「ホウの葉」にのせた赤飯食べて昔話
寒い一日でした。きょうは午前も午後も「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金でした。最初は長袖シャツだけで出かけたのですが、途中で引き返し、ジャンパーを羽織って動き回りました。明日から6月ですので、もうこんな寒さは卒業してほしいですね。でも、考えてみれば、昔もこの時期は寒くなることが多かったのかも知れません。手植えの時代、わが家の田植えは6月4日と決まっていました。田植えの日は必ずしも暖かい日だけではありませんでした。寒くてこごえている人たちのために、祖父・音治郎が畦元でたき火をしてくれた記憶が残っていますから。
配達の途中、大潟区の朝日池総合農場の事務所に立ち寄らせてもらいました。丁度、これから赤飯を食べようかというタイミングでした。食べていかないかねと専務さんに誘われ、ご馳走になってきました。赤飯はホウノキの葉にのせてあります。私のところでは、「ホウの葉」と呼びますが、ホウの葉にのった赤飯は久しぶりでした。一緒に食べた人たちと、昔の田植えのことや「こびり」(小昼?)のことをたっぷり話しました。「苗を田んぼの中に投げ入れる役目を子どももやっていたが、よく、適度な間隔で投げ入れたもんだ」「苗運びは天秤棒でやった」「俺んとこはそいカゴだった」。そばにいた若い人たちも関心を持って聞いてくれたようです。
夜、近くのセブンイレブンへ出かけ、注文しておいた本を取りに行ってきました。私が本を購入する場合、ほとんどは書店で買いますが、宅急便のブックサービスも活用してきました。後者については、自宅まで運んでもらい、代金プラス送料を払って受け取るのですが、今回初めて送料がただになる方法でやってみました。注文してから入手するまでの日数はブックサービスよりも2、3日余計にかかりますが、急がなければ安上がりです。今回は頸城区出身の法政大学教授・五十嵐仁さんの『労働政策』(日本経済評論社)を購入しました。