まちづくり基本条例で視察受け入れ第1号
よく考えてみたら、今年は牛舎の中の大きな扇風機をフル回転させたのは、まだ2回ぐらいしかありません。いつもの夏だったら、3台の扇風機を昼も夜もぶんぶんとまわしているのですが、今年は1台まわしているだけです。やはり、冷夏なんでしょうね。
さて、きょうは、午後から町役場でお客さんをお迎えしました。北海道は登別市から市議会総務常任委員会の一行8人の皆さんが、当町のまちづくり基本条例について視察研修したいということでこられたのです。3月にこの条例を制定して以来、全国のいろんなところから問い合わせや資料請求が相次いでいますが、実際に吉川町にまで足を運んでくださったのは、登別市議会の皆さんが初めてです。
私の方から吉川町まちづくり基本条例の特徴、制定の経過などについて約20分ほど説明し、意見交換させていただきました。登別市議会の皆さんは、当町の条例が議員提案で上程されたことをご存じなかったようで、議会で取り組んだワークショップや町民の皆さんとの地域懇談会の内容に興味を示されました。
「男女共同参画が入っていないまちづくり基本条例は時代遅れだ、とある女性に指摘され、まちづくり基本原則を見直した」との私の報告には、女性の議員、事務局書記の方がうなづいておられました。また、「外部に出しても恥ずかしくないようなものに整理すべきだ、との町民の声もあった」と私が言ったら、全員爆笑。
視察を受け入れた場合、ありがたいのは、こちらの議会では気付かなかったことを指摘してもらったり、なかなか解決できないでいる問題のヒントをもらったりすることが多いことです。今回も、子どもたちにこの条例をどう知ってもらうか思案しているところですと言ったら、「子どもたちにも加わってもらって条例の中身を知らせる文章を考えたらいかがでしょう」という提案をしていただきました。