読書は乗り物の中で
このところ、家では落ち着いて本を読む時間がありません。最近、読んだ本は何だったろうと振り返ってみると、列車の中か高速バスなど車の中で読んだものばかりであることに気付きました。
きょうも新潟市の弁護士事務所へ出かけてきましたが、乗用車に乗せていただいたおかげで一冊の本を読むことができました。岩波ブックレットの『住民投票Q&A』です。5年前に買っておいたもので、入門篇と実践篇、それぞれ分かりやすくまとめてあります。市町村合併がこれからどう展開するか、どう対応していったいいか、この本を読みながらイメージをふくらませることができました。
車に一緒に乗っていた人に、「橋爪さんは船酔いしないでしょ。車の中で本を読めるくらいだから」と言われました。でも昔、佐渡へ渡った時は船酔いでたいへんだった記憶が残っています。ひょっとしたら、ここ数年の間に、神様が「車の中でも本を読める能力」を授けてくださったのかもしれません。
明日は軽トラを運転して長野県須坂市まで行く予定です。テープもCDも聴けない、聴けるのはラジオのみというわが愛車です。自分で運転しながら、楽しく有意義に時間を使う方法はないものか。