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2008年09月投稿分

2008年09月30日

一般質問終わる

 きょうは一般質問最終日でした。5日間で32人が登壇しましたが、昨日ときょうは7人ずつです。聴いているだけでもぐったりしますから、答弁する皆さんはもっと疲れたことと思います。
 私の出番はきょうの5番目、原油高騰対策、医師不足、並行在来線の3つをテーマに質問しました。このうち、最初の問題は6月議会でもとりあげているので、社会的弱者への影響と生活防衛にしぼっての質問となりました。市側の答弁は国の対応、原油価格の動向をみて対応していくとのことでしたが、速やかにやってほしいものです。
 医師不足とその対策については、質問準備が不十分でした。市の奨学金制度改革を問うたところ、県が昨年度から新たな制度をスタートさせ、地元医師確保に乗り出しているとの答弁がありました。この点は、私の事前調査から抜けていました。また、医師不足の背景に国の政策があることを浮き彫りにできませんでした。緊急的、臨時的な措置はとることにしたけれども、「将来的には医師は過剰。大学定員はひきつづき削減する」というのが政府の基本方針です。この点は、箇条書きにした質問メモに書いていたのですが、登壇してしゃべった時には欠落させてしまいました。でも、きょうの質問で、医師不足解消に向けていろんな課題があること、先進事例があることを明らかにできました。引き続き、問題にしていけば、取り組みは前進するでしょう。
 並行在来線の存続維持を図る上での大きな課題のひとつは初期投資を抑えることです。ここで無理をするとずっと重荷をひきずることになります。JRから施設を簿価で買うのではなく、無償譲渡してもらうことが求められています。これはわがままを言っているのではなく、収益性で見れば極めて当然だということを日大の教授の論文や他県の動向で明らかにしました。並行在来線に関係する11の道県知事が7月15日に関係機関に要請した内容から後退した主張をしていたのではだめです。この問題での再質問予定時間は5分間でした。ポイントをしぼってぐさりとやる、それを心がけたつもりです。この次には10分ほどとって、じっくりと質問してみたい。
 きょうは地元、吉川区から2人の傍聴者がありました。地元の人が来ていてくれると、緊張もするけれども元気が出ますね。感謝です。


2008年09月29日

克雪住宅補助金打ち切りに猛反発

 僕は今回はゆずりませんから。克雪住宅協調整備事業の打ち切りに反発していた中郷区の吉田議員(旧村長)は事前に話していた通り、市長と徹底対決、上越市議会の歴史に残る一般質問を行いました。

 同事業について吉田議員は、「雪国は昭和40年代後半からの車社会の到来によって変わった。連帯と互助の精神に支えられたコミュミティは崩壊し、自分の家の雪を始末しようと自分中心で動くようになった。それを再び変え、地域コミュニティ再生につなげたのは克雪住宅建設への補助制度だった。ところが、今回(こうした経過と効果のある事業を)事前に相談なく打ち切った。これでは合併して良かったとは言えない」と激しく反発しました。これに対して木浦市長は、「克雪住宅への補助金は個人の資産形成につながるもの。同じ市内にあって、克雪住宅建設支援をしているところとしていないところがあるのは問題だ」と繰り返すだけ。吉田議員は、「これでは中郷村に戻るしかない。どうすれば戻れるか(分市のこと)教えてください」と怒りました。

 合併して上越市は東京都の面積の半分を占める大きな市になりました。豪雪に苦しみ、悩む市民は全体から見れば少数派かも知れません。しかし、豪雪地帯にすむ市民に喜ばれていた克雪の補助制度を事前に相談なく打ち切ったのは明らかに間違いです。制度がない地域と差があってはまずいというなら、そうした地域にも広げればいいことです。今後本格的に議論されてくるスクールバス問題も共通項があります。小さな町や村で取り組まれてきた優れた制度は広げてこそ、いい政治になります。逆行するようなことをいくつも続けると、「こんな合併はだめだ。元に戻ろう」ということにつながっていくでしょう。

 克雪住宅協調整備事業の廃止を問題にしたのは吉田議員だけではありません。旧大島村村長の岩野議員もそうでした。ふたりの旧村長の執念を持った質問に大きな拍手を送りたい。

 (お知らせ)私の一般質問は明日の5番目です。早くても午後2時半過ぎになるでしょう。質問の模様は上越市議会のホームページの「議会中継」でごらんいただけます。


2008年09月28日

ゴーヤのお菓子

 とうとう上着を着ました。長袖シャツだけでは寒くてがまんできなくなったのです。暑さ寒さは彼岸まで。異常気象が続くようになっても、これだけは変わらないようです。
 きょうは午前中、山間部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、午後からは父を見舞い、その後、議会の準備をしました。午前の活動では、2軒でお茶をご馳走になりました。そのうちの1軒では柿崎区へ転出された人と一緒でした。その人が持参されたというゴーヤのお菓子(画像)を初めていただきました。ゴーヤを細く切って煮て、砂糖でまぶして乾す。おそらく、そんな作り方だったのではないかと思いますが、ちょっぴり苦味があっておもしろい味のお菓子でした。くせのある味なので、好き嫌いがあるかもしれません。
 稲刈りは山間部でも最終盤を迎えています。精米した新米をトラックに載せて運ぶ光景も見られるようになりました。


2008年09月27日

大きなハガキ

 午前は県内の議員と党機関役員の合同会議でした。昨日、開催された第7回中央委員会の報告と討論が行われました。行きの車の中でざっと目を通し、県委員長の報告を聴いたのですが、改めて勉強しなくても、これまで市議選などで訴えてきたことをそのまま話して支持を広げていくことが可能な情勢であることがよくわかりました。
 家に戻ったら三宅島から差出人の名前が書かれていない大きなハガキが届いていました。裏面は竹かごを編む外国の女性の写真です。表面には、見たことのある美しい文字で、「すっかり秋の気配につつまれました。お変わりありませんか。いよいよ出番ですね…(中略)新潟の稲作は順調でしたか。食の安全が問われる今日、気をひきしめてがんばりましょう」とあります。間違いなく三宅島在住のSさんからです。新潟は吉川区のコメを食べていてくださるというSさんの久しぶりのお便りでした。
 お便りといえば、2日ほど前にも東京から封筒が届いていました。こちらは中に入っていた文面が私以外の人宛の内容なのでびっくり、すぐに差出人のWさんのところへ電話をしました。他人の靴を履いて帰るなど昔からあわて者のところがある人でしたが、おかげで楽しいおしゃべりができました。なお、手紙は結婚報告で、とても目出度い内容でした。
 Sさん、Wさんとも手書きです。どちらもうれしいお便りでした。


2008年09月26日

事故米の影響、上越市内でも

 いったいどこまで広がるのでしょうか。事故米を使って製造したでんぷんが使用された可能性のある卵製品は上越市内の幼稚園、保育園、小中学校の給食でも使われていました。また、ディサービスセンターなどの8つの高齢者福祉施設で、メラミン混入の可能性のある加工品も提供されていました。きょうの夕方、上越市は、市議会の文教経済常任委員会と厚生常任委員会の合同委員協議会で、これらの実態について詳細に説明しました。
 幼稚園、小中学校で事故米使用の可能性のある手づくり厚焼玉子などの卵製品を使用していたのは、平成15年から今年の5月までに市内76小中学校のうち66校、市立幼稚園2園にものぼります。小中学校ではこの間、23万7184食で使用していました。保育園は公立保育園45園のうち1園、私立保育園17園中1園で、平成15年から平成19年1月の間に延べ1624食使われていました。でんぷんの配合比率は0.6%から1.2%でした。市の説明によると、健康被害の報告はないということですが、該当園・校の保護者にお知らせし、引き続き情報収集していくということでした。
 今回の問題の発端は、農水省から事故米を購入した長岡市の島田化学工業(株)がでんぷん加工の原料として使ったことにあります。食用には回らない担保がない中でなぜ販売したのか、国の責任は大きい。島田化学工業については、新潟県が同社に農薬試験米を販売していたことも明らかになっています。
 合同委員協議会は市民の怒りを代弁する発言が相次ぎました。卵製品を使用した学校が統一献立、一括購入をしている合併前小中学校やセンター方式をとっているところに多いことや自主的調査が弱かったのではないかとの発言がありました。わが党議員団の上野、平良木議員は、新潟県が直接関与している農薬試験米についても徹底的に調査するよう県に働きかけるべきだと訴えていました。一連の発言を聞きながら思ったのは、食品が競争原理に支配された時の恐ろしさです。学校給食の民間委託は絶対に広げてはいけないと思いました。


2008年09月25日

秋雨

 市役所からの帰り道、夜の8時近くの話ですが、近くの田んぼ道を車で通った時、まわりの景色がいつもと違うなと思いました。何か寂しさが漂い、寒い感じがしたのです。それからまもなく、雨がやってきました。屋根のトタンをたたく音がしましたから、相当強い雨です。家では、短パンに半そでシャツというスタイルでは寒く、長そでがほしい夜になりました。
 きょうも市議会は一般質問。6人が登壇しました。山崎一勇議員が編入された旧町村の将来を心配して合併後の10年を過ぎても地域事業枠を設けられないかと提案した姿は13区に住む人たちへの励ましになりました。新人議員の発言も聞きごたえがありました。滝沢一成議員が、「図書館はそのまちの知性の象徴であり、暮らしのパートナー」であるとして図書館整備の方向性を問いました。また、中川幹太議員が地域協議会の権限の充実を求め、観光推進のあり方については、「時間的、空間的に分散している観光資源をどうしていくか」を問題にしました。いずれも自分の考えをのべた上で市長に質問していました。このふたりは6月議会でも総括質疑や一般質問、討論を行っています。ふたりはそれぞれ個性がありますが、議会での積極的な姿勢は共通していて好感が持てます。30代、40代の議員に負けることなく、こちらも頑張らなければ……。
 雨はいっそう激しくなっています。これでは田んぼの立っている稲も倒伏してしまうでしょう。そろそろ上がってほしいものです。


2008年09月24日

「注視」でなく、きっぱりと「中止」求めよ

 一般質問がきょうからはじまりました。質問者は総勢32人です。きょうはそのうち6人が登壇しました。きょうの質問で一番関心を持って聴いたのは、田村武男議員の(一般及び)産業廃棄物処分場建設計画についての質問です。長野県信濃町赤川地区で建設が計画されているものですが、上越市や妙高市を流れる関川の上流域にあたることから上越地方の住民がたいへん心配しています。
 同僚議員と現地視察もしてきたという田村議員は、「上越市の農業は一にも二にもコメです。関川は命の水、これがあったからこそ上越のコメがある。風評被害が始まらない今こそ行動を起こすべきだ」と市長に迫りました。しかし市長は、「事業申請が行われていない段階で、(この施設の)影響について答える段階ではない。今後どうなっていくか注視していく」と繰り返すだけでした。議場では、農村部を地盤とする保守系の議員から、「上越市は反対と言った方がいい。風評被害はこわいよ」とヤジがとびました。それでも市長は、「誤解のないように言っておきますが非常な関心を持って情報収集している。現段階では市の見解を申し上げる段階ではない。適宜判断していくということです」とのべるにとどまりました。
 市長の答弁は県議会での知事答弁とほとんど同じです。心配している市民の立場に立った答弁ではありません。休憩時間になって、議場から出ていく議員からは、「注視している段階ではない。きっぱりと計画に反対だと言って中止を求めてこそ上越市の代表ではないか」との声が聞かれました。その通りだと思います。


2008年09月23日

話は弾み、元気もらう

 選挙への関心は確実に高まりつつあります。きょう、後援会ニュースの配布活動をしていたら、「いよいよ、後期高齢者(医療制度)も最後だね。もうひと押しだすけ、がんばってくんない」と声をかけてもらいました。知事選についての関心はいまひとつだと思ってきましたが、民主党議員の後援会に入っている人から、「泉田さん(知事)はかっこつけるけど、県民の暮らしのこととなるとひどい発言が多い」と聞かされ、実態について詳しいのでびっくりしました。
 午後からも山間部での後援会ニュース配布とポスター貼り出しでした。しばらく会っていなかったこともあって、話が弾み、一軒一軒回る時間がかかります。
 ある家では、介護の苦労話をたっぷり聞きました。ここの家のお父さんは、私の父と同じく、胃ろうの手術を受け、流動食を胃に流し込み栄養をとっています。金がかかるので自宅で面倒をみているというのですが、痰をしょっちゅう取ってやる必要があるのでたいへんだと言っておられました。3日3晩、ほとんど眠らずに介護したこともあるとのことでした。「たいへんだね」と言うと、「でも、父ちゃんに死なれたら困る。生きててもらわんと」と笑顔でした。
 会うといつもおもしろい話をして笑わせてくれるKさん。足腰がかなり弱って、ディサービスに通っています。「とうちゃん、元気かね」と言ったら、「おれよりも3つも若いくせに腰曲がって…かきくけこの『く』の字になっちまった。チンポコの頭がヘソにくっつくくらいだ」。大笑いでした。Kさんは父のことをよく知っていることもあって、父の現在の様子や昔話もしました。
 どこの家でも最後は、「がんばってくんないね。体、気いつけて」と励まされます。きょうの活動で元気エネルギーをかなりためることができました。
 そうそう、もうひとつ記録しておかなきゃ。きょうの23日になっても、ミンミンゼミがまだ鳴いていました。それと、山芋のイモゴがたくさんなっているのを見つけました。季節は夏と秋が一緒になっている感じです。


2008年09月22日

衆院新潟6区に橋本正幸さん擁立

 衆議院小選挙区新潟6区で擁立する日本共産党候補者が正式に決定し、きょうの夕方、記者会見で発表されました(画像)
 出馬を決意してくれたのは橋本正幸(はしもと・まさゆき)さん。60歳。上越市に編入合併されるまで旧三和村議を5期務めた経験を持っています。家では稲作をやり、普段は農協職員として長年にわたり労働運動をやってきた人です。橋本さんとは30年近い付き合いをさせていただいていますが、とにかく誠実で心やさしい人。それでいながら、悪政には怒りを燃やす正義の人でもあります。今度の選挙では、事故米など食糧農業問題が大きな争点のひとつになるはずですが、米どころ6区の候補者として最適の人です。一生懸命応援していきたいと思います。私以外の党市議団メンバーは記者会見に同席しました。
 さて、私は所属する総務常任委員会の最終日3日目でした。4月まで所属していた文教経済常任委員会に比べれば委員会資料は少なく、早めに終わると思いきや、夕方の6時半頃まで審査が続きました。
 朝一番に発言したのはバス運行対策費でした。毎年、乗客が減少し、市の単独補助路線が増え続けています。原因はいくつかありますが、私は、今回、鉄道とバスの接続の悪さについて指摘し、改善を求めました。
 まちづくり政策事業の分野で昨年度大きな仕事となったのは第5次総合計画改定事業です。改定作業そのものは昨年の12月議会で議決されたことによって終わったのですが、その後の仕事の進み具合がいまひとつなのでピッチをあげるよう求めました。本来なら、市の最上位計画である総合計画の改定に伴い、下位計画や条例見直しをすぐにやる必要があります。きょうの答弁では、これからという感じでした。今度はピッチが上がるでしょう。
 ユニバーサルデザインを普及するため、昨年度、担当課では小学生向けの啓発冊子を作成、発行しました。良く練ってあり、子どもの意見も取り入れた、たいへんわかりやすいものです。私は中身の良さと同時に自力でデータを作成し、経費を大幅に削減した点についても注目しました。担当職員の努力などによって経費削減が図られた優良事例だと思っていたのですが、そういう目で評価され、こうした取り組みを広める点では不十分さがありました。市役所の仕事のなかでは、優良事例があってもそれなりの評価がされておらないものがまだあるのかも知れません。


2008年09月20日

吉川区の稲刈りは全体の8割くらいまで進む

 きょうは朝から「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版の配達でした。県知事選、総選挙も間近ですので、会った人には支持をお願いするつもりでしたが、きょうは天気が良すぎて、何人も会えませんでした。天気は真夏に逆戻りです。気温は30度を軽く超えたのではないでしょうか。とにかく、暑くて、だるかった。
 しばらく、昼間、吉川区にいない日が続いたので、田んぼを見ると様子がずいぶん変わっています。コシヒカリの刈り取りは今週かなり進んで、黄色の稲穂でいっぱいの田んぼがまばらになってきました。吉川中学校の近くの田んぼは、吉川区でも早く田植えをする地帯ですが、ここではもう数枚しか残っていません(画像)。吉川区全体の作付面積のうちすでに8割くらい稲刈りが進んだように思います。
 きょうは稲作農家の何人かと対話をしました。肥料や農薬の高騰にもまいっているけど事故米には頭にきた、こんなことがあっては新潟米の評判が落ちる、との声が寄せられました。輸入しないでもいいミニマムアクセス米を輸入してきた政府農水省の責任も重大です。


2008年09月19日

今度はうれしいニュース

 先週と同じく早朝に市政レポートを作成、印刷し、市議会へ。睡眠時間がいつもの半分以下で、一日の活動をしました。
 市議会は昨日から私が所属する総務常任委員会です。時間外勤務の実態と問題点、自動車管理のあり方などいくつかのテーマで質問しましたが、心配した事態が起きました。再度質問しようと手をあげたものの、数秒前に自分が質問したことを忘れてしまうことが2度ほどあったのです。当然、前に質問したこととだぶったり、ピントのはずれた質問になったりします。質問の準備で一番大事なのは睡眠をしっかりとること。これまでの議会活動で得た教訓なのに情けない。
 夜、同僚議員からうれしい電話が入りました。来月に予想される衆院選挙の衆院新潟6区で党公認の候補を立てるために急ピッチで準備がすすんでいるというのです。来週早々にも記者会見で発表されることになるといいます。衆院選で飛躍するためには、小選挙区でも立候補してたたかうべきだと思っていましたので大歓迎です。立候補予定者が正式にきまったら、早目に会い、力強く手を握って感謝と激励の気持ちを伝えたいと思います。


2008年09月18日

市兵衛先生亡くなる

 悲しいお知らせです。吉川区名木山出身で旧源小学校長などを務められた中村市兵衛先生が本日午後3時38分、千葉市内の病院で亡くなりました。85歳でした。
 私がこのことを知ったのは夜8時頃でした。川谷地区のある住民の方に電話をしたところ、「市兵衛先生が亡くなったそうです」と言われ、びっくりしてしまいました。先生とは私が大学を卒業してふるさと吉川に戻ってきて以来、長年お付き合いをさせていただきました。地域を愛し、地域に住む人たちをとても大切にされてきた方です。市兵衛先生に励まされ、助けられ、生きてきた人たちがどれほどいたことか。もちろん、私もです。私の尊敬する先生のひとりでした。
 弔電を打つために、先生の弟さんである新潟市在住の中村幸夫さんに電話をしたら、市兵衛先生は亡くなる30分前まで病院のベッドの上で新聞を読まれていたとのことでした。急に呼吸困難になり、帰らぬ人となられたそうです。
 市兵衛先生、お世話になりました。ありがとうございました。


2008年09月17日

放課後児童クラブはいくつも課題あり

 午前は厚生常任委員会を傍聴、午後は明日からの総務常任委員会の準備などで大忙しでした。放課後児童クラブの運営について、委員会資料の「目標達成状況」では、「6か所で新規開設し、目標を達成した。また、それぞれの施設で適切な事業を実施した」と書かれています。これについて、石平委員が運営体制が年度の途中で委託していた民間組織から直営へと変更せざるを得ない事例があったことを指摘、なぜ、こういう重大なことを記載しなかったのかと追及しました。また、わが議員団の平良木委員は、特別に支援が求められている児童が廊下で段ボールで囲われたところに入って疎外されていたケースがある、「適切な事業を実施した」とあるのは納得できないとのべました。事業の評価は次年度につながるものですので事実に即して的確にやってほしいものです。

 放課後児童クラブの運営については、滝沢逸男委員からも、「大規模校の実態をどうとらえているのか。(開設している場所の)スペースが狭くて、酸欠になるほどすごい」という指摘がありました。6月議会で樋口議員が同じく大規模校における「サウナ状態を改善してほしい」という関係者の声を紹介していました。樋口議員の指摘事項は改善されたそうですが、大規模校での状況は、私はまだ一度も見ていません。自分の目で確かめておきたいと思います。

 「春よ来い」第97回、98回をアップしました。ご笑覧ください。


2008年09月16日

厚生常任委員会2日目

 早生種の稲刈りが進み、田んぼの風景がどんどん変わっていきます。残るはコシヒカリだけと言ってもよいところまできたのではないでしょうか。夕方、友人から電話があり、明日は会社を休んで稲刈りをすると言っていました。どうも天気予報がよくない。明日は晴れて、その後、雨が続くとか。雨が続き、稲がべったり寝てから刈りたくない心境はよくわかります。

 議会は連休明け、厚生常任委員会の審査は2日目に入りました。保育料の未収金問題は、どういう立場から質問するかによってずいぶん違ってきます。今回も、ちゃんと払っている人が大勢いるのに払わない人がいるのはけしからん、公平性を保つためにも徴収体制を強化せよ、という趣旨の質問が複数ありました。そういうなかで、払いたくても払えないでいる人たちがいる、負担が重すぎはしないか、という角度からの質問がありました。わが議員団の平良木委員の質問です。同委員は、隣接市である妙高市、柏崎市と保育料を比較、低所得層であるB、C階層で上越市の料金が高いことを指摘し、値下げの検討を求めました。担当課長の答弁は検討するということにはなりませんでしたが、問題を投げかける質問となりました。

 広域事務組合から市に移管することになった若竹寮について改築を求める発言が相次ぎました。委員でもある山岸議長は昨年、同寮を視察した感想をのべたうえで、「来年、市長が市長選に出るかどうかわからないが、出るなら(改築を)約束するくらいでないと……」と言及しました。前回の市長選でいまの市長を応援した人の発言だけに注目されました。


2008年09月15日

上越市みんなの会の総決起集会

 堆肥を片づけておく。エサを手配をしておく。牛を飼っていた頃、定例議会中に牛に関することで時間を多くとられないようにと議会が始まる前にいくつかの仕事をしたものです。これが議会活動に集中することにつながりました。今議会でいまいち集中できないでいるのはなぜだろう、そう思って考えてみたら、牛舎の周りが草ぼうぼうになっていることに目が行きました。足の手術でずっと草刈りをしないでいたのです。きょうは午前中に約1時間半ビーバーで草刈りをやりました。まだ3分の1ほど残っていますが、これで一安心しました。長年の癖というものは面白いものです。

 きょうは午後から県知事選の関係で動きました。民主県政を実現させる上越市のみんなの会の総決起集会(画像)では知事選に寄せる様々な思いを地区労連、新婦人の会、民主商工会など各界の5人のみなさんが語りました。並行在来線存続問題で本気で政府与党合意の見直しを求めようとしない知事ではダメ。子育てをしているが、子ども医療費助成制度もっと充実させてほしい。10年前に脱サラをして野菜栽培をやっているがたいへんだ、ぜひ価格補償制度をつくってもらいたい。いずれの発言も県政の中身を変えていく大切さを浮き彫りにするものでした。3時からは市内で街宣です。きょうは敬老の日。後期高齢者医療制度の廃止を盛り込んでの知事選予定候補・山崎栄三さんの訴えには力が入っていました。エーゾ、エーゾウ。


2008年09月14日

県活動者会議

 朝8時過ぎに雨。稲作農家泣かせの雨でした。きょうは知事選、総選挙勝利を目指す全県活動者会議に参加してきました。総裁選挙で盛り上がりをつくり、その勢いが失せないうちに総選挙を、という自民党の作戦で、選挙は10月にも行われる可能性が高まってきました。わが陣営も、知事選、総選挙を同時に闘うスイッチが入った。そう感じました。すでに新たなポスターを貼り終わり、追加を待っているのは私の所属支部だけではありませんでした。糸魚川市の党組織もそうでした。総選挙などでの勝利をめざして署名活動で支持拡大の波をつくっている長岡の仲間、「つどい」を連続して開催している仲間など、先進を切る何人かの発言を聞き、じっとしていられなくなりました。きょうの会議で日本共産党の活動のテンポも速くなり、幅も広がるはずです。
 活動者会議では日頃なかなか会えない人と再会できるのが楽しみのひとつです。きょうは新発田市議の佐藤議員に声をかけてもらいました。市政レポートますみ版には、好評の「ますみ物語」が連載されています。彼女がふるさと吉川町で過ごした少女時代のことが面白くつづられていますが、最新号で86回になっていました。同市議からは、うれしい情報も入りました。いまから20数年前に妻が自費出版した絵本『お父さんのしごと』が2冊あったというのです。わが家で自家用として残すことを考えずに次々と販売していたら、なくなってしまい、どこかに余っていないか探していました。佐藤市議からは1冊分けてもらえることになりました。あー、よかった。


2008年09月13日

市政レポート1362号アップしました

 昨日は朝早くから原稿書き、新聞配達、委員会傍聴、街頭宣伝などでがんばりすぎ、日記は書かずじまいとなりました。時間がかかったのは市政レポートの作成です。一昨日の文教経済常任委員会審査の模様(特に株式会社杜氏の郷長期借入金損失補償問題)を何とか早くお知らせしようと無理をしたのです。何箇所か字が抜けていたりしましたが、マスコミ紙よりも一足早くお知らせできました。
 その市政レポート1362号ですが、通常よりも一日早くホームページに掲載しました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックし、トップページからお入りください。それともうひとつ、すでにお気づきの方もあると思いますが、昨日、街宣活動にきた衆院選比例代表の北陸信越ブロック予定候補の武田勝利さんとともに、トップページの写真の場所で記念撮影しました。これもご覧ください。


2008年09月11日

高知県から電話

 文教経済常任委員会の3日目。お昼過ぎ、党議員控室で隣席の平良木さんから、「どうも物売りではないようです。替わってくださいませんか」と言って受話器が渡されました。電話をかけてきたのは高知県のAさんでした。今度、地方紙12社共同企画・発行でいわゆる限界集落と地域再生についての本を出版するので協力してほしいというのです。私の一般質問での発言や質問の際使用した尾神岳の写真を使わせてもらえないかというのが主な内容でした。上越市での高齢化が進んだ集落調査の波紋はまだ続いているんですね。写真の著作権はある印刷業者さんにあるので私の判断ではできません、それ以外なら協力します、とお答えしたのですが、ありがたいことです。

 夕方から文教経済常任委員会の産業観光部にかかわる決算審査とよしかわ杜氏の郷の長期借入金問題についての調査(画像)を傍聴しました。杜氏の郷についての調査に入った時間は午後7時をまわっていましたので、はたして議論になるだろうかと思っていましたが、「地域事業費をあてて損失補償した場合、(当初予定した事業が)減らされ、地域住民にも痛みを伴う。このことを住民の皆さんにしていただいたうえで判断していただくことが必要ではないか」「JAや会社などとの2者協議、3者協議のご努力は評価したい。再建の方向で考えていくことが大事だが、それには、それぞれの係わりのある人たち、団体、会社の責任を明確にしていくことが前提だ。それがないと市民の理解が得られない」「社長が変わらない、責任もとらないなかで経営改善ができるのか。会社の株主総会での判断を待って議論すべきだ」などの質問や意見が相次ぎました。

 終わったら、なんと8時半過ぎでした。調査はこれからも続きますが、担当課で、確かな事実経過、民法上の基礎知識の上に立った議論ができるよう整理しておいてほしいと思いました。


2008年09月10日

文教経済常任委員会2日目

 文教経済常任委員会3日目でした。午前の教育委員会関係の審査と夕方から行われた中心市街地活性化計画に関する調査の部分を傍聴しました。昨日も聞いていて感じたのですが、今年春に初めて市議になった人は事前に昨年度の取り組みや委員会での審議の様子を調べておかないと的を得た発言が出来ません。その点、わが議員団の上野委員は議事録まで読んでいて、教育補助員、介護員の問題や学校給食民間委託問題などがんばってくれました。
 夕方の中心市街地活性化計画をめぐる問題は大混乱しました。質問と答弁のすれちがい、事実経過の認識の違いがたくさんあってわかりにくかったですね。直江津図書館等整備問題で教育委員会が急いだのは銀行団の財政スキームを重視したからです。直江津図書館等のセンチュリーイカヤへの移転整備に関する議案審査の時に、「この直江津駅前の事業の見通しがもし立たなくなった場合、否決されたり遅延したり、そういった見通しが立たなくなった場合、国からの認定や補助、その他、高田駅前事業に影響はないのでしょうか」との質疑に対して市長が、「本事業の見通しが立たなくなった場合や事業が大幅におくれる状況となった場合は、これまで当市は高田地区、直江津地区2地域の中心市街地活性化基本計画の同時認定を目指してまいりましたことから、高田地区につきましても少なからず影響があるのではないか」と答えたことも事実です。混乱した時は休憩時間をとるなりして論点整理をキチンとしてほしいですね。


2008年09月09日

学校耐震化計画

 文教経済常任委員会1日目。昨年度決算についての午前の説明を全部聞き、午後は審査の模様を1時間ほど傍聴しました。改選まで私が所属していた委員会ですので、膨大な資料もあまり気にならず、関心をもって聞くことができました。
 注目したことの1つは学校施設の耐震化計画です。これは四川大地震での校舎倒壊などの教訓をふまえ国や市町村が重視している課題です。6月議会でも問題となったことから、決算審査資料の一部として市教委は提示しました。市内の市立小中学校76校の328棟のうち110棟が耐震化の対象ですが、倒壊の危険性が高いとされるIS値0.3未満の39棟(想定されるものも含む)を平成24年度までに終了させ、残りを27年度までに完了させるという計画です。きょうの委員会でも指摘されていましたが、学校施設は教育の場としてだけでなく、避難所としても活用されるものです。このスピードでいいのか、今後の防災計画との関連はどうするかなど多角的な検討が必要だと感じました。
 きょうは父の病室へ3回行きました。朝の挨拶に行ったところ、目も開けないので体温を測ったら39度を超えていました。幸い昼には38度くらいに、夕方には平熱に下がったのですが、心配しました。20日くらい前にも高熱になりましたが、こういうことが今後繰り返されるのかもしれません。


2008年09月08日

ギアチェンジ

 連日のマスコミ報道で10月上旬解散、11月9日投票はほぼ確実になってきました。新潟県は、そうでなくても10月2日に知事選の告示を迎えます。これをダブルで闘いながら政治の中身を変える前進をつくりださなければなりません。悪政ストップのためには活動のギアを通常のギアからトップギアに切り替えていく必要が出てきました。
 9月は決算議会の月です。議会活動をキチンとやりながらダブル選挙もやる。きょうは、そのことを意識しながら活動をすすめました。建設企業常任委員会審査の傍聴、常任委員会審査の準備、選挙活動向けビラの作成と大車輪です。いうまでもなく、議員団に対して予定候補の街宣などへの協力、みんなの会事務局への参加など次々と要請もきます。本当に忙しくなってきました。
 頭の中がいっぱいになりそうなときには適度な気分転換も必要です。夕方、父が入院している病院に近い本屋へ行ってきました。昨日の朝日新聞読書欄で井伏鱒二の初期短編集『夜ふけと梅の花』(講談社)が紹介されていて、「文章が書けなくなった時にこれを読むと書けるようになる」とあったので探しましたが、品切れでした。


2008年09月07日

定数1の京都市南区市議補選で党候補勝利

 よし!やった!いいぞ、いいぞ。京都市議補選結果が夜の11時少し前に入ってきました。井上哲参院議員のメルマガによると、日本共産党の佐野候補が自民党候補に圧勝したそうです。
 「22時前に当確の連絡が入り、今、選挙事務所で万歳をしたところ。佐野候補10441票。自民党候補8195票。圧勝です。事務所内は報道陣もつめかけ、興奮状態です。泣きながら抱き合う人。握手ぜめにあう候補者。次々と詰め掛ける人々。ひっきりなしにかかるお祝いの電話。本当にありがとうございました。庶民いじめの自民党政治に加え、福田総理の無責任な辞任に市民の怒りは倍増しました。全国の怒り代弁し、区民の皆さんが見事な審判を突きつけました。(中略)あ、また、万歳がはじまった。万歳、万歳、万歳。そして、総選挙も勝利するぞ!」
 リアルな内容でぐいぐい読者をひきつける井上メルマガですが、うれしいニュースでした。この選挙戦の勝利は間近に迫った感のある衆院選に大きな影響を与えるはずです。良かった。
 きょうは、午前に中学校の運動会があり、1時間ほど参加してきました。本当は半日いて、応援合戦などきびきびした動きを見たかったのですが、朝から生活相談が入り時間がとれなくなりました。柿崎区、浦川原区などで動きました。そう、日本共産党の新しいポスターも10枚ほど張り出しました。


2008年09月06日

燃料代の経営圧迫、3セクも

 きょうは土曜日。勤めに出ていて稲作をやっている人たちにとっては大事な日でした。「しんぶん赤旗」の集金に行っても稲刈りで留守が多く、なかなか進みませんでした。天気は午前中は安定していたものの、午後からは時々雨が降る状態に。田んぼで稲刈りをしている人たちは、午後からの天気には泣かされたようです。
 午後、第3セクターで仕事をしている人と会い、いまの経営状況について話を聞くことができました。景気の悪化でお客さんが年々減少していること、そのために経営側は苦労していることは承知していましたが、「今年になってからの燃料代の高騰にはまいった」という話は深刻でした。この人が務める会社では、施設で使用する燃料代だけで昨年度よりもおそらく600万円くらいは増える見込みだといいます。原油の高騰による経営悪化はいろんな分野で広がっていますが、改めて、そのすごさに驚きました。
 夕方、病院経由で妙高高原へ向かおうとしました。ところが、居眠り運転直前の状態となり断念しました。体を休めなさいということなのでしょう。


2008年09月05日

入札結果の不自然さを指摘する声相次ぐ

 やはり私たち日本共産党議員団だけではありませんでした。ロータリー除雪車の入札結果に不自然さを感じたのは。
 きょうの建設企業常任委員会では、市政クラブや市民クラブなどの委員が次々と質問に立ちました。一昨日、私の総括質疑で市側は、「落札率が70%台で低いので、入札は適正で競争性があった」とのべていましたが、その見解を疑問視する声が相次ぎました。山崎委員は、「最初から競争性はなかったのではないか。序列(入札結果の順番)は同じ。最後の(一番高い)業者は(仕事を)ほしくて参加したとは思えない」と切り込みました。本城委員は、平成11年からのロータリー、ドーザの入札結果データを駆使して質問、「本当に公正な入札のあり方なのか疑問だ」とのべました。同委員によると、ロータリーについては平成11年から今回まですべて同じ業者が落札しているとのことです。これには委員会室で傍聴していた人たちもびっくりでした。
 採決の結果は、日本共産党の樋口委員以外賛成という形にはなりましたが、委員長が採決後、「今後今回のようなことがないように」という異例のコメントをしました。


2008年09月04日

建設企業常任委員会初日

 定例議会中は朝から夜まで予定通りで動くことが多いのですが、きょうは、そうはいきませんでした。午前9時半から吉川区内のことで議長応接室にて打ち合わせ、その後、吉川区内に戻り生活相談。午後からは民主県政の会の宣伝カーに乗り、夕方から建設企業常任委員会を傍聴する、という流れになりました。
 「土木費トップクラス、福祉は全国最低」の新潟県政を変えようと訴えている民主県政の会代表、山崎栄三さんの訴えは、前回の上越市入りの時と違っていました。福田首相の政権投げ出しを批判し、自公政治も、県政も変えようという内容になっていました。きょうは、これまで以上に力が入っていましたね。牧区落田での街頭演説には30人もの人たちが聴いてくれました。地元の応援組織の知事選本番さながらの気の入り方、関心度の高さに驚きました。
 夕方の建設企業常任委員会審査、ちょうど、昨年度で廃止した克雪住宅普及補助金制度がとりあげられていました。豪雪地に住む市民の安全・安心の暮らしを考えたら絶対無くせない制度だ、と訴え続けたのは大島区の岩野議員でした。地元住民から強く言われていたこともあるのでしょうが、執念をみせた質問でした。部長や副市長が「形を変えての支援を考えている」と答弁せざるをえませんでした。
 夜、妻に誘われて長峰温泉・ゆったりの郷へ行きました。温泉でゆっくり体全体を浸けて入るのはずいぶん久しぶりです。疲れがとれたというより、疲れがドッと出た感じがしました。
 


2008年09月03日

総括質疑2日目

 総括質疑2日目。市役所に行く前にまず父の病室に立ち寄って、朝の挨拶をしてきました。3月の時点では、「議会へ行ってきた」と語りかけると、「うまくいったか」と言う父でした。いまは、そういう普通の会話がうまくできなくなっています。でも、父と話をすると背中をポンとたたかれたような気分になるから不思議です。おかげで、総括質疑はいつものペースで進めることができました。
 きょうの総括質疑(画像)では、まず、昨年度の一般会計決算から入りました。市長は昨年度は「将来の発展の礎を築く極めて重要な時期」と位置付けていましたので、第5次総合計画の改定、自治基本条例制定、副市長制についての評価を求めました。このうち副市長制については、市役所職員などからいくつも声が寄せられています。よりよいトップマネジメント体制をつくるために、課題も含めキチンとした整理をしてほしく思います。
 地域事業費の削減方針、学校給食民間委託の試行は昨年度、市民から大きな関心が寄せられた事項です。不十分ながらも、市長や教育長の見解を引き出せましたし、常任委員会審査の基調を定める一助になったかなと思っています。
 ロータリー除雪車の取得問題では、3台分の入札が1台ごとに行われたのですが、入札に参加した5社のうち1社がすべて1位となり落札しました。しかも3台の入札額の順番は全部同じという結果になりました。それぞれ別の入札とはいえ、「1位不動の1種、不自然だ」と追及しましたが、市側は、落札率が70数%の水準で低いことなどを理由に「入札は適正で競争性があった」として譲りませんでした。委員会審査の行方に注目したいと思います。
 


2008年09月02日

9月議会スタート

 きょうから9月議会が始まりました。来月2日までの長丁場です。議案の中心は昨年度の決算。市民生活が厳しさを増すなかで市政運営が行われてきましたので、「市民の目線で」検証すべくがんばりたいと思います。
 きょうは市長の提案理由の説明と総括質疑などが行われました。財政健全化法が成立し、財政判断指標(健全化判断比率)については、平成19年度決算から監査委員の審査と公表が義務付けられました。夕張問題を契機に、国からの圧力がつよまるなか、どう対応するかが問われます。きょうは4人が質疑を行いました。私は明日の2番手です。午前10時45分から11時頃の間に登壇することになるでしょう。昨年度の決算、一般会計補正中、歴史文化基本構想、除雪車購入問題で質疑をします。
 市役所からの帰り道、謙信公大橋から頸城方面へ向かう途中、数百の鳥たちが群れて飛ぶ姿を見ました。昨日に続いて2度目です。きょうはジャスコ脇の道路を走っていたら、数珠をこすっているような大きな音が車に入ってきました。ムクドリでしょうか。すごい音でした。


2008年09月01日

Sさんの葬儀

 Sさんの葬儀でした。葬儀は12時半から。午前の総務常任委員会が11時半頃に終わったので、何とか間に合いました。
 Sさんのお連れ合いは私の叔父の姉で、わが家(と言っても尾神に住んでいた時の家)の隣の出身でした。それで、Sさん一家とは小さい時からお付き合いをさせていただいています。Sさんはなかなかの働き者で、田んぼだけでなく、こびき(製材)、酒屋者とがんばってこられました。現在のわが家は尾神にあった家を移築したものですが、大きな柱などはSさんなど3人の製材職人さんからひいてもらいました。
 遺族を代表して挨拶したHさんによると、働き者であったが、たいへん酒を好んだ人でもあったということでした。5年ほど前のこと、大雨で裏山が崩れてきた時、みんなでSさんとお袋さんを町道(当時)まで運んだ記憶があります。その当時から寝たきりに近い状態でしたから、本人も家族もたいへんだったと思います。Sさん、ゆっくりお休みください。


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