では総務省に戻るF部長から「議員、お世話になりました」と声をかけてもらいました。F部長は本会議や委員会で誠実にしかもわかりやすい答弁をすることから、議員の間でも評価の高い人でした。「ここに住んでいる人なら市長にしたい人だね」という声もあります。「また、会いましょう」と握手をして別れました。
 きょうは午前から党議員団会議です。いくつかの打ち合わせをした後、議員団ニュースなどの作成をすることにしていましたが、申し訳ないことに、私は途中から目が開かなくなってしまいました。昨晩はよく眠ったはずなのに、目を閉じるとすぐ眠ってしまうのです。今回のニュースでは4人分の一般質問を掲載し、議案の賛否や討論のこともお伝えしなければなりません。限られた紙面のなかで編集が大変だったはずでしたが、私以外の3人の力で作成作業は終わりました。感謝!
 そうそう、午前中にもうひとつありました。上越地域消防事務組合の丸山防災課長が議員控室にこられ、先日の組合議会でお願いしておいた新型インフルエンザ対策に関する方針文書を届けてくださいました。議会では顔を見ていても質問するとき以外はほとんど付き合いのないのが消防組合議会の課長さんたちです。でも話をすると、同年代のせいか、とても親しみを感じます。きょうも元職員のKさんのお父さん(家畜商だった)のことや私のこの日記などで話がはずみました。
 午後は各派代表者懇談会で、ある議員の一般質問について議長コメントを出すか出さないかをめぐり約1時間にわたり議論をしました。非公式の会議なので内容までふれませんが、議会のルールと常識の中で速やかに議長が判断して出すべきだったと思います。あいまいなことをやっていると、「この議会は何をやっているんだ。議長は何しているんだ」ということになります。


2009年03月30日

年度末の挨拶

 08年度もあと1日となりました。市役所の職員さんのなかには4月1日付で異動する人、31日をもって退職する人たちがいます。すでに内示が出ているので、この時期は異動・退職に伴う挨拶が交わされます。
 今回退職される職員さんについてはそれぞれ思い出があります。
 Aさんはサムライのような風貌をもちながら限りなくやさしい心の持主。市議になってからすぐに憶えた職員さんでした。私についても、「共産党から出てくるなんて、どんな人かと思った」と関心を寄せてくださいました。そんなこともあって、市民からの生活相談ではずいぶんお世話になったものです。議会の委員会では三つ指をついて、テキパキと答弁されるので強く印象に残りました。
 Bさんは合併前から知っていた職員さんです。この人については上越市が発行した子育て関係の本で初めて知りました。この人とは議会で論戦することになるのですが、誠実な人柄が答弁ににじみ出ていて、つっこみづらかった。ほんとに。
 このほか総合事務所のCさんなどずいぶん大勢の人に助けていただきました。退職される方の中には新たな分野で仕事をされる方、自宅で悠々自適の生活をされる方などさまざまです。今後ともがんばってほしいですね。


2009年03月29日

町内会春会議

 例年、この時期になると新年度に向けた会議が続きます。きょうは地元町内会の春会議でした。新年度の役職員の手当、普請日当、祭りの当番などの係り等を決める会議です。会場は町内会の公民館ですが、ストーブが故障していて、暖房なしの会議となりました。この時期、ストーブなしはきつかった。
 この会議が終わってからは「しんぶん赤旗」の集金と生活相談でした。きょうは町史の編纂でお世話になった鈴木栄太郎さんが「源と天・地・人」というテーマで講演をされるというので楽しみにしていたのですが、開始時間前には終わらず、参加を断念しました。
 夜の早い時間帯に近くの温泉に行ったら、後援会の人にばったり出会いました。家族で夕食をとりながら温泉に入りにきたのだそうです。私の顔を見るなり、「ちゃんと休まなきゃだめだよ。疲れをとらんと…」。疲れが顔に出ていたのでしょうか。
 25日の私の一般質問のことを書いた市政レポート1390号をアップしました。再質問まで入れた編集をしたかったのですが、ちょっと時間がつくれませんでした。質問の全体は上越市議会のホームページにインターネット中継録画がありますので、そこでご覧ください。


2009年03月28日

長野市から赤旗記者が取材に

 めずらしいことに、昨日は吉川区の平場よりも市役所周辺の方が降雪量が多かった。「しんぶん赤旗」の配達・集金をしながら、こうした情報を何人か伝えたところ、「おかしな天気だすけ、5月ごろに雪が降らなきゃいいでも」などといった心配の声が返ってきました。本当に異常です。
 吉川区の山間部の降雪量は10センチほどでした。きょうは、雨でもないのに、久しぶりに長靴をはいて動き回りました。どういうわけか、私は長靴をはくと落ち着きます。
 さて、きょうは夕方、長野市からお客さんがありました。長野市駐在の赤旗記者のEさんです。Eさんは先日の私の一般質問も傍聴し、取材していかれましたが、きょうも信濃町の廃棄物最終処分場問題についての取材でした。
 Eさんからの取材の中心は今後のたたかいの方向についてでした。計画をしている業者は断念するどころか大林組などの応援を得てでも推進する構えを見せていますので、県境を越えたたたかいの輪をどう広げていくかが課題です。Eさんからは、「共産党議員席以外からも応援のヤジが飛んでいたので、この問題は保革を超えた取り組みになっていると感じた」など、傍聴した時の感想も寄せてもらいました。


2009年03月27日

3月議会終わる

 3月議会がきょうで終わりました。
 注目されていた新年度一般会計予算は創風クラブ、毘風、政新などの賛成多数で可決されました。でも当初予算について反対に回ったのは10数人です。これまでにない広がりとなりました。昨日、文教経済常任委員会で否決された体育施設条例の一部改正も本会議では賛成多数で可決されました。
 採決に先立って行われた討論には平良木議員が参加。同議員は、①総合計画の年度ごとの計画を明らかにしないで予算編成したことは問題だ、②雇用確保、中小企業への支援が不十分である、③老人福祉費が削減されている、④関係住民の合意を得ることなく西城スポーツ広場の売却方針を打ち出した、⑤学校給食民間委託路線を強化していることなどを理由に挙げて反対しました。
 一般会計予算が可決された後、付帯決議が提案され、全会一致で可決されました。内容は、「(西城スポーツ広場の)土地の売却にあたっては、周辺環境への影響や将来のまちづくり等を考慮し、売却の交渉相手を国立大学法人上越教育大学に限定することを強く求める」というものです。この決議によって市は大きな制約を受けることになりました。
 3月議会は3日からの長丁場でした。早く疲れをとって中間選挙支援、総選挙に向けてがんばりたいと思います。
 昨日の鳥の鳴き声ははやりウグイスでした(きょうの鳴き声)。今朝はハッキリとした鳴き方をしていました。ひょっとすると別の鳥かな。


2009年03月26日

体育施設条例の一部改正は委員会で否決

 市長が提案した条例は、文教経済常任委員会において賛成少数で否決されました。この条例は西城町にあるスポーツ広場をこの条例に該当する施設からはずすものですが、提案理由で「西城スポーツ広場の用地を売却するため、供用を廃止するもの」とされたことに高田地区出身議員などから猛反発が起きていました。明日の本会議には、この件に関連して新年度の一般会計予算の修正案もだされます。
 きょうは文教経済常任委員会と総務常任委員会が開催された後、党議員会議で明日の本会議での討論の準備をしました。4人で賑やかに議論をしながら原稿を作成したのですが、新年度一般会計予算の評価と問題点をめぐりいろいろと意見が出て時間がかかりました。長々と書いたものを読み上げても聞いてくれる人は少ないだろうと、できるだけコンパクトにまとめました。
 今朝、わが家の近くで、気になる小鳥の声がしました。へたくそな鳴き声ですが、どうも鳴き方からいってウグイスの鳴き声ではないかと思うのですがどうでしょう。鳴き声はこちらです。今朝は寒さが戻り、うっすらと雪が降りました。


2009年03月25日

一般質問終わる

 一般質問はきょうが5日目、最終日です。党議員団で登壇したのは平良木哲也議員と私です。平良木議員は当選してまだ1年ですが、なかなかの頑張り屋さんです。今回も質問の組み立てをきちんとしてのぞんでいましたし、介護保険や新幹線問題で最新の情報を駆使していました。質問の展開に論理性があって分かりやすかったですね。もうベテランに負けない論戦力を獲得したと言ってよいでしょう。
 私の今回の一般質問のテーマは高田平野断層帯と地域防災計画、信濃町の廃棄物最終処分場問題、地域自治区の問題、精神障害者の入院医療費助成制度の4つです。今回は、質問する前にどういう答弁を引き出すかだけを決めておいて、あとはその場の雰囲気に応じて質問を展開していくことにしました。その方が質問に迫力が出て、いいだろうと思ったからです。ただ、まだ力不足でした。信濃町の廃棄物最終処分場問題では、市長の、建設計画に反対という答弁が目標でしたが、いまの段階では態度を表明しないという姿勢をくずせませんでした。うれしかったのは、私の質問中、保守系議員も含めて多くの議員が私の背中を押してくれていることを感じたこと。ありがたい、ありがたい。
 きょうの質問者は7人。最後の議員が終わったのは午後6時過ぎでした。お腹がペコペコでしたので、妻と一緒にラーメンを食べ、その後、父を見舞って家に帰ったものですから午後9時少し前になりました。118円の発泡酒をひと缶いただいたら、疲れがドッと出てひと眠り。明日は総務常任委員会、文教経済常任委員会、そして党議員団会議と続きます。ラストスパートです。


2009年03月24日

西城スポーツ広場についての回答書

 一般質問4日目。きょうは上野公悦議員が深刻化する経済不況下の中小業者支援、学校給食民間委託問題で追及の先頭に立ちました。上野議員の質問は体の中から市民の願いや思いが次々と言葉になって出てきます。自らの体験や周りの仲間などから聞いたことが多いのでとても身近に感じます。いつも業者の皆さんから「よく言ってくれた」と頼りにされるのもうなづけます。「貸し渋りの状況把握はできているか」という質問に市側が「貸し渋りは1件もない」と答えると、「現に、高田の電気工事業者が断られているではありませんか」と切り返す。これができるのも日頃の活動の蓄積があるから。たいしたもんです。
 一般質問は明日が最終日です。党議員団の平良木議員は明日の2番手、私は3番手です。私の出番は早ければ午前11時40分頃から、遅くとも午後1時過ぎからとなるでしょう。上越市議会ホームページでインターネット中継がありますし、市内で上越ケーブルビジョンをごらんいただける方はテレビでも中継されます。応援してください。

 さて、党議員団が19日付けで木浦市長に提出していた質問書に対する回答書がきょうの午後届きましたので、全文を掲載します。西城スポーツ広場に関する市長への質問と回答書はこちらをクリックしてください。「民間への売却は想定していない」としている点は一定の評価ができますが、委員会では民間という言葉が出ていただけに、改めて事実関係をただす必要があります。また、住民との合意形成は議会議決後というのは理解に苦しみますね。

 


2009年03月23日

一般質問3日目、個性あふれた質問続く

 一般質問はきょうで3日目。山崎一勇議員を先頭に6人が登壇、地域事業費、学校給食民間委託など市政の当面する課題をとりあげていました。
 質問はいずれも個性があふれたものばかり。直江津地区出身の江口修一議員はパネルを活用するのがとても上手です。今回はグラフだけでなく、芭蕉の句碑の写真もパネルにして直江津の魅力を浮き彫りにしました。栗田英明議員は質問の前段で市長との「仮想問答」をやり、その後、自治体EAなど行政経営の課題について具体的に踏み込みました。この技はこの人ならではのもの、他の者がやればヤジが飛んだことでしょう。
 党議員団からは樋口良子議員が登壇。「非正規切り」等の防止、生活保護の対応、宮野尾の廃棄物最終処分場建設問題で論陣を張りました。同議員が執念を燃やしている廃棄物最終処分場問題では、かつての違法埋め立て現場、春日山城跡本丸へ足を運び、そこで見たことを生の言葉で語り、計画の中止を訴えました。
 明日は上野公悦議員がトップバッターで登場します。平良木議員と私は明後日25日になることが確実となりました。いよいよ出番が近づいてきました。


2009年03月22日

生活相談など次々と用事が出て

 3連休最後の日。一日中、一般質問の準備をする予定でいたのですが、生活相談など次々と用事が出てきて、家にいたのは2時間ほど。最終的に家に戻った時間は夜9時過ぎとなりました。
 きょうは小雨を伴った強い南風が吹き荒れました。しばらく落ち着いていた父が昨日あたりからまた熱を出しているというので、急きょ病院へ行ってきました。ここでも風が強く、傘はさせなかったです。父は熱は下がっていたものの、いまひとつ元気がない感じがしました。でもまだまだ大丈夫。
 生活相談のうち1件は高齢者からのもので、手紙を代筆してほしいというものでした。私はキーボードを使って書くのはなんとかなるのですが、手書きとなるとまったくの筆不精になってしまいます。きょうはこうした自分にむちうち、この代筆を含め3通の手紙を書きました。
 写真は昨日、「しんぶん赤旗」配達中に撮ったエゾエンゴサク。毎年4月に見かける小さな花です。今年はもう咲きました。ezoenngosaku090321.JPG


2009年03月21日

パラグライダー初飛行

 きょうもまたいい天気になりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の早朝配達から戻ると、家の周りは小鳥たちがたくさんやってきていて、賑やかな鳴き声でいっぱいでした。
 午前中は日曜版の配達でした。昨日からの連休を利用して帰省している人に何人か出会いました。小学、中学生時代の友人のYさんもそのひとりです。きょうは配達を終わらせてから少し時間をとって、吉川区在住の同級生のTさんも誘い、スカイトピア遊ランドで昼食をとり、おしゃべりを楽しみました。昼食で注文したのは『尾神御膳』(画像)です。カタクリの酢味噌和え、スイトン入りお汁、ふき味噌がよかったです。3人で外へ出たら、高田に住む同級生のKさんに偶然出会いました。今年は同級会をやろうね、と4人で話し合いました。
 昼食後は尾神岳に車で登ってきました。この時期に尾神岳に登れるなんて信じがたいのですが、これも暖冬のおかげです。上り道ではマンサクの黄色い花があちこちに咲いていました。尾神岳にはマンサクの木がこんなにも多いとは知りませんでした。パラグライダーの出発点となるところにはもう車が数台とまっていました。いずれもパラグライダー愛好者の人たちです。尾神岳での今年の初飛行だそうですが、例年よりもひと月は早いですね。風を利用して残雪のある尾神岳上空を飛ぶ姿(画像)はとても楽しそうでした。
 わずかな時間でしたが、同級生と一緒の時間はいい気分転換になりました。


2009年03月20日

ヤマザクラも開花

 きょうは昨日までの暖かさがなくなり、寒さが戻ってきました。柿崎区内の県道脇にある温度計は午後2時半ころで6度でした。でも野山の動植物にとって、2日間の高温は大きな影響を与えたようです。私の牛舎付近のヤマザクラはパラパラと花をつけました(画像)。スイカズラはもう緑色の葉を広げています。そのほか、付近の木々の芽も一気に膨らみ始めています。紫色をしたスミレの花も今年初めて見ました。こうなると、来週あたりから、野山の色がどんどん変わっていきます。楽しみな春が近づきました。
 きょうは午前中、新潟市で全県党議員会議でした。総選挙に向けての幹部会の方針を再確認、気持ちを引き締めて月末までの活動をすすめて行かねばならないと思いました。上越市議団は平良木議員の車に乗せてもらい、全員参加。車中では堅苦しい話はせず、楽しい会話で盛り上がりました。もっとも栄のパーキングエリアで昼食(私は栃尾の大きな油揚げ入りソバ)をとってからは、熟睡させてもらいました。
 地元に帰ってからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と購読のお願いでした。時間があまりなく、残念ながら新読者を増やすことにはつながりませんでしたが、勤務の都合で購読を中止する予定だった方から引き続き読んでいただくことになりました。どんな選挙でも応援してくださる方なので、ぜひ読んでいただきたかった方です。よかった。


2009年03月19日

一般質問2日目

 今度は笹川栄一議員(政新・清里区選出)が信濃町の廃棄物最終処分場問題をとりあげました。きょうの一般質問での話です。同議員は1回目の質問だけで22分を使い、残り8分の再質問の時間全部を使って、「市長が反対表明するならいましかない。いま一歩踏み込んだ答弁を」と迫りました。しかし市長答弁は「事業の事前協議がなされていない段階で当市への影響について判断する状況にはない」「署名や議会決議は重く受け止めているが、事業計画申請書が提出された時期が(態度表明の)タイミングかと思う」というもので、今回もまた、市民が期待する答弁とはなりませんでした。
 この問題で通告を出しているのはあと一人、私だけです。一般質問通告書を出した時、「飯塚、笹川両議員の後になれば、質問の余地はなくなる。最終処分場問題以外で質問を組み立てよう」そう思い、総合計画の取り組みを中心にした質問の展開をイメージしていたのですが、そうはいかなくなってしまいました。困ったものです。
 さて、きょうは党議員団で市長に西城スポーツ広場に関する質問書を提出しました。本来なら議会の常任委員会で解明すべきことですが、すでに関係常任委員会での質疑は基本的に終わっているということなので、こういう形をとりました。質問書は国会議員の質問主意書とは異なり任意のものです。どういう答えが返ってくるか分かりませんが、誠意をもって対応していただきたいものです。以下は質問内容の全文です。

 さて、貴職より提案のありました西城スポーツ広場用地の一部売却に関しまして、議会でも質疑をさせていただきましたが、その後の現地調査および市民から寄せられた声などから、いくつか解明すべき点が出て参りました。ご多忙中たいへん恐縮ですが、24目夕方までに文書にてご回答くださいますようお願い申し上げます。

                         記

1 体育施設条例の一部改正について
 (1) 西城スポーツ広場を同条例の対象からはずす話は、いつどこから出たか。できるだけ具体的にお答えいただきたい。
 (2) 市教委定例会又は臨時会で今回の改正案の審議をされたかどうか。されたのであれば、いつ、どこで行われたのか。また、主な審議内容をお示しいただきたい。

2 西城スポーツ広場(2600㎡分)の売却について
 (1) 市以外の公共的機関、学校法人などから、すでに売り渡しについて申し入れ(働きかけ)があったのではないか。あったとすれば、それはいつ、だれ(市役所のどの部署)に対して行われたのか。また、その際、必要とする面積、価格についての言及があったのかなかったのか。詳しくお示しいただきたい。
 (2) 市以外の公共的機関との交渉がまとまらなかった場合、民間を含めた売却を想定しているのかどうか、お答えいただきたい。
 (3) 売却については、地元町内会はもとより、市民の、特に高田地区の市民の合意が必要と考えるが、具体的にどのように対応したのか、お示しいただきたい。
 以上


2009年03月18日

市長答弁に保守派からも激しいヤジ

 きょうから一般質問がはじまりました。初日は元消防職員の瀬下半治議員など7人が登壇、多彩な質問を繰り広げました。注目は今議会の焦点となった西城スポーツ広場と信濃町の廃棄物最終処分場問題についての質問です。

 西城スポーツ広場に関しては、高田地区出身の永島義雄議員が、「高田師範をもってくるときに高田の人たちが苦労した歴史があるが、(問題となっている土地は)上越地方の教育の原点ともなった場所だ。自治基本条例を制定し、みんなで情報共有することが基本といいながら、(地元住民との)コンセンサスも得ないで決めるなんておかしいやり方だ。もっと時間をかけて検討すべきだ」と訴えました。これにたいして木浦正幸市長は、「この土地は昭和57年に新大高田分校の跡地を購入したもの。以来、様々な土地利用計画が検討されてきたが、(現在)直接この土地を有効活用する余地はない。利用計画のないところは積極的に売却をすすめていかなければならない。それぞれの思いがあることは認識しているが、質の高い行政サービスを安定的に提供していくためには財源が必要だ」と突っぱねました。
 永島議員と市長とのやりとりに議場は熱くなりました。市長が「利用価値のない土地は積極的に売却して行政サービスの財源作りをする」と答弁すると、「次元が違う」「利用価値がないというのはおかしい」とヤジが飛びました。また、市長が「これまで民間に売却すると言ったことはない」と発言した時も、「文教経済委員会で言ったよ」「やっぱり売るんだ」などとヤジ。議長からは「議員のみなさん、静かにしてください」との発言が出るほどでした。
 何度も再質問に立った永島議員は、「いま売ればいいやという発想はおかしい。何であの一等地を売らなければならないのか。市民の声を聴かない、これは市民本位ではない。行政権力主導型の市政だ」とバッサリ。すごい迫力でした。

 もうひとつ、信濃町の廃棄物最終処分場問題は飯塚義隆議員がとりあげました。この問題は地元の信濃町が地質専門家の調査結果を受けてハッキリと反対を表明。上越地域農業水産団体連絡協議会も関川に汚水流入の可能性があるとして5万4000筆もの反対署名を集め長野県知事などに働きかけた。また、市議会も全会一致で建設反対決議を行ったばかりです。飯塚議員の「こうした動きをどう受け止めているか」という質問には、市長からはごく自然に反対表明がされるものと思っていましたら、動きを「注視していく」発言にとどまりました。これには議場にいる議員もびっくり、「何で反対を言えないのかね」という声も聞こえてきました。当然です。


2009年03月17日

休会日ではありますが

 3月議会は常任委員会審査をほぼ終了し、明日から一般質問に入ります。きょうは休会日(常任委員会審査予備日)でした。委員会審査をこれまでよりも1日短縮して2日間としたことから予備日にしてあったのですが、各委員会とも時間が少なくなったことを意識して審査したことや夜8時近くまで延長して審査したこともあって、きょうの時間を審査に使う常任委員会はありませんでした。総務常任委員会を2日間でやっての感想ですが、審査を十分やるにはもう半日は必要ですね。
 さて、きょうは党議員団会議で各議案の討論原稿担当者を決めたほか、昨日の総務常任委員会でも問題となった西城スポーツ広場売却についての意見交換と視察(画像)を行いました。私が同スポーツ広場に入ったのは初めてです。思った以上に広く、良い場所だと感じました。話題になったヒマラヤスギはとても大きく、見事というしかありません。「クリスマスツリーに活用したくなる」という声が出るのもうなづけます。高田というと学園都市のイメージが強い。ここは、やはり教育活動に使う空間だと思いますね。大きな公孫樹が見え、ヒマラヤスギもあるこの空間には「高田の魂がある」という主張が委員会でありました。その主張にはいうまでもなく歴史的背景があるのですが、視覚的にもよく理解できます。
 議員団の会議などを終えてからは生活相談です。あらかじめ決めていた時間に相談者から来ていただき、2件の相談にあたりました。不思議なもので、ひとつの相談が終わりそうになると、ちゃんと次の相談ごとが出てきます。
 きょうは、このほか、市内の園芸農家の方から緊急融資制度の創設を求める声を寄せていただきました。また、新潟のテレビ局から私の議会活動にふれて取材の申し込みもありました。しばらく忙しい日が続きそうです。


2009年03月16日

西城スポーツ広場問題先送り

 上越市西城町一丁目138番地5にある西城スポーツ広場(画像)を売却物件にするかどうか。きょうの市議会総務常任委員会の議論もここが中心になりました。この問題については先週の金曜日に審査は終了したことになっていました。ただ、委員会としてどう対応するかの話し合いをすることを栗田委員長が提起していました。総務部の審査が終わった段階で、この話し合いが第3委員会室に場所を変えて行われました。
 結論からいうと、きょうの段階ではまとまらず26日にもう一度話し合うことになりました。きょうの話し合いのなかでは、西城スポーツ広場を売却対象からはずす措置をとる修正案を出すか、それとも「売却にあたっては住民合意を得たうえで行うこと」などの付帯意見をつけて賛成するかに別れました。議長からは、「市民からみてわかる結論を出してもらいたい。議会も行政もなにがなんだかわからないなかでことをすすめないように」など何度か発言もありました。結局最後は、各派の内部での話し合いも必要ではないかということで、結論は議会最終日前日に出すことになりました。
 きょうの委員会審査は総務部と企画・地域振興部関係でした。午前中に細々としたことを次々と質問していったら頭が疲れ、午後は回転しませんでした。やはり、審査の前の日、もっとも大事なのはしっかり睡眠をとることです。でも、きょうの審査のなかで、広島市の平和祈念式典に参加する中学生の感想文集を大切にし、これまでの蓄積を生かし、活字にすることを検討するなどいくつか前進がみられました。ありがたいことです。


2009年03月15日

恋ヶ窪

 最近、私の日記を読んでメールをくださった方の文を読んで、いいなと思ったのは、その方のご住所です。東京都内の「恋ヶ窪」というところに住んでおられるとのこと。それだけで一度お会いしたくなりました。私の生まれ育ったたところは「蛍場」、蛍がいっぱい飛び交っていたところでした。上越市吉川区には、「平和橋」という橋がありますし、「出合川」という川もあります。地名、川や橋の名前には魅力的なものがいくつもありますね。なお、「恋ヶ窪」からメールをくださった方は男性です。
 きょうは、朝から生活相談で動きました。日曜祭日ならいると思って電話をくださる方が多いのですが、きょうはちょうどいた時に電話が鳴りました。昼間とはいえ薄暗い部屋の中で、電気をつけず、ストーブなしで暮しておられるのを見て、まずびっくりしました。仕事を失い、生活に困っておられる方の相談でした。今後、こういう人から声をかけられることが多くなりそうな予感がします。いまの政治、早くなんとかしないといけませんね。
 午後からは明日の常任委員会審査の準備をしました。明日は総務部、企画・地域振興部関係の議案審査です。さっと見ただけですが、限られた時間の中で何をとりあげたらいいのか迷いました。こういう時には近くの山に入るのが一番です。少し寒かったですが、キクザキイチゲが美しく咲いていました(画像)。私の一番好きな野の花です。


よみうり子育て応援団大賞特別賞受賞記念祝賀会

 また、日記の書き込みが翌日になってしまいました。昨日の夕方、消防組合議会でお世話になっているKさんから「また、バッタンキュウしないようにね」と言われたばかり。でもビールとワインの力は絶大です。書き込み不能に陥ってしまいました。ああ、情けない。
 昨日は朝早くから「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達でフル回転。何とか目標の午後2時半までに終わらせることができ、高田へ急行しました。よみうり子育て応援団大賞の選考委員特別賞を受賞したNPO法人・マミーズネットの記念講演と祝賀会に出席するためです。
 NPO法人・マミーズネットは「親が幸せでなければ幸せな子どもは育たない」をモットーに1996年に発足した団体です。子育て中のお母さんたちのおしゃべりの場の開設や勉強のための講座を開催するなど大変頑張っています。今回の特別賞はこうした活動が評価されたものですが、「NPO法人・マミーズネットは最後まで大賞を競った団体だ。大賞と比べてもそん色がない」(よみうりからのお祝いメッセージ)という評価はすごいですね。
 昨日はこの祝賀会だけでなく、もうひとつ参加を約束した会合もあって、途中で失礼しました。時間を気にしながら移動したところ、記念講演・祝賀会のテーブルのところにメモを忘れてきてしまいました。京都大学大学院教授の鍋島陽一さんの講演では、人の年齢ごとの特徴の説明などおもしろくお聴きしました。メモがあれば、もっと具体的に書けるのにごめんなさい。会場では高校時代の同級生の高島さんや市役所のOBの方などと久しぶりに会い、楽しい時間を過ごすことができました。
 


2009年03月14日

常任委員会で「意見交換の時間」設定

 ごく当たり前のことが市議会でひとつ実現しました。昨日の市議会総務常任委員会の場で「委員間の意見交換」の時間が設定されて、各委員が自分の意見を率直に出し合ったのです。今回、意見交換が行われたのは高田の西城スポーツ広場の売却をめぐってのもの。財務部では「不用財産」のひとつとして西城スポーツ広場の約半分の面積(2600㎡)を売却する方針を打ち出しましたが、審査の中では「高田の魂のある場所」「大きな銀杏の木は400年くらいの樹齢ではないか。歴史的にみても非常に価値がある場所であり、保存の必要がある」「市民の声を聞いていないのはおかしい」などと異論が続出しました。それで、栗田英明委員長は「意見交換の時間」をとることを提案、そして委員の合意のもとに約20分間、委員が意見を出し合いました。私は、「市が所有する財産のなかでこの物件が『不用財産』の扱いをされていること自体に抵抗感がある。市民の声をもっと聴くべきだ」とのべました。
 じつは先日、総務常任委員会のメンバーが集まって、委員会審査のあり方について話し合いを行っていたのです。そこでは、委員会改革の一環として「意見交換の時間」を設けることが委員長から提案されました。その場では、いろいろと意見は出ましたが、案件によってはそういう時間をとることについてほぼ合意ができていました。昨日、委員長が改めて委員の確認をとり、その時間が初めて実現されることになったというわけです。これまで委員会はもっぱら行政当局に質問するだけでした。たまに請願審査で質問が出て、委員同士でやりとりすることはありましたが。だから、昨日は上越市議会の歴史に残る日となりました。
 ところで、昨日は夜8時過ぎから強風が吹き荒れ、交通機関などに大きな影響を与えました。わが家では妻が職場の仲間との懇親会に参加していて、電車で帰る予定でしたが、強風のため直江津駅から動けず、私が車で迎えに行くことになりました。杉の葉や小枝が飛ぶなかで、ハンドルがとられそうになるほどの強風は久しぶりでした。昨晩、家に戻ったのは11時前。委員会審査と夜のバタバタですっかり疲れはて、この日記も書かずにバタンキュウでした。


2009年03月12日

青木先生と久しぶりに会話

 昨晩から2度ほど留守電が入っていましたので電話をすると、何と東工大名誉教授の青木志郎先生でした。吉川町時代、総合計画の策定や地域づくりなどでたいへんお世話になった方です。合併後の上越市の動きについて知りたかったということでしたが、お生まれになった塩尻市小野のことや亀田郷土地改良区のこと、にいがた自治体研究所の長崎明先生のことなど次々と話が広がり、懐かしい電話対談となりました。先生は現在85歳。とてもお元気そうなので安心しました。電話を切ろうという段階で、「こっちで9条の会もやっているよ」という声も聞こえてきました。またお会いしたいものです。
 さて、きょうは午前に市議会建設企業常任委員会を傍聴し、午後からは一般質問の聞き取り調査でした。聞き取り調査は、最近はつい話が長くなります。課長、副課長さんなどと議論していると、論点整理もできます。きょうは、頭の中がだいぶすっきりしてきました。ただ、明日からの総務常任委員会の準備が遅れています。行政改革や第三セクター問題などで突っ込んだ議論をしたいと意気込んでいたのですが、勉強不足のまま審査を迎えてしましそう。困った。時間が欲しい。


2009年03月11日

小鳥たちの鳴き声で目ざめ

 朝、6時前、ホオジロかメジロだと思うのですが、とてもきれいな鳴き声が聞こえてきました。(鳴き声はこちら)。小鳥たちの声で目覚めです。これから天気のいい日は小鳥たちから起こしてもらえます。気持の良い鳴き声なので録音し、入院中の父にも聞かせてあげました。
 きょうは午前中、建設企業常任委員会を傍聴し、午後から生活相談と総務常任委員会の準備をしました。07年度の決算、08年度の当初予算と比較しながら新年度の予算を見ていくと、いろいろなことが見えてきます。興味をもって調べていくと、なかなか前に進みません。
 明日は一般質問の聞き取り調査、質問準備、そして市政レポート作成と大忙しになりそうです。そうそう、一般質問は、防災対策、信濃町の廃棄物最終処分場問題、地域自治区、精神障害者入院助成制度の4つを通告しました。


2009年03月10日

上越市の「介護労働実態調査」まとまる

 一般質問で介護労働者問題をとりあげ、市長から「介護労働安定センターが実施されました実態調査項目を参考にしながら、介護保険法で指定された市内の介護サービス事業所を対象とした実態調査の実施について前向きに検討させていただきたい」と約束してもらったのは一昨年の12月議会でした。その調査結果報告がきょうの厚生常任委員会でありました。
 事業者の調査対象は77事業者、労働者調査の対象は96事業所の288人。介護職員の正社員で離職した人の勤務年数は、「採用後1年未満」が31.9%、「採用後1年以上3年未満」が45.7%。介護労働者の平均月収は18万8500円でした。「仕事の内容のわりに賃金が低い」と回答した人は全国平均よりも10%ほど高い58.2%にもなりました。
 馬場介護保険課長が調査結果の概要について報告しましたが、財団法人介護労働安定センターによる全国調査の結果との比較数値が言われるたびに傍聴している議員席から「ウワーッ」という声があがりました。馬場課長は、「調査結果を分析して取りくむべき課題を整理していきたい」としています。調査結果は市政レポート等でお知らせしますので、しばらくお待ちください。


2009年03月09日

質問したいことがいっぱい病

 3月議会一般質問の通告締切日が迫っています。きょうは厚生常任委員会を傍聴した後、平良木議員をのぞく3人の党議員で明後日が締め切りの一般質問通告について検討会を行いました。
 通告締め切りが近づく頃、毎回、私は「病気」に襲われます。病名は「質問したいことがいっぱい病」。今回も通告書に書き出してみたら、防災対策、廃棄物処分場対策、道州制問題、地域自治区など何と5項目にもなってしまいました。質問時間は30分と制約がありますので、あれもこれもとやったら深みのない論戦となってしまいます。明日中に、「いまの時期にどうしてもとりあげなければならないこと」に絞って通告書をまとめなければなりません。
 夕方、友人の保育士さんから、「新たな保育の仕組み」(保育制度の大改悪)についてもぜひと訴えがありました。さて、どうするか。


2009年03月08日

歩いた、汗をかいた

 午前中、糸魚川市能生地区へ。市議選にあたっての政策ビラの配布の手伝いです。党支部の仲間などとともに出かけてきました。幸い、天気良く、権現岳を見ながらのビラ配りは歩け歩け運動にもなります。2時間近くも歩いたおかげで汗をたっぷりかきました。権現岳は海岸から少し奥に入っていることもあるでしょうが、米山よりも真っ白でした。デジカメは現地まで持って行きながら、荷物になるのでビラ配布の時はおいていきました。「きれいだ」と思った時にカメラがないとだめですね。
 家に戻ったら留守電が入っていました。あらかじめ予定していたものを含め、きょうは3件の生活相談で動きました。
 市政レポートNO1387をアップしました。


2009年03月07日

貝豆としぼり酒と

 ちょっと寒い日になりました。アノラックを着て、朝から午後2時過ぎまで「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達と集金でとびまわりました。忙しかったのですが、情報収集も兼ねて、2軒でお茶をご馳走になりました。最初のお宅ではちょうど近くの人とお茶のみの最中。テーブルの上には、この冬最後だというオータムポエムと山菜の煮物、豆などがずらりと並んでいます。そのうち、煮豆はこれまでお目にかかったことがありません。写真に撮り、インターネットで調べたら、貝豆というものでした(画像)。皮がやわらかで甘い味、ついついたくさんいただいてしまいました。
 午後3時からは㈱よしかわ杜氏の郷の新酒を楽しむ会でした。会場となったスカイトピア遊ランドには区内だけでなく、遠くは長岡市などから80人も集まりました。会場で味わったしぼりたての酒は香りもよく、とろりとして飲みやすい酒です。私は普段、酒は飲まない方なのですが、きょうはかなり飲ませてもらいました。おそらく2合くらいは飲んだでしょう。私は30数年前、東京は八王子市の造り酒屋さん(銘柄は「桑乃都」)で3か月ほど仕事をしたことがあります。きょうの酒で、フネから出たばかりのしぼりたての酒を思い出しました。


2009年03月06日

30回目を迎えた吉川中学校卒業式

 市立吉川中学校の卒業式でした。同校の卒業式は、旭中学校、源中学校などが統合して以来、今回で30回目になります。「第30回卒業式」という横断幕を見た時、浮かんだのは30数年前の統合中学校の体育館建築工事入札問題で大騒ぎになったことでした。あれから少なくとも34年は経ったということです。きょうは、男子29人、女子28人、合計57人が巣立っていきました。
 丸山辰志校長のはなむけの言葉、宮口保PTA会長のお祝いの挨拶に続いて、在校生代表の江村祐太さんがこれまでの学校生活を振り返り、1、2年生をひっぱってきてくれた卒業生の指導に感謝。その後、卒業生を代表して永井駿祐さんが巣立ちの言葉をのべました。
 永井さんもまた、これまでの学校生活の中から心に残った体育祭や校内音楽祭などについてふれました。吉川中学校の歴史の中でも初の出来事となった体育祭での紅軍、青軍同点優勝については、「卒業生の心に刻まれ、吉川中学校にあっては歴史に刻まれるものとなった。クラスの枠を超えて仲良しだった(ところがでた)結果だ」とのべました。また、音楽祭に関しては「歌えば歌うほど歌詞への思いが強くなった」ことなどを披露し、みんなで取り組んだ思い出を大切にして生きていく決意を語りました。式典に参加した人たちは、一つひとつの思い出を丁寧に紡ぎだしていく永井さんの語りにひき込まれました。
 今回の卒業生の中には吉川中学校で剣道を学びたいと他区から入学してきた生徒も入っています。これは初めてのことだと思います。大潟町中学校には体操を意識して入学する生徒もいるそうですから、部活でどんな頑張りを見せていくかは、こうしたところにも影響を与えるんですね。
 卒業式が終わってから市政レポートを印刷し、その後、市議会へと向かいました。文教経済委員会は予想以上に速いテンポで進んでいました。


2009年03月05日

委員会審査スタート

 きょうから文教経済常任委員会審査です。教育委員会、農林水産部、産業観光部と3つが対象ですからたいへんです。わが議員団からは上野公悦議員が委員会に入っていますが、彼は教育関係にはくわしいので、安心してまかせています。
 きょうは生活相談や議会活動について市民から電話があったりして半分ほどしか傍聴できませんでしたが、上野議員や市民クラブの小関議員などが積極的に発言して市民要求をとりあげていましたね。
 昨年の秋以降申請者が急増している就学援助費補助事業については、「本庁でも手続きできるようにしてほしい」「申請してから決定、支給まで時間がかかりすぎ」など改善を求める声が上がっていました。上野議員は、「申請者はこれからも増えていく。予算化した数値は少なすぎではないか。生活保護は14日以内に結果が出るようになっている。もっとスピーディに対応を。本庁でも受け付けられるようにすべきだ」などと追及。市教委から、「最後のひとりまで援助していく」「申請は市役所本庁でも受け付ける方向で改善していく」などの答弁を引き出していました。地域青少年育成会議や新事業の学校支援地域本部事業でも丁寧な良い質問をしていました。
 学校の修繕などで小関、上野両議員が昨日の総括質疑の「延長戦」をやってくれました。単年度ごとの実施計画、事業計画を示すべきだという主張は文教経済委員会全体の意思として確認されました。今後、他の常任委員会審査にも影響を与えるに違いありません。


2009年03月04日

総括質疑2日目、最後に登壇

 3月議会は昨日に続いて総括質疑が行われました。きょうは栗田英明議員からはじまって私まで5人です。
 栗田議員の質疑。いまの市民生活と地域経済の状態について、「激甚災害だ」という同議員の認識は私もまったく同じです。上越市では昨年の10月に編成方針が出されたのですが、その後の急激な経済情勢の悪化などがあり、予算編成方針が変わったのかどうかなどと市長にただしました。ここらへんの展開は、私の質疑でも参考にさせてもらいました。私のすぐ前に登壇したのは矢野学議員です。同議員は総合計画と「実施計画」について熱い論戦を市長との間でやりました。
 私の出番は早くて2時過ぎだろうと思っていたのですが、1時45分頃だったのではないでしょうか、登壇したのは(画像)。最後に登壇する議員としての質疑ですので、当然のことながら、私がしたかった質疑を前の人たちがやっています。同じことをきけば笑われます。前にとりあげた人たちの論戦をなるべく生かすことを意識して質疑を行いました。予算編成の仕方、住民負担の軽減、「地域活性化・生活対策臨時交付金」の活用の仕方、国への働きかけなどをとりあげましたが、とっさの論点整理ができず、詰めはもう一歩でした。直前の準備にもっと集中しないといけませんね。
 夕方、ご飯を食べてから「ゆったりの郷」へ行き、温泉につかってきました。遅い時間だったこともあり、浴場には私ひとりだけ。のんびり、ゆっくりさせてもらいました。明日からの委員会審査の準備はまず疲れをとることから。あとは資料整理です。


2009年03月03日

勘所をおさえた質疑

 きょうから3月予算議会が始まりました。27日までの会期です。きょうは市長による提案理由の説明の後、杉田議員など4議員が総括質疑に立ちました。
 4人それぞれ持ち味のある質疑でしたが、総括質疑に初登場の柳沢周治議員の追及が光りました。
 今回の予算は緊急経済対策がメインというか前面に出た編成となっていますが、同議員は「市独自の内需拡大策が希薄に見える。住宅建設促進が効果的と思うが、なぜそういう手だてができなかったか」と市長に迫りました。また、行政改革に関しては、14市町村が合併した平成17年と現在の市役所職員の数、部長級職員数を比較できるデータを提示し、「部長、部長級が倍増している。このことを無視していていいのか。部長級の行革推進担当を市長直属で配置するというが、なぜ副市長を抜きにしたのか」と追及しました。それから新幹線建設事業に伴う地元負担問題。新潟県知事が追加負担を拒否する発言をしたことでマスコミも注目しました。この問題では、知事発言を応援したくなるとしながらも、一方で、今後の建設に遅れが出るのではと地元住民が不安に感じないような市長のコメントが求められていたのではないかと市長の見解をただしました。いずれも、勘所をおさえた質疑で市長を土俵の外にぐいぐいと押し出しました。
 明日は私の出番です。明日の5番目ですから、おそらく午後2時過ぎ、ひょっとすれば3時頃になるかも知れません。さあ、これから準備です。
 


2009年03月02日

どうしても届けたいんです

 昨日書く余裕がなかったことをひとつ書いておきます。昨日は午後から直江津地区での総選挙勝利をめざす「新春の集い」でした。衆院比例候補の山口典久さんや6区の橋本正幸さんを迎えての集いでしたので、地元の樋口議員だけでなく、私や上野議員も参加しました。
 この集いで挨拶をしたらすぐ長野へ飛ぶという山口さんの話は説得力とユーモアに満ちていて、ひき込まれました。山口さんは、「大失業を黙って見ていていいのか」と切り出し、解雇や雇い止めをくい止めるのが政治の役割だと訴えました。2月4日の衆院予算委員会での志位委員長の質問を傍聴してきたという山口さんは、「大失業は法律に基づいて対応すれば防ぐことができる。大企業の内部留保を1%くずしただけで雇用は維持できるんです。トヨタは1台も車を生産しなくとも、労働者に5年間給与を払えるだけの貯えがある」と強調しました。
 今日の雇用問題では、会社の社会的な責任を問う声が多い。そのなかで、これこそ会社のあり方だ、という例を山口さんは紹介してくれました。地元のあるワイン会社の話です。ここの社長は、従業員は絶対に首を切らないという確固たる信念をもっているといいます。保険や貯金をたたいても切らない。なぜならば、辞めさせられるかもという不安にかられたらいい仕事をしてもらえないから。また、この社長はブドウ農家から買いたたくようなこともしないといいます。そんなことをしたら、いいブドウを作ってもらえないからとのことでした。生きがいをもって働くことの大切さを改めて感じました。
 北陸信越ブロックではこれまで2回の選挙で当選までもう一歩という結果でした。山口さんは、「今度のたたかいは政治の中身を変えるたたかいです。身近な要望を国に届けるためにも勝ちたい。みなさんの声を国会に届けたいんです。どうしても届けたいんです」と結びました。山口さんの「どうしても届けたいんです」、この言葉に応えなくては……。


2009年03月01日

「しんぶん赤旗日曜版」創刊50周年

 政党が発行している新聞の中で一番読まれていて、一番影響力があるのは、日本共産党の「しんぶん赤旗」日曜版でしょう。きょうは、この「しんぶん赤旗」日曜版を創刊した日、しかも50周年です。先週あたりからこの50周年を意識し、「3月1日の当日には必ず宣伝をし、読者も増やそう」と決意していました。
 きょうは、午前中に2つの生活相談で動いたのですが、そこで思い切って読者になってくださいませんか、と働きかけました。そのうちの一人の方から午後電話があり、読みましょうとの返事をもらいました。しかも親戚の人のところにも声をかけてくださるというのです。ああ、良かった。
 「しんぶん赤旗」日曜版は私が吉川町(当時)に戻った時、読者は8人でした。36年前のことです。それから徐々に増え続け、いま吉川区内では5軒に1軒の割合で読んでいただいています。
 30数年前のキャッチコピーであり、購読をお願いする側の合言葉でもあったのは、「子どもからお年寄りまで家族みんなで楽しめる新聞」「暮らしに役立つ新聞」でした。配達すると、すぐ新聞を開き、手塚治虫のマンガ『タイガーランド』を読む子どもがいました。ある病気で苦しんでいる人が掲載された医療記事を頼りに遠くの診療機関まで出かけられたこともあります。毎週、クイズに挑戦し、ハガキを出したら、「当たったよ」と図書券をみせてくれる高齢者の方もいらっしゃいます。いろんな方が「しんぶん赤旗」日曜版と付き合って下さる姿を見てきました。そして、配達していて何よりもうれしいのは、「この新聞に書いてある通りだ。いまの政治、変えなきゃ」という声が聞こえてくるときです。みんなで楽しめて、政治を変えていく新聞としてまだまだ広げていきたいと思います。
 私も活動のなかでは、これからもこの新聞を大切にしながらがんばっていきたいと思います。この日記をご覧になっておられる方のなかでまだ読まれていない方は、ぜひ一度、日本共産党のホームページでどんな新聞か訪問してみてくださいませんか。そこで見本紙(無料)を申し込むこともできます。


2009年03月投稿分

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