まいったなぁ。また、印刷機トラブルです。朝、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達から戻り、議員団ニュースなどの印刷をやろうと思ったら、トラブル表示が出てしまいました。何度か復旧を試みたのですが、だめでした。これで、市役所への出発はいつもよりも1時間半も遅れ、役所で予定していた一般質問の組み立ての再検討はできずじまい。リズムがくるってしまいました。
今回の一般質問は、市長の率直な思いをききたいものだとして通告したものがいくつもあります。総選挙結果や8年間の市政運営などがそう。事前のヒアリングでも「ちゃんと市長の生の声を聞いて答弁原稿書いてよ」と注文しておいたのですが、「総選挙は、現下の厳しい社会経済情勢の中で、景気や雇用をはじめ社会保障など、様々な分野において国民の不安や不満が一気に高まり、政権交代を望む民意が表れたものと認識しております」といった調子で、いつもの通りの答弁でした。でも、これが精いっぱいなのかもしれませんね、木浦市長としては。
市長のこれまでの市政運営についての質問では、合併後の市政を検証し、今後の課題を浮き彫りにしたいと思っていました。ところが、こちらで噛み合った質問の展開ができず、事前に用意した新潟経済社会リサーチセンターのアンケート調査結果などの資料はひとつも使わないで終わってしまいました。日頃から、「質問は具体的に、コンパクトに」ということを心掛けてきたつもりですが、これでは実りのある質問とはなりません。
それでも、きょうの質問でいくつかの収穫がありました。そのひとつ、県立吉川高等特別支援学校(仮称)の創立についての質問で市長は、「新たな進学の機会が確保されることは大変喜ばしい」として、「市としても保護者の皆さんのご意見も踏まえながら、県に働きかけるなど、障害のある子どもたちへの支援体制の拡充に向けて、出来得る限りの対応を図りたい」と答えてくれました。よかったです。