9月議会でごみ有料化を決めた後、市役所では、市内にある820からの町内会を対象に説明会を開催しています。今晩は、私が住んでいる町内会での説明会でした。会場である町内会の公民館に行き、まずびっくりしたのは、参加者のほとんどが女性だったことです。数を調べてみたら、参加者の75%にもなっていました。「おや、きょうは女衆ばっかりだね」と言うと、「ごみ出すのは女だねかね」という声が返ってきました。ごみの分別、集積場へのごみ出し、女性がそれを担当しているケースが多いことを改めて確認しました。
説明会には区総合事務所の市民生活グループの2人の職員が来て、ひとりは説明役、ひとりは書記の仕事をしていました。説明はわかりやすく、声がいいこともあって、参加者の中にはうなづきながら聞いている人も何人かいました。参加者が関心がぐんと高まったのは、2月から販売される新しいごみ袋が会場に回されてから。材質はバイオマスポリエチレン、古米などを原料にした植物性のものです。来年の4月から有料化の対象となる「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「生ごみ」の袋はそれぞれ赤、青、緑の文字で書かれ、どの袋かすぐわかるようにするそうです。「市内には外国の方が多いですから、6ヶ国語で書きます」との説明には何故かドッと笑いが起きました。「これまで有料化していた11の区の中で3つの区で下がり、8つの区でごみ袋代が上がります。吉川区は大きい袋の場合、3倍になります」との説明のときは、シーンとしましたね。
説明が終わってからの質問時間、私の議会報告会よりも活発でした。女性の皆さん方が次々と質問を繰り出す光景は初めて見ました。しかも質問は具体的で、短い。「紙おむつのごみを出すとき、減免対象となるのはどういう人たちですか。そして申請はどうなりますか」「燃やせないごみで、30キロ以上のものは出せないのですか」「市が助成しているコンポストは町時代に一度助成してもらったことがあるけど、前に助成してもらっていても申請していいですか」「陶器の割れたものは、これまでダンボールに入れて出していたが、同じやり方で出せますか」。すごいなと思いました。
市議会は厚生常任委員会でした。午前中は傍聴し、午後からは、他会派との打ち合わせ、生活相談などで5時過ぎまでかかりました。