一般質問終わる
きょうは一般質問最終日でした。5日間で32人が登壇しましたが、昨日ときょうは7人ずつです。聴いているだけでもぐったりしますから、答弁する皆さんはもっと疲れたことと思います。
私の出番はきょうの5番目、原油高騰対策、医師不足、並行在来線の3つをテーマに質問しました。このうち、最初の問題は6月議会でもとりあげているので、社会的弱者への影響と生活防衛にしぼっての質問となりました。市側の答弁は国の対応、原油価格の動向をみて対応していくとのことでしたが、速やかにやってほしいものです。
医師不足とその対策については、質問準備が不十分でした。市の奨学金制度改革を問うたところ、県が昨年度から新たな制度をスタートさせ、地元医師確保に乗り出しているとの答弁がありました。この点は、私の事前調査から抜けていました。また、医師不足の背景に国の政策があることを浮き彫りにできませんでした。緊急的、臨時的な措置はとることにしたけれども、「将来的には医師は過剰。大学定員はひきつづき削減する」というのが政府の基本方針です。この点は、箇条書きにした質問メモに書いていたのですが、登壇してしゃべった時には欠落させてしまいました。でも、きょうの質問で、医師不足解消に向けていろんな課題があること、先進事例があることを明らかにできました。引き続き、問題にしていけば、取り組みは前進するでしょう。
並行在来線の存続維持を図る上での大きな課題のひとつは初期投資を抑えることです。ここで無理をするとずっと重荷をひきずることになります。JRから施設を簿価で買うのではなく、無償譲渡してもらうことが求められています。これはわがままを言っているのではなく、収益性で見れば極めて当然だということを日大の教授の論文や他県の動向で明らかにしました。並行在来線に関係する11の道県知事が7月15日に関係機関に要請した内容から後退した主張をしていたのではだめです。この問題での再質問予定時間は5分間でした。ポイントをしぼってぐさりとやる、それを心がけたつもりです。この次には10分ほどとって、じっくりと質問してみたい。
きょうは地元、吉川区から2人の傍聴者がありました。地元の人が来ていてくれると、緊張もするけれども元気が出ますね。感謝です。