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2008年02月投稿分

2008年02月29日

障がい者向けのバスも有料化

 厚生常任委員会の1日目でした。審議の中で注目したのは、上越市の福祉制度在り方検討会(仮称)の開催と福祉バス有料化です。前者は学識経験者などを入れて現行の各種制度を見直すというのです。一般論から言えば、見直し自体は悪いことではありません。しかし、昨日の総括質疑における市幹部の財政論を聞いていましたので、市民サイドから見たら必要な制度まで手をつける可能性が十分あります。その警戒感をもって2人の委員が質問したのは当然のことでした。検討会と同時に福祉制度についてのアンケート調査もやろうというのです。各種制度の中で検討対象に上がるのは15件ほどとのこと、何が検討対象かを早めにつかんで、こちらとしても手を打たなければなりません。

 さて、もうひとつの福祉バス有料化問題です。委員会資料を見た時、こんなところまで手をつけるのかとびっくりしました。一般の交通機関を利用することが困難な障がいのある方たちの外出機会を増やすために2台の福祉バスが運行されていますが、これは現在、利用者負担ゼロです。それを燃料費実費相当額の半額ということで利用者負担として2分の1を負担してもらおうと提案されています。このことを打ち出すために、担当課では昨年の12月になって関係団体にアンケート調査をやり、「負担やむなし」という声が多かったとしています。12月といいますと、すでに予算編成方針が出ている時です。「真に必要なサービスとは何か」を絞り込むことが求められている時でもありました。樋口議員が厳しく批判しました。

 帰り道、父のところに寄りましたら、水枕を2つも抱いていました。また、発熱したのです。2日ほど前から元気がないなと思っていましたが、声をかけてもニコニコの仕方が弱弱しく、ちょっと心配です。


2008年02月28日

「最後の」総括質疑

 総括質疑2日目。登壇した5人の議員のうち、終りの方の3人は今期限りでの引退表明をした市川文一、仲田紀夫、杉本敏宏の各氏でした。3人とも「最後の総括質疑」であることにふれ、「悔いの残らないように」質問にしたいとのべました。3人は支持政党も属している会派も違いますが、いずれも論客で個性派議員である点は共通しています。最後の定例会の場においても、議員としての仕事を全うしたいとする姿勢は学ばなければならないと思いました。

 杉本氏はわが議員団の団長です。新年度の一般会計予算、国保特別会計予算などで市民の願いを実現する立場から鋭い質問を展開しました。市財政危機打開の方向や国保会計の在り方などで、単純に市政の枠内だけで論ずることなく、国の制度改悪と関連付けながらの追及は見事でした。「財政が厳しい、厳しいというが最大の原因は地方交付税の削減だ。元に戻せという主張が弱いのではないか」「国保は所得割ゼロの加入者が多くなってきている。独立採算が原則というが加入者の実態を無視した議論だ。税を35%上げて安定的運営にといっても絵にかいたモチとなる。国に制度改善を申し入れるなど、しっかりものをいう必要がある」。18日の毎日新聞の「風知草」じゃないが、good job!

 今朝の新潟日報の投稿欄に吉川区の塚田洋子さんの「父と過ごす時間 大切にしたい」が載っていました。投稿者も、そこの文章に登場するお父さんも知っている人です。施設に入所せざるをえない父親の環境や自分のできることにたいする複雑な思いを率直に書いてあって引きつけられました。そして、入所している特養ホームを時々訪ね、父親と昔話などをする時間を大切にしたいとあります。私と花や写真のことを話す時の、洋子さんのやさしい目が頭に浮かびました。


2008年02月27日

予算議会初日

 いよいよ、予算議会のスタートです。きょうは市長の提案理由の説明と総括質疑でした。市にとっては第5次総合計画改定後の最初の予算議会という位置づけのようですが、自治基本条例が決まる議会だというのに、そのことが軽い扱いをされているような気がしてなりませんでした。昨年の予算議会では、「地域自治元年」という言葉を使っておられましたから、もっと上越市の自治について踏み込んだ言及があってもよかったと思います。

 総括質疑には9人が名乗りを上げていますが、きょうは4人が登壇しました。健全な財政運営ができるかどうか、一般会計からの繰り入れの在り方、債務負担行為など基本に触れた質疑は何回聞いても勉強になります。予算編成は第5次総合計画をふまえて行うことは当然のことです。ところが、財政フレームは意識したが、計画の重点戦略はあと回しだったのではないかという質問が出ていました。各部局ごとに上限を決めて編成するやり方をすると、こうなるのは目に見えていました。きょうの質疑が終わってから、党議員団控室には他会派の議員が何人もやってきて、「自治基本条例改正手続きについての市長の答弁はおかしい」「総合計画の重点戦略って何だったのか」など、きょうの質疑についての「総括」発言が続き、賑やかでした。

 病院に寄って家に帰ったのは午後8時近くでした。母が「体のためにいいから食べてみろ」と出してくれたのはアピオス(画像)という名の小さなイモです。甘く煮てあったせいか、食べやすく、美味しいものでした。イモも名前も初めて出合ったのですが、母が畑でこんなものまで作っているとは知りませんでした。このイモを食べたので、ちょっと崩し加減になっている体調が回復するかも知れません。


2008年02月26日

議会の準備

 きょうは3月議会の準備でした。その作業の中で気になることがあります。国民健康保険加入者の中で最近、若年層の人が増えてきているということです。ひと昔前までは、国保と言えば、自営業の人、高齢者の人の健康保険とみられていました。それが、自民党の構造改革、規制緩和政策の推進で若年層に非正規雇用が急速に増え、国保への加入につながってきているのです。子育て支援など様々な施策を考える時に、若者の中に不安定雇用が広がってきていることを頭に置かなければならなくなりました。


2008年02月25日

ソーシャルワーカーと相談

 きょうは、父の退院後の介護をどうするかで病院のソウシャルワーカーなどと相談しました。施設での介護をお願いしたいと思っていますが、簡単にことは進まないことがわかりました。特養ホームだけでなく、老健施設もなかなか入れません。また、入っても入所に伴う利用料がばかになりません。相部屋で月に14万円前後かかるそうです。昨日、友人から、「うちの場合は夫婦ふたりだったから20万円を超えた」という話を聞き、びっくりしてしまいました。

 父のところへは、市役所の行き帰りに2回行ってきました。帰りに病室を訪ねると、ゼリー状の食べ物が置いてありました。「じいちゃん、口から食べ物、食べたがか。いかったねぇ。うまかったかね」と聞くと大きくうなづきました。これで、少しでも口から食事をとれるようになればいいのですが……。きょうは、市役所でも介護に詳しい職員さんや議会関係者と介護問題について教えてもらいました。アドバイスをしてくださる方がいると、とても助かります。

 今朝の新聞で、「人手不足のためにショートスティの1ブロックをオープンできない」ところがあるという記事が目に留まりました。昨年の12月議会で、介護労働者の労働条件の悪さを指摘しましたが、人が集まらなくて施設運営できなくなってきているところもあるという現実は深刻です。市内にはいくつかの施設で人手不足が問題になってきているようなので、今後、調べて、打開の道を探っていきたいと思います。

 市政レポートNO1335、掲載しました。ご笑覧ください。


2008年02月24日

強風下で新聞配達

 午前の早い時間帯、源地区で「しんぶん赤旗」の配達と集金をしました。道路は凍結していて、その上に雪が軽く積もっている状態です。車の運転では、とても緊張しました。尾神岳のすぐそばまで行くと、時々、猛吹雪がやってきて、山全体がゴーッという音を出しています。こういう尾神岳は久しぶりにみました。

 配達、集金で読者の方の家を訪ねた時には父の容態を訊く人が多く、「最近、状態が安定してきて、まもなく退院するかも」と答えると、みんな喜んでくださいます。また、市議選の情報を教えてくださる方が何人もいて、「対立候補は必死で動いているから、頑張って負けないでくんないね」「おまんの、これまでの頑張りはみんな知っているすけ、無理をしないで、とにかく体を大事にして」などと激励してもらいました。ありがたいなと思います。

 ある読者の家で、手打ちのソバをご馳走になってきました。最近、手打ちソバを食べる機会がなかったこともあって、「どうして、こんなに美味いのか」と思いました。ソバは私の好物のひとつです。きょうは、このソバを食べたおかげで、気分は上々、元気に頑張ることができました。


2008年02月23日

退院の準備

 昨晩、病院に泊まった妻から連絡が入りました。担当の医師から、胃ろうの手術後の経過もよく、父の容態が安定してきているので、そろりと退院の準備をしてくださいと言われたというのです。熱は平熱、酸素の補給も必要なしとなってきている中で、近いうちに話があるだろうと思っていました。ただ、口から食べ物を食べさせる試験もやってみたいとの話も前にありましたので、それをやる場合はまだ時間がかかるかもしれません。いずれにせよ、週明けには病院のケースワーカーと相談したいと思っています。

 きょうは、朝のうちは冬晴れのいい天気だったのですが、午前11時頃から荒れ模様になりました。「しんぶん赤旗」の配達の際は、アノラックの内側に新聞を入れ、雨風で濡らさないようにしながら配りました。病院では窓ガラスに横殴りの雨が流れたそうです。その様子を見て、父は、「ばちゃ、お茶飲もうさ」と言ったとのことです。きょうは機嫌が良かったらしく、歌も何曲か歌ったといいます。たぶん、家にでもいると思ったのでしょう。この話を妻から聞いた時、もう一度、口から飲食物をとれるようにしてあげたいと思いました。


2008年02月22日

予算要望に対する回答書受け取り

 新年度予算要望書に対する市長の回答書を受け取りに市役所に出かけました。要望書は、日本共産党上越地区委員会が昨年12月に提出したものです。きょうは党市議団のメンバー全員が出席し、総務部長から回答書をもらい、その後、懇談しました。総務部長は、「いまできることを最大限盛り込んだつもりだ。市政にかかわる97項目の要望のうち、50項目についてほぼ要望通り実現していきたい。他の47項目についても早期実現は難しいが、ご要望の趣旨はわかるので検討してまいりたい」とのべました。これまで4回ほど予算要望書を提出してきましたが、要望項目全体で何項目応えたと説明があったのは初めてです。

 要望書を受け取ってすぐに家に戻りました。というのは、きょうから配布する市政レポートが未完成だったからです。約2時間かけて作成し、印刷に入ったのは午後1時でした。先週は印刷機の故障で、大潟区の南部堂まで行って印刷してきたのですが、きょうはスムーズに印刷できました。印刷機の調子がいいうちに、一般紙に折り込む分も印刷しておこうと、きょうは一気に2種類の印刷を済ませました。その後は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。市議選での支持と協力のお願いをしたり、世間話をしたりしながら暗くなるまで頑張りました。予定が終わってからのひと缶の発泡酒がうまかった。


2008年02月21日

議員団ニュースの印刷

 今週の朝の挨拶は原之町十文字付近です。信号機があるので、赤信号で停止する車のなかには窓を開けて声をかけてくださる方が何人もいます。中学時代の同級生は声掛けの常連、「風邪ひくな」「無理しんな」といつも心配してくれるので、この同級生の車が通るたびに心の中がポッと暖かくなります。きょうは、一度も見たこともなく、話したこともない女性ドライバー(年齢的には30代くらい)の方が、「私、応援しています」。うれしかったですね。

 朝、病院へ向かっていたところ、樋口議員より「議員団ニュース、印刷できない」と連絡が入り、地区委員会事務所へ急行しました。議員団ニュースは地区委員会事務所、上野公悦市議団事務局長の会社、私の事務所の3か所で印刷され、「しんぶん赤旗」に折り込まれますが、上野事務局長のところでの印刷は毎回順調です。私のところは、このところ印刷機の故障が続き、修理後印刷という事態が続いています。旧頸北地域以外の分の印刷は地区委員会事務所です。ここはいろんな人がパソコンや印刷機を使っていることから、ページ設定、印刷設定などをかまわないと印刷できなくなります。ですから、ここはパソコン操作の問題です。というわけで、旧頸北地域以外は2週連続で議員団ニュースが間に合わなくなってしまいました。

 きょうも市役所で勉強会でした。主に特別会計予算を中心に議論がはずみました。なかには賛否をめぐり、すぐには結論を出さずに党県委員会の自治体部と相談してみようかというものもありました。今定例会にはいくつもの重要な条例が提案されます。自治基本条例、子どもの権利条例などにどう対応するかについても、きょうは議論になりました。議員団会議でしっかり議論をして置くといい質問ができます。時間がほしいです、時間が。


2008年02月20日

ポスター試作品できる

 昨日に続いて議案について議員団で勉強会をしました。事前に議員に配布された市長の提案理由の説明を読み合わせ、何が問題かを出し合う。その中から総括質疑の項目を拾っていくのですが、きょうは途中で、党自治体局長の地方財政計画についての論文も読み、勉強しました。国が地方政治をどこへもっていこうとしているのか、その流れをつかんだだけで、市の予算について見えてくるものがあります。それにしても、これまで定着してきた各種補助金などをバッサバッサと切り落としたもんです。

 印刷屋さんから候補ポスターの試作品が出来たので見てほしいとの連絡が入りました。顔写真のバックの色を黄金色にしたものと私がデザインした色のものと2種類作成してありました。バックの色をどうするかで顔というより、人間のイメージがずいぶん違ってきます。すぐには結論を出さないで、試作品を借りてきて、議員仲間や家族にも見てもらい、意見を聴くことにしました。「家の中で見る場合と外で見る場合とで違うから、そこをよく考えて」「片方は落ち着いているが冷たく感じる。本人の性格がそのまま出た色を」などいくつかのアドバイスをもらいました。

 きょうは市役所の行き帰りに父を見舞いました。行きの午前、エレベーターで下りようとした時に長女とばったり会いました。長女は週に3回ほど紙オムツやパットなどを補充し、父を励ますために出かけてくれます。入院前も父が最も頼りにしていたのは長女でした。夕方、病院に寄ったところ、私のすぐ前に訪れた面会届が目に入りました。妻の面会届でした。きょうは家族で話し合うことなく見舞いに行ったので、父は、家族が次々とやってきて満足したことでしょう。妻は、父から笑顔で「お母さんかね」と言われたそうです。


2008年02月19日

選挙プラス予算議会

 市の新年度予算案が発表されました。第5次総合計画が改定されて初年度の予算です。予算審議にあたっては、町議時代から、最上位計画である総合計画がどう反映されたか、実施計画はどうなっているかを常に頭に置きながらのぞんだものですが、こまごました計画づくりが上手な割には理解に苦しむ編成をするもんだと思いました。実施計画が示されなかったからです。発表された予算の中には、木造住宅耐震設計支援事業をスタートさせるなどいくつか評価できるものがあります。その一方で、ごみ有料化、学校給食民間委託拡大(準備)など問題点が目白押しです。

 議会は27日が初日です。議員としては、議案の分析などいろいろと準備があり、きょうから事実上のスタートです。市議になってから、予算議会は4回目。約1か月の長丁場でいつも疲れるのですが、今回は4月の市議選を前にした議会でもあります。すでに私の選挙区は終盤戦に近い激しい戦いとなっています。「選挙プラス予算議会」という初めて経験する超多忙な期間を迎えることになりますが、これを乗り切ってこそ勝利が見えてきます。きょうは他党派の2人の議員から、「おまんのところはたいへんだね。必ず戻ってきてくんない」「おれも応援に行きたい」と声をかけてもらいました。がんばらなければ。


2008年02月18日

中越沖地震対応からの課題整理

 きょうは市議会厚生常任委員会でした。このなかで、中越沖地震対応で明らかになった課題の整理と地域防災計画見直しにあたって何を反映させるべきかについて、防災局の提案と質疑が行われました。地震発生後の対応は私も現場で見てきましたが、総合事務所の手が足りなくなったり、原子力災害の不安が高まるなどいくつもの課題が浮き彫りになりました。そのいくつかは一般質問や常任委員会でとりあげてきたところです。
 
 今回の課題整理では、災害対策本部の体制の強化、市民への情報伝達体制の確立、災害弱者に対する配慮、原子力災害対策の充実、指定避難所の見直しなど大きく分けてまとめて報告されました。全体としてはよく整理してあるという印象を持ちました。私をはじめ何人かの議員が強く指摘した本庁と区の間の職員応援体制、原子力災害や事故への対応を「一般災害対策編」の中に入れることなども書かれていたのでホッとしました。

 ただ疑問や問題点がなかったわけではありません。現地対策本部(区総合事務所内設置)の活動を支援するために「総合事務所長を補佐する要員」を派遣するとありましたが、各区には次長がいるなかで現実問題として必要なのか疑問を感じました。また、文教経済常任委員会などで問題にした、避難所の指定を受けている学校での自家発電施設、浄水施設などの整備の極端な遅れについては全く記述がありませんでした。これらは3月議会でとりあげていきたいと思います。


2008年02月17日

雪が降り続けて

 昨日からの雪は暖かかった今冬の中では厳しいものとなりました。とくに、きょうは一日中、降り続けていて、早く寒気がぬけてほしいと思いました。道路除雪にたいする苦情や要望は今冬は少なかったのですが、降雪が続く中で連続して寄せられています。きょうは、「きのうの夕方、県道が除雪してあったのでホッとして家に向かったが、市道に入った途端、除雪がしてなくてびっくりした。20センチ近くもあったのに、こんなことがあっていいのか」山間部に住む会社員の方に厳しい言葉で言われました。これらは明日、総合事務所に伝えておきたいと思います。

 夕方、病院へ向かい、妻とともに父を見舞いました。微熱が出ていて、少し元気がないなと思いましたが、「どうだね、具合は。大丈夫かなね」と言うと微笑みながらうなづいてくれました。病院からの帰り道、このところ、ずっとお世話になっている「門前の湯」に入ってきました。病院に近く、温泉の質もとてもいいので気に入っています。きょうはサウナにも入ってゆっくりしてきましたら、1週間の疲れがドッと出て、家への帰り道は睡魔との闘いとなりました。


2008年02月16日

支えあいの地域づくり

 「ふるさと」という言葉が懐かしさを伴って心に響くのは、そこが自分の生まれ育った場所であるからです。でも、それだけではありません。自分の記憶の中に忘れられない支えあいの体験があり、それが気持ちをやさしくしてくれることも大きいと思うのです。私の場合、「もらい風呂」がそのひとつでした。水や燃料を節約するために、近所の人が風呂を沸かした時は入らさせてもらったのです。私が子どもだった頃、こういう「支えあい」はたくさんありました。

 こうした「支えあい」がいつの間にか忘れられ、何十年も経ちました。その復活の取り組みがいま注目されています。きょう、吉川区のコミュニティプラザで聞いた新潟市の河田珪子さんの講演は、高齢化が一段と進むこれからの時代、どう生きていくかを考える上でとても勉強になりました。体が思うように動かなくなった時、買い物に行けない、役所にも行けない、自分の家の新聞すら取りに出られない。「何なにができない」ことが当たり前になっていくなかで、誰かの助けが必要になってくる。その時、隣近所の人に手を貸してと頼める関係ができているかどうか。これが地域でずっと暮らせるようにするために大事だというのです。

 講演の中で認知症の要介護者をかかえる家族の苦労が何度も語られました。家族がみんなクタクタになって介護している。隣近所の人に手を貸してと頼める関係をつくるためには日頃が大事。まず「あいさつ」をしよう。隣近所でありがたかったことを出し合ってみよう。パンツをはかせるのに手助けがいる時に、頼めるようになればしめたもの。在宅介護をやっていくには、介護保険などによる公的な支援だけでなく、「支えあいの地域づくり」も欠かせないことを浮き彫りにしたいいお話でした。

 きょうは雪がたくさん降りました。と言っても20センチくらいですが、今年の降り方の中では多い方です。夕方には小型除雪機を出動させました。この冬、2回目です。市政レポート1334号と「春よ来い」第93回、「プレゼント」を掲載しました。ご笑覧ください。


2008年02月15日

半日がかりで市政レポート作成

 寝不足から原稿書きが進まず、昼過ぎまでかかって市政レポートを作成しました。中心は国保税値上げ問題です。来年の「トキめき国体」についても、吉川区に関する部分だけでもふれたい。そして、できれば、きのうから、書きたいことがグツグツと動き始めている「春よ来い」も書きたい。こうして、欲張ったものですから、半日仕事になってしまいました。外は久々に本格的な雪。きょう、明日と、雪の中で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしなければなりません。きょうは貴重な情報提供がありました。明日はどんな情報が寄せられるか。


2008年02月14日

ポスター作成の打ち合わせ

 昨日に続いて、きょうも寒かったですね。道路が凍って滑りやすく、交通量の少ないところや日当たりの悪い路線はなかなか解けませんでした。2日続きで凍ったこともあって、朝早く、「○○の道路を歩いてみてください。保育所のマイクロバスは大丈夫でしょうか」とのショートメールをもらいました。確かに、現地はツルツル、危ない道になっていると感じました。

 きょうは印刷屋さんとポスター作成についての打ち合わせでした。写真屋さんからいただいた写真をもとに、どういうイメージのポスターにするか、色の配置などについてのこちら側の案を説明し、話し合った結果、季節の色というよりも公営ポスター掲示板の色を考慮して試作していただくことになりました。私の希望を入れてもらい、専門家の意見も入って、とてもいい雰囲気のものが出来そうです。来週の前半には出来上がることと思います。

 午後、写真屋さんから連絡があり、電子データを持って再び印刷屋さんへ。このお陰で、父が入院している病院へはきょう、3回足を運びました。何回も会いに行ったのは、きょうが父の誕生日であるからです(画像)。昨年、「おれ、80歳になった」と繰り返し言い、笑っていた父が81歳になりました。夕方には妻もかけつけ、父に誕生日のプレゼントをしてくれました。プレゼントといっても、「あいうえお…」のひらがなを書いた一枚の紙です。会話がよくできないので、指で文字を指してもらい、いいたいことを教えてもらおうというのがねらいです。うまくいけばいいのですが……。


2008年02月13日

寒さ強烈

 きびしい寒さでした。ストーブをつけてもなかなか部屋の温度が15度を上回らず、上着の上にジャンパーをもう一枚羽織って仕事をしました。市役所への道もほとんどがアイスバーン状態で、総務常任委員会開会時間にはギリギリでした。委員会では、来年、新潟県内で開催される国体の準備状況、情報基盤整備の進捗状況、電子市役所推進計画などがテーマでした。上越市内で行われる国体の各種競技の日程が決まり始めています。新体操、ハンドボール、ソフトテニス、ソフトボール、ビーチバレーの日程は確定しました。尾神岳で開催されるパラ・ハングライダーは10月3日、4日の予定です。

 委員会開催中に病院から電話があり、父の病室が再び個室になりました。個室になったのは病気が悪化したからではありません。こちら側の希望と新たな入院患者を迎える病院側の都合によるものです。今度の病室は6階です。5階よりも何メートル高くなったのかわかりませんが、これまでも病室から見えた謙信大橋は見下ろす感じになりました。市役所の私の議員控室もよく見えます。4人部屋から1人になって、何か様子がおかしいと思ったのか、きょうの父は、昨日に比べて元気がありませんでした。


2008年02月12日

家に帰りたい

 午前はKさんの葬儀でした。喪主を務めた息子さんがお礼の挨拶でのべた、「父は50年間酒造りに励んできました。一級酒造技能士として頑張ってきた父は私の誇りです」という言葉に涙が出ました。
 
 その後、たまった生活相談を解決するため、市役所等へ行きました。市役所への行き帰りの途中、父を見舞いました。髭が伸びていたので電気カミソリで剃ってやると、目を閉じて、剃りやすいように顎を伸ばしてくれます。父の言葉は入院後ほとんど聞き取れないできましたが、きょうは、はっきりと分かる言葉で、「家に帰りたい」と言いました。「わかったよ。それじゃ、早く病気を治そうね」と私から声をかけたところ、うなずきました。きょうは比較的、具合がよかったのかもしれません。

 吉川に戻ったら、先日、写真屋さんで撮ってもらったのが出来上がってきていました。やはりプロは上手です。いい写真(画像)になりました。前回の写真よりも頭がうすくなって、顔は大島区の従兄にずいぶん似てきました。


2008年02月11日

 念仏者9条の会ポスター

 昨日、きょうとビラ配布の活動をしました。単純な活動のように思えるかもしれませんが、毎回、さまざまな出合いがあって、それがこの活動を継続させるエネルギーとなります。昨日はあるお寺の玄関に入った途端、一枚のポスターが目に入ってきました。浄土真宗本願寺派の「念仏者9条の会」の憲法9条の改悪に反対するポスターです。初めて出合ったポスターで、しかも、自分の住んでいる地域に貼ってあったことから、とても感動しました。9条の会は全国で6千700を超えている(昨年10月段階)そうですが、平和を守る力は確実に広がっているんですね。昨日の「しんぶん赤旗」によると、真宗大谷派でも9条の会が設立されたとのこと、近いうちに、この会のポスターとも出合えることでしょう。


2008年02月10日

Kさん亡くなる

 朝、新聞を読んでびっくりしました。いつもお世話になっているKさんが出稼ぎ中に事故で亡くなったという記事が掲載されていたからです。私が20数年前に尾神岳のふもとから現在の代石にやってくることが決まったのは、福井県のある造り酒屋さんでした。そこに地権者の方が出稼ぎに行っておられ、話し合いの結果、現住所への移転が確定したのでした。そこの杜氏をしていたのがKさんでした。事故はその酒屋さんで起きたのです。Kさんはすでに80を超えておられますが、「吟醸酒を造るときには応援を頼まれるんだわ」と、先日会った時、笑顔で話してくださったのが最後となりました。夏場、Kさんは、軽トラに乗って毎日のようにわが家の牛舎脇の畑にやってきました。私の姿が見えると必ず声をかけてくださり、よく政治談議をしたものです。今朝、訪ねると、Kさんは夜中の1時頃に自宅に到着したということでした。永遠の眠りについたKさんの顔はおだやかでした。全国鑑評会で金賞を受賞した夢を見ておられるのかもしれません。惜しい人を亡くしました。


2008年02月09日

子どもが通らないと…

 きょうは第2土曜日です。朝立ちしていても、通る車の台数は平日の4分の1くらいでしょうか。そのなかには安塚のキューピットバレーへ行く車も10台くらいは入っていますから、ほんとうに少ない。朝立ちを始めてからまもなく1か月になりますが、集団登校する子どもたちと会い、挨拶を交わすのが楽しみです。子どもたちの数は少ないものですから、顔もほぼ覚えました。たまに、忘れものをして家に戻る子どもがいたり、休む子どもがいると心配になります。きょうは、通学の子どもたちもゼロ、ちょっぴりさみしかったですね。

 日中は「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。国保税の値上げ中止を求める署名は第1次分を昨日提出していますが、その後も、署名が寄せられています。新聞配達の際に、署名を手渡してくださる方も何人かおられました。昨日ときょうの分をたすと、署名は吉川区内の有権者の2割を超えたのではないかと思います。配達時に、「がんばってくんないや」と声をかけられることが多くなってきました。「おまんのビラは字をもっと少なくした方がいいよ。相手陣営のように、短いコメントをたくさん載せたらどうだね」などという人もいました。


2008年02月08日

ポスター写真

 写真屋さんでの選挙ポスターのための写真撮りをようやく終えました。ひと月ほど前にお願いしていたのですが、父の入院などで先延ばしになり、ここまできてしまったのです。3年前の市議増員選挙の時に着ていたスーツは、体重が増したおかげで着れず、黒系統のスーツを着用。ネクタイは最近、一番気に入っているものをつけました。30枚ほど撮った写真を見ながら改めて思ったのは、この手の写真は顔の向き、目の方向、あごの引き具合、リラックスしているかどうかで全部違うということでした。私が選んだ一枚は、体が少し右向き、目に優しさがあるものです。

 写真が出来上がってきたら、次は印刷屋さんのところです。これもすでにお願いしてあるのですが、前回は冬の選挙、今度は春の選挙です。スーツの色も違うし、バックの色も考えなければなりません。名前やキャッチフレーズの位置もある。そんなこと印刷の専門家にまかせればいいじゃない、そう思われるでしょうが、私の場合、まず自分なりのイメージでレイアウトを作ってから担当者と話し合うようにしています。ポスターの出来上がりまで、少なくともあと10日はかかるでしょうね。

 きょうは国保税値上げ反対署名の第1次集計分の提出日でした。国保をよくする会では2月末までに1万人の署名を集めようと頑張っていますが、いまのところ、その半分まで到達しています。市長応接室での署名の提出と交渉には、会の関口荘六代表など7人が参加しました。すでに国保運営協議会に諮問する内容がほぼ確定していたのかも知れません。応対した村山副市長の口ぶりからすると、新年度の税率改定にあたって、激変緩和措置として一般会計からの法定外繰り入れをある程度は入れることがわかったものの、運動を強めないといけないなと感じました。

 午後からの国保運営協議会では、税率・税額改正の考え方が市当局から諮問されました。新年度から創設される後期高齢者医療制度によって、同制度がスタートしてからの医療費の推移の見極めが難しので、2009年度(平成21年度)にも再度見直しをする。応能割と応益割は52.75:47.25とする。注目された税率・税額改正による激変緩和措置ですが、2008年度(平成20年度)に6億2000万円、2009年度に4億3000万円を一般会計から繰り入れることが示されました。これでいくと、2008年度は、医療給付費分と後期高齢者支援金等分を合計して、一人あたりの調定額(年額)は77,854円となります。国保をよくする会の運動や世論がある程度反映したとはいうものの、本年度に比べて10,546円(15.7%増)はきつい。しかも2009年度はさらに8000円近い値上げが予定されているのです。たいへんです。


2008年02月07日

父の手術無事終了

 誤嚥性肺炎で入院している父は口からの食事はまったくダメ、鼻から栄養剤を入れてもらっています。入院後、2週間位経った時点で担当医から、胃に穴を開けてそこから栄養剤を注入する手術をすすめられました。家族で話し合った結果、この手術をお願いすることにしたのですが、その後、熱が37℃台から38℃に上がる事態が何度も繰り返され、先延ばしになっていました。

 数日前、担当医から7日の午後、手術を行う予定との連絡がありました。きょうはその手術が予定通り行われました。父のベッドの脇には白い紙に「9日、胃ろう造設」と書いてありました。3時半過ぎに手術室(検査室?)に入った父は、30分ほどで出てきました。麻酔が効いたのか、もうろうとした状態が続いています。手術をしたお医者さんから、どうであったかの説明を受けてきました。胃ろうが安定するまで1週間ほどかかるようです。

 地元紙、上越タイムスが10日ほど前から、4月の市議選に出馬予定者のインタビュー記事を掲載し始めています。5日には定数1の吉川区で私と議席を争うN氏が登場、今朝の新聞では、私のものが掲載されました。これまで掲載された6人はいずれも新人でしたので、現職としては私が最初です。1時間ほどの取材でずいぶんたくさんしゃべったように思いましたが、「議員30年、暮らし第一」というタイトルで私という人間や政策の一端をコンパクトにまとめてあり、さすがはプロだと思いました。


2008年02月06日

オオイヌノフグリ開花

 まさかと思いました。田んぼのそばで尾神岳の写真を撮った後で、畦を見たら、紫色の花が目に入ってきたからです。花は明らかにオオイヌノフグリ(画像)でした。まだ2月6日です。いくら暖冬少雪とはいえ、これから雪が降ることもあるはずなのに、小さな花を咲かせている。信じられませんでしたが、ものすごくうれしかったですね。夢中で何枚もの写真を撮りました。

 きょうは3月末を思わせるような天気でした。青い空があまりにもきれいなので、少ない雪の中を歩き回ってみました。牛舎の脇にはウサギの足跡、タヌキの足跡がたくさんありました。青空へ向かってすっと伸びているわが家の榛の木(画像)、下から見上げたところ、枝の先っぽにたくさんの実がついているのを発見しました。実がまだついているのも驚きでした。冬になれば、さっさと落ちるものと思っていたからです。

 トップページの尾神岳の写真、きょう撮影したものと入れ替えました。


2008年02月05日

農業機械も環境保全型に

 準備不足なのに議案の説明を聞いた途端にひらめいてくることもあるんですね。きょうの文教経済委員会、原油高騰にともなう省エネ型農業機械導入支援事業についての質疑の場面がそうでした。原油が高騰している。農業機械も省エネルギー型の農業機械等の普及を緊急的に促進することが必要だとして、高速作業が可能な機構又はディーゼル機関等の省エネルギー機構を有する田植機などを導入する場合、一定の補助を出すというのです。これはいいことですが、考えてみれば、上越市は、環境保全型農業で上越米のブランド化を図るという方針を打ち出しています。農薬や化学肥料を減らす「3割減減」、「5割減減」の取り組みは当然ですが、農業機械も環境保全を意識した取り組みが必要です。「省エネ型農業機械はどれだけ普及していますか」との私の質問に、「そういう切り口からの調査はしてございません」という答えが返ってきました。3月議会では、環境保全型農業について、掘り下げた質問を展開したいと思います。

 きょうは臨時議会でした。全国から注目されている上越市の地域自治区と地域協議会ですが、これまで合併特例法に基づいて設置されていた地域自治区は、きょうの議案で、地方自治法に基づく制度として設置されることになりました。設置はとりあえず13区(編入された旧町村)だけですが、合併前の上越市の区域についても、「速やかに検討を加え、必要な改正を行う」としています。速やかに設置できるかどうかは関係市民に地域自治区の必要性がわかってもらえるかどうかにかかっています。地域協議会委員の選任に関する条例改正も行われ、選任投票が終わってから委員が違反投票運動が明らかになった場合なども解任できる条項が盛り込まれました。

 それにしても情けないのは道路特定財源問題です。今議会では、「地方の道路と道路特定財源に関する意見書」提出をを賛成多数で決めました。国会での攻防の激しさは市議会にも影響を与えていて、政府与党提出の、現行税率維持、道路特定財源確保の法案に反対しているはずの民主党所属などの議員まで賛成に回りました。今朝の朝日新聞では、世論調査結果で暫定税率廃止賛成が6割にもなっているのに、地方議員は、「今回の法案が通らないと身近な道路は建設できない」という根拠のないおどしに負けているのは残念ですね。道路特定財源意見書に反対は、日本共産党議員団と市民クラブの3議員(合計6人)だけでした。


2008年02月04日

牛飼い時代からの習慣

 牛を飼っていた頃からの習慣というのはなかなか変わらない。朝早く目が覚めるのもそのひとつです。そのお陰で、朝仕事がけっこうできるからありがたいものです。特に原稿書きなどは、この時間帯が一番よく書けるような気がします。今朝も昨日書いた市政レポートやこのHPに掲載したものを読みなおし、納得のいかないところを何か所も直しました。同じ人間なのに、夜書いた文章と朝書いた文章ではずいぶん違うし、朝に書いたものの方がすっきりしたものになるように思います。きょうは、「春よ来い」の「花になる」の最後の1行を朝一番のひらめきで変えました。

 いまひとつ、なかなか変わらない習慣は、目が覚めた時に、その日の一日の行動の段取りをすることです。まず、その日にやるべきことを頭に浮かべる。その一つひとつをどういうふうにしてやっていくかシュミレーションする。それから動き始めるのです。以前はこの段取りをする時に、天気予報を見て、牛乳入りコーヒーを飲みながらやったものですが、最近は、パソコンの前で数分間、これをやっています。きょうは、「しんぶん赤旗」読者、郵便局、農協、病院、市役所とまわってイメージした通りのことができました。こういう時は気分が良く、一杯飲みたくなりますが、きょうは休肝日でした。


2008年02月03日

きょうは節分

 きょうは節分、いろんなところでこの日を意識した取り組みがされているのにはびっくりでした。まず病院、父の病室のロッカーに小さな紙が貼ってありました。なんだろうと見ると、「病気は外、元気は内、早いご回復をお祈りしています。栄養科」とあります。そしてその紙には鬼の絵も描かれていました。こういう取り組みは保育園や学校だけかと思ったら、こういうところでもやるんですね。

 街頭宣伝でも節分を味わいました。きょうは寒くて、雪がちらついていましたので、出てくる人はほとんどなかったのですが、あるご夫婦が宣伝カーを止めて、紙に包んだものを手渡してくださいました。中身は巻き寿司です。私の子ども時代には節分に巻き寿司を食べる風習はなかったのですが、最近、じわりと浸透してきているようです。いただいた巻き寿司の中身は豪華でした。ニンジン、しいたけ、かに、それに私の大好きなイクラも入っていました。うまかったですよ。

 市政レポート1332号、「春よ来い」の第92回「花になる」を掲載しました。ご笑覧ください。


2008年02月02日

父は車いすに乗って

 「しんぶん赤旗」日刊紙配達、朝立ち、市政レポート作成、印刷、日米共同訓練反対集会、病院、「しんぶん赤旗」日曜版配達、柏崎へ。これがきょう1日の行動でした。これだけ日程が混んでくると、ちょっとしたハプニングが予定を狂わせます。きょうは、印刷段階で狂いが生じました。「ドラムに原紙が残っています。取り除いてください」の表示が消えず、印刷できない状態に苦しみ、専門業者の方から休日にも関わらず来てもらいました。Sさんのおかげで、狂いは30分で済みました。

 病院へ行ったところ、病室に父の姿が見えなかったため、何があったかと心配しました。談話室などをさがしてから、ナースセンターの方を見ると、車イスに乗せてもらっている父がいました。病室と同じ階の廊下を車イスを押しながらゆっくり動きました。東西南北すべて眺望できるので、入院して初めて、外の景色をみせてやることができました。尾神岳が見えるところでは、「あれが尾神岳だよ。その隣は兜巾山。分かるかね」と言うと、うなづきました。私の気のせいか、父の目が輝いたようにみえました。ふるさとの山が見えてうれしかったのでしょう。

 夕方からは柏崎です。父の入院で年末年始の挨拶にも行かず、義父の病状も気になっていました。妻と一緒に、ほんとに久しぶりに出かけてきました。思っていた以上に、義父の体調は良好のようで、安心しました。妻は久しぶりの実家で、おしゃべりを楽しんだようです。私は、炬燵で横にならせてもらい、眠ってきました。帰ったら、午後11時を回っていました。


2008年02月01日

休みます

 パソコンに向かうといつも眠たくなる状態が続いています。先週の市政レポートの時もそうでしたが、今号でも一行書くのにどれだけ時間がかかったことか。というわけで、きょうは休みます。


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